9月 5th, 2003
何回かにまたがる記事をblogに載せる場合、私は記事の冒頭に前回記事へのリンクを張るようにしている。しかし、前回記事から新しい記事へリンクするには、手作業で以前の記事を編集する必要がある。
ところが、TrackBackを使えばこれが解決できるのではないかと思い付いた。「各エントリーのPermalinkにトラックバックを表示」で紹介しているように、PermalinkでTrackBackを表示しておけば、新しく書いた記事へリンクさせられるではないか。まあ、多くのTrackBackが記事についている場合はあまり役に立たないが。
さっそく「各エントリーのPermalinkにトラックバックを表示」の記事にTrackBackをしてみる。
こういうTrackBackの使い方は、もしかして常識?
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9月 5th, 2003
以前、このblogで迷惑TrackBackの可能性について言及した。
Meta Associates主催の「ウェブログ、モブログ、パーソナル・ウェブサービス」レクチャーでも、参加者から同じような疑問が投げかけられていた。やはりみんな気になっているらしい(なお、レクチャーの様子については、B-log Cabin TPなどでレポートされている)。
このことについて、dh氏は、「メールによる認証などで対策をすることは可能だと思います。しかし、今のところは多くの人が気軽にTrackBackできるようにして、広めていって方がいい。対策は立てようと思えば立てられるけれど、普及させるためにあえて対策をしていないというのが現状でしょう」
(だいたいこういう内容だったと思います)と答えていた(検索エンジンとblogについて丁寧にお答えいただきありがとうございました>dh氏)。
確かに、普及する前の段階であまりに心配しすぎても仕方ないかもしれない。SPAM(迷惑メール)は困るけれど、インターネットの初期に厳密な保護システムを導入していたら、これほどメールが普及することはなかっただろう。P2Pなどもしかり。インターネットを進歩させてきた力が、規制ではなく、清濁が入り交じるカオスの中から生まれてきたのは間違いない。インターネットにおいて規制や保護はどうしても後回しにならざるを得ないか(SPAMを容認しているわけではない)。
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9月 4th, 2003
昨日の朝、Movable Typeの管理画面から、binWord/blogに記事を投稿しようとしたところ、
Statement has no result columns to bind (perhaps you need to successfully call execute first) at lib/MT/ObjectDriver/DBI.pm line 79.
というメッセージが出て、記事が投稿できない。blogのRebuildも不可能。
「Entryの編集」を選択しても、これまでの記事がまったく表示されない。データベースが吹っ飛んだかと焦る。しかし、フィルタリング条件を指定したり「Categoryの編集」からであれば、記事が表示されるので、記事データ自体は残っているらしい。
binWord/blogの記事自体は見られるが、データベースがきちんと動いていないため、記事にコメントを付けることもできないし検索もできない。要するに、これまでのHTMLファイルが残っているだけなのだ。
同じような症状がないかGoogleで探してみたところ、Unxmaal.comで近い事例を発見。この人の場合、MySQLの修復コマンドを実行して回復したそうだが、それまでのコメントが全部消えてしまったそうだ。それはブルーだ……。
とりあえずレンタルサーバーの業者に依頼して、MySQLデータベースに異常がないか調べてもらう。
夜になって再度binWord/blogをアクセスしたところ、何の問題もなく動作する。
今朝、レンタルサーバーの業者にどのような作業を行ったのか尋ねたが、「何の作業も行っていません」とのこと。あんな症状が自然に治るとは思えないのだけど、結局原因はさっぱりわからずじまいだ。
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9月 3rd, 2003
私が住んでいる地区はそれほど治安が悪いところでもないのだが、新聞やTVで空き巣狙いのニュースを見ていると不安になってくる。そこで、安い防犯グッズくらいはいくつか設置することにした。
東急ハンズで、サムターン回しを防ぐ器具、それに防犯アラームを買う。後者はマグネット式で、センサーとアラームが2cm離れると大音量でアラームが鳴るという単純なもの。
あまり深く考えずに買ったのだが、防犯アラームをドアに貼り付けようとして、はたと考えた。この防犯アラームは2cm離れるとすぐに鳴る。スイッチが付いていてアラームを切れるようになっているが、切るまでにどうやってもアラームは必ず鳴ってしまう。毎回、ドアを開けるたびにアラームが鳴っていては、近所の人だって慣れてしまい、いざという時に気付いてくれないだろう。
アラームが鳴るまでの時間を8秒、20秒などと設定できる製品もあったので、そちらにすればよかったか。
しかし、だ。ピッキングやサムターン回しでドアを開けた泥棒が、8秒間もぼけーっとしているものか?暗証番号を入力するタイプもあるが、毎回入力するのは面倒くさい。
単純なマグネット式の防犯アラームは、窓に使えば効果的なんだろうが、玄関のドアに使っても意味がない気がしてきた……。異常振動を検知するタイプならいいんだろうか。
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9月 2nd, 2003
Webページを巡回し、MeDocに加工してPalmで読めるようにする「KPiloV1」がRSSに対応したとのこと(kamicupさん、連絡どうもです)。これでblogサイトをざっと巡回して、Palm上で内容を読めるようになる。
あとは、eblog: Pocket PCでRSSを使ってWEBを見るで紹介されているようなRSSリーダーがあれば完璧ですね。
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9月 1st, 2003
PC Watch「久夛良木健氏が語る、PlayStation 3とCellの正体」では、これまでは、サーバがなくちゃ出来なかったものが、クライアントの集合体が実は巨大な論理サーバであると言うことになる。
など、Cellコンピューティングが描く未来像について久夛良木氏が語っている。
この記事を読んでいて、ふと思った。グリッドコンピューティング時代には、プロバイダの料金体系も変わってくるのではないか。強力なマシンパワーを提供できるユーザーは割引料金でインターネットに接続できるとか。高い演算能力が必要なアプリケーションを利用するには追加料金が必要とか。
また、IT業界の構造も大きく変化するだろう。現在はCPUの性能競争がまだまだ熱いが、グリッドコンピューティング時代には単一マシンの性能はそれほど意味がなくなって、インテルをはじめとしたCPUメーカーの地位も低下すると思われる。ま、そこで主導権を握るというのが、ソニーの戦略なんだろうな。
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9月 1st, 2003
現在、いくつかのプロジェクト(書籍やムックの制作作業)においてWikiを利用している。既存データの再利用をしにくいという点については、先日作成したスクリプトである程度解決できた(Wiki上での変更を元データ側にフィードバックできないのが残念だが)。
しかし、Wikiでもう1つ不満な点が出てきた。それは、Wiki上で更新があったことを、参加者に伝えにくいということ。参加者が毎日必ずWikiページへアクセスするよう徹底しないと、円滑に作業が進められない。
PukiWikiやFreeStyle Wikiでは、内容が変更されるとメールを自動送信する機能がある。メールの宛先をメーリングリストにしておけば、変更があったことを参加者全員に伝えられるが、些細な変更についてもいちいちメールが来るのは煩わしい。
そこで、RSSを利用してみることにした(RSSについてはこちらに詳しい)。前述したPukiWikiやFreeStyle Wikiでは、最近の更新をRSSとして発信できる。これをRSSフィードリーダー(RSSアグリゲーター)で受信するようにすればよいだろう。
ところが、ここで詰まった。
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8月 28th, 2003
ACCS(コンピュータソフトウェア著作権協会)が、ファミコンゲームの展覧会を開催するために、著作権者のゲーム会社にコンタクトを取ろうとしている。「あの会社は今」という感じで、懐かしいというか、切ないというか。
デービーソフトの「フラッピー」はよくやった。ビーピーエスの「ブラックオニキス」にもはまったなー。しかし、ビーピーエスはテトリスの版権を持っているのではなかったっけ?(セガに移ったのか?) シューティングゲームで一世を風靡した東亜プラン関係者にも連絡が取れなくなっているようだ。
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8月 28th, 2003
CNET Japan – 梅田望夫・英語で読むITトレンド:Googleを取り巻く苛酷な競争で、なかなか強烈な記事が紹介されている。
Googleにはニュース記事に関連する広告を自動的に掲載するサービスがあるのだが、「被害者のバラバラ死体をスーツケースに詰めた殺人事件」の記事にスーツケース会社の広告が出てしまったそうだ。これは広告主も怒るわな……。しかし、いかに検索エンジン側が技術を改良してもこうした事故は防げないのではないだろうか(あるいは社会面の記事には広告を載せない方針にするか)。
やはり記事を提供する側が、各記事に何らかのタグ付けをする必要があるように思う。「殺人」「事故」といった内容とか、「悲惨」「感動」といった情動など。たんに記事内で使われている言葉を探すだけだと、「殺人的な暑さ」という表現も引っかかってしまうから難しい。
現在、W3Cは”Semantic Web”戦略を進めている。これはコンピュータに文書の意味を「理解」(人工知能の話ではなく、プログラム上で意味情報を処理できるようにということだろう)させるというもの。最近、OWLという勧告仕様が公開された。XML、RDFなども”Semantic Web”戦略に含まれるらしい。RSSで記事のジャンルについて意味情報を発信するだけでも、広告に関してはかなり効果があるのではないかと思う。
記事に関係ない広告が表示されるということでちょっと思い出したことがある。ミスターマガジンというコミック雑誌に、料理マンガ『おなかはすいた?』が掲載されていた。鶏の腹にサクッと包丁を入れるところでその回は「続く」になっていたのだが、次ページが『きらきらひかる』の胎児解剖シーン。パッと見るとかなりシュールな展開であった……。
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8月 26th, 2003
私が毎日必ず使うソフトウェアがいくつかある。PIMとメールはOutlook、WebブラウザはOpera、ファイラーはFileVisor、アイデア帳の知子の情報Pro、そしてエディタのWZ EDITORだ。
WZ EDITORはとっつきにくいところがあるが、カスタマイズすれば自分の手のような感覚で文章を打てるようになるのがいい。まもなく新バージョン「5.0」が登場するということで、ものすごく期待している。
4.0でも編集機能にはほとんど不満はないが、5.0にはアイデアボードツールのWZ BOARDとやらが付くらしい。もしかして、知子の情報Proのような機能なのだろうか?
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