Mac OS X10.3にはX11が統合

6月 24th, 2003
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一昨日、X11のローカライズを進めてほしいと書いたら、Mac OS X10.3にはX11が最初から搭載されているらしい。これは楽しみだ。そのほかにも、ユーザーインターフェイスのExposéとか、アップルはOSの新機能を宣伝するのがうまい(実際にはトホホなこともあるけど)。
PowerMac G5にもそそられるけど、以前はUSB2.0のサポートはしないって言っていたような。

今度はWindows Mobile

6月 23rd, 2003
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Palmsized PC、Pocket PCと来て(途中ほかにもなんかあったような)、今度はWindows Mobileですか。MSのPDA用プラットフォームの名前がまた変わるそうだが、MSは本当にこういうブランド名に固執しない。それで製品やコンセプトがわかりやすくなるならいいと思うのだけど、Windows Mobileというと、もろにノートパソコンと誤解されそうな気がする。また、どれがOSの名前で、どれが何なのかどうにもわかりにくい。.NETにしてもActiveXにしても、発表時からもっとわかりやすく説明してほしいものだ。

MSNBOTがうちにやってきた?

6月 23rd, 2003
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Internet Watchによれば、米Microsoftがサーチエンジンを開発中とのこと。Google対抗を狙っているらしいが、本当に開発がうまくいけば、えらいことになりそう。ただ、TeomaAlltheWebといったGoogle対抗馬もまだまだGoogleの牙城を脅かすには至っていないようだし、MSにとってはかなり厳しい戦いになるのではないかという気がする(そういえばTeomaでもAlltheWebでもbinWordでこのblogがヒットしないなあ)。
あと、ログがすでに消去されているため私の記憶違いかもしれないのだが、数日前のアクセスログに「MSNBOT」がアクセスしたという記録が残っていたような……。こんな開設したばかりのblogにもMSNBOTが来ているとすると、blogをかなり重点的にサーチしたりしているのかも?

Mac OS X向けUNIXディストリビューション

6月 22nd, 2003
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Mac OS XはUNIXベースのOS(というとまずいのかな?(米アップル、「UNIX」の名称使用を巡りOpen Groupと係争中))で、既存のUNIX用アプリケーションを比較的移植しやすいといわれている。ディストリビューションもいくつかあるが、今まではそれぞれが独立してプロジェクトを進めていた。今回、Fink、Gentoo、DarwinPortsの3ディストリビューションが協調して行動するようになったらしい。かなり喜ばしいニュースなのではないかと思う。
それにしても、Mac OS XのUNIX環境は(私にとって)なかなか手強い。特に文字コードの問題が厄介だ。複数の文字コードに対応できるターミナルプログラムやシェルは発表されているけど、ファイルシステムはUTF-8、日本語既存文書の多くはShiftJIS、既存のUNIXアプリではEUCだから、ユーザー側で常にどの文字コードにするかを意識していないといけない。X11 for Mac OS Xも使ってみたいのだけど、日本語の扱いやら、フォントやら、設定ファイルをがりがり書き直さんといかん、てなことを聞くとびびってしまい、まだ手を出せずにいる。アップルの日本法人もUNIX環境のローカライズをもっと積極的に進めてくれないものか。

Palmのアウトラインプロセッサ

6月 21st, 2003
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アウトラインプロセッサは、文章を章・節といった階層で管理できるソフトウェアである。長文や企画書を書く際、全体を見通しながら見出しを入れ替えたりして構成を練り上げていける。ToDo管理としても便利だ。
私の場合、記事を書く時にはWZ EDITORのアウトライン機能を使うが、企画書を作る時にはPalm上で動作するアウトラインプロセッサを使うことが多い。Palm用のアプリなら出先で思い付いたアイデアも即座にメモれるから。以前は、AportisというメーカーのBrainForestというソフトがお気に入りだった。これにはWindows版も用意されていて、PCとPalmのデータを同期でき、動作も軽快で使いやすかった。しかし、バージョンアップがいつしか止まり、Aportisもなくなってしまった。bonsai.png代わりに使い始めたのが、Natara SoftwareのBonsai Outlinerだ(Bonsaiは日本語の盆栽から来ているようだ。ツリー構造を扱うからか?)。これもWindows版が用意されている。というか、PCと連携できないアウトラインプロセッサには興味がなかったりする。通常のアウトラインと、ToDo(チェックボックス付き)、Task(進捗状況表示付き)を混在できるし、ソート機能も強力。Windows用アプリではデータのエクスポートができるのだが、この書式もユーザーが自由に設定できる。HTMLやXMLとして出力するのも自在だし、WZ EDITORのアウトライン形式にだってできるのだ。
ただし、1つ難点があって、Palm上でデータを入力する際、複数行に渡る日本語を入力しようとすると、変換する前に確定されてしまう。Detailダイアログを開いて入力すれば回避できるが、一手間余計にかかるのが残念。Natara Softwareは、ユーザーからのリクエストをまめに反映するのがウリで、私もこの症状を報告しておいたから将来のバージョンでは改善されると思いたい。
そんなところに、BrainForest復活の知らせが。

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モビルスーツの一覧

6月 20th, 2003
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ご立派人生でPalmのJFile用モビルスーツ一覧の新版が公開されました。

現在、デジタルガンダムの第2弾「ザクII」編を制作しているのですが、とても役立っています。仕事で活用している奴がいるとは作者も思っていないでしょうが。

それは傍線……なのか?

6月 20th, 2003
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あるQ&Aコーナーを担当している。「Wordで傍線(あるいは下線)と文字の間の距離を変えたい」という質問があったので、自分でいろいろと調べてみたがどうもやり方が見つからない。図形描画機能を使って、文字の下に線を引くことはできるが、これでは文字を修正するたびに線も引き直しになるから実用的とはいえないだろう。
私はOffice XP(しかもDeveloper Editionだ)の正規ユーザーなので、MSのサポートに電話を掛けて聞いてみることにした。Office単体製品なら2インシデント(2件の質問)、統合製品は4インシデントの「基本操作」に関する質問ができる。「ユーザー登録時から90日以内は無料サポート」というよりは、期限は決めないで質問件数という方がまだ良心的かもしれないが、Office XPにはWord、Excel、PowerPoint、Access、FrontPage等々が入っているのだから4件というのは少なくないか? しかも、なんで「インシデント」といのか。英語で言わないと本社から圧力を掛けられるのか。
ともあれ、MSのサポートに電話をかけたのだが……。

サポート担当者にユーザーIDと質問内容を伝える。調べるのに少し時間がかかるということで、電話をかけ直してもらう。それほど時間がかからず、電話が鳴った。
「お調べした結果をお知らせします。これで1インシデントの消費になります」と言われたので、「それはこちらが納得できない回答でも1インシデントなんですか?」。すると、「できないという回答ならばインシデントは消費されませんが、いちおう解決策であればインシデントは消費されます」という返事。どうしてもこちらのインシデントを消費させようとする。もしかして、この人達の給料はインシデントで支払われているのではないか。
そこで、「図形描画機能で線を描くという回答では納得できませんよ?」と答えると、「それならば、「できない」というのが回答になります」。やっぱり図形描画機能かよ!

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銀河ヒッチハイク・ガイド(その1)

6月 19th, 2003
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hitchhikersguide.jpgQuicktionaryIIを引っ張り出したおかげで、積ん読になっている洋書のことを思い出してしまった。Douglas Adamsの『So Long, and Thanks For All the fish』(こっちは一応読了したけど、細かいところがよくわかっていない)と『Mostly Harmless』(未読)だ。これは『銀河ヒッチハイク・ガイド』(The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy)シリーズの第4作と第5作に当たる。
ダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズは、欧米(特にイギリス文化圏かな)では知る人ぞ知る人気シリーズで、以前は新潮文庫で3作目まで発行されていた。現在は復刊ドットコムで1作目の『銀河ヒッチハイク・ガイド』のみ復刊されたようだ(2作目『宇宙の果てのレストラン』、3作目『宇宙クリケット大戦争』は未定)。
いや、もうホントこれほど馬鹿馬鹿しい話もなくて、まさにSF版『モンティ・パイソン』というべき(ダグラス・アダムスはモンティ・パイソンの脚本制作にも関わっていた)、けれど哲学的でもあって(それはモンティ・パイソンもか)、真面目なのかなと思いきや、やっぱりふざけているという超傑作なのだけど、日本ではイマイチ知名度が低い。

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次世代記録型DVDの混迷が深まる?

6月 18th, 2003
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次世代DVD仕様のAODがDVD Forumの幹事会で承認を得られなかったという。こうなってくると、Blu-ray Disc陣営が一挙に有利になってくるのか。しかし、Blu-ray Discって、「Blue」ではなく「Blu」なんですね。

久しぶりのQuicktionaryII

6月 18th, 2003
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QuicktionaryII.jpg洋書を読む必要ができたので、数ヶ月ぶりにQuicktionaryIIを引っ張り出してきた。恥ずかしながら、原書の小説は最後まで読み通せたことがない。ハリー・ポッターの原書も最初の20ページ程度で挫折してしまった。ただ、自分がバックグラウンドの知識を持っている分野なら、100%はわからなくてもある程度は理解できる。それでも、知らない(+忘れた)単語は山のようにあるので、電子辞書が欠かせない。
QuicktionaryIIというのは、ペン型のスキャナ電子辞書。買ったのはもう3年以上前になるだろうか。前バージョンのQuicktionaryをPC雑誌のレビューのために試用する機会があり、なかなか気に入ったのでQuicktionaryIIが発表されたと同時にメーカー(WizCom)のページで注文した。
個人的には、非常に満足している製品だ。一般的な米英の書籍、雑誌の本文ならかなりの確率で認識できる。語彙数も約25万5000語だそうで(見出し語は2万8000語)、それほど不満は感じない。もうちょっと動作速度がきびきびしていればうれしいが、ストレスを感じるほどの遅さでもない。
しかし、この製品、売れなかったんじゃないかと思う。

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