4月 13th, 2012
【2012年4月13日追記】おかげさまで、『iCloud PERFECT GUIDE』増刷決定です!
(初掲載:2012年1月25日)
2011年10月に発表された「iOS5」(iPhone/iPad/Apple TV用OS」の目玉機能の1つが「iCloud」との連携。「アップルがいよいよクラウドに進出か!」と大いに注目を集めたこのサービスですが、知り合いのiPhone/iPadユーザーに聞いてみると「何するものかよくわからなくて」と使っていない人が意外に多いようです。
なんてもったいない! クラウドサービスがうんたらかんたらと語られるので難しそうな印象のあるiCloudですが、使い方は超絶的に簡単。いったんiCloudのアカウントを作ってしまえば、あとは使っているiPhone/iPad(アプリによってはMacも)のデータが勝手に同期してくれるというサービスなのです。
このiCloudサービスでできることから、設定方法、便利な使い方まで解説したのが『iCloud PERFECT GUIDE』です。
快適なiPhone/iPadライフのお供にぜひ。
Section 01 iCloudの基本とできること
Section 02 iPhone&iPadの初期設定
Section 03 パソコンの初期設定
Section 04 写真はフォトストリームで管理
Section 05 メール、連絡先、カレンダーを同期
Section 06 書類を複数の端末で編集
Section 07 端末の買い換え・不具合にも対応
Section 08 iCloud非対応サービスに欠かせないiTunes
Section 09 iCloud対応アプリの活用
Section 10 Googleサービスで他人と情報を共有
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3月 7th, 2012
2011年3月11日 14:46に起こった東日本大震災は、空前の被害をもたらしました。津波で押し流される人々と家々、それに続く原発事故……。
一方、この東日本大震災では、さまざまなサービスや機器によって災害の状況が記録され、情報が共有されていった点にも大きな特徴があります。Googleもそうした企業の1つで、「クライシスレスポンス」として、安否確認サービス「パーソンファインダー」などを提供しました。
2012年3月7日からは、パーソンファインダーや災害時ライフラインマップが災害情報まとめサイトに常設されています。
こうしたサービスは震災において、どんな役割を果たしたのか、あるいは果たせなかったのか。外部からの視点で活動の記録と検証を行うため、Googleは「東日本大震災と情報、インターネット、Google」も合わせて公開しました。ジャーナリストの林信行と、山路がGoogle社員や関係者、被災地の人々に取材を行い、連載記事として掲載していきます(毎週金曜日掲載予定)。
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1月 20th, 2012
2010年に洋泉社から発売された『電子書籍の基本からカラクリまでわかる本』で、私もiPhone/iPad版『弾言』、『決弾』について取材を受けたのですが(過去記事)、このたび同書の中国語版が発売になりました。
下が私の記事。なるほど、さっぱりわからん(笑)。
電子書籍に関する展示会でも、中国、台湾企業の端末は存在感がありますね。
さて、電子書籍3年(笑)の今年、電子書籍市場はどう動くのでしょうか。
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12月 21st, 2011
半導体製造装置大手メーカーの東京エレクトロンが、Webマガジン「Telescope Magazine」のプレ創刊号を公開しました(創刊号正式公開は、2012年3月予定)。
Telescope Magazineのテーマは、「テクノロジーが生み出す未来社会」。
20世紀に始まった技術革新は、21世紀になっていよいよその速度を増し、人類はかつてない大きな変化に立ち会っています。
人間がタッチする情報はここ10年で500倍に増加しました。農業社会から工業社会、そして情報社会にシフトしてきた私たちの前に、新しい社会のパラダイムが現れようとしています。
それは生命からマシン、環境やエネルギーまで、全てがデータとして大きなネットワークの中で、ひとつながりのものとして捉えられる時代です。
このテーマの元、Telescope Magazineは「環境・エネルギー、バイオメディカル、マニュファクチュア、パブリック・社会、マン&マシン、宇宙開発」という六つの領域・カテゴリーで特集していきます。
そして、プレ創刊号のテーマは「スマートシティが切り開く未来社会」です。
今回私は、電力そのものをインターネットメールのように電力を目的地に送り、分散電源間で自由に電力を融通できる「デジタルグリッド」。そして、南米大陸アタカマ砂漠にある標高5600メートルの高山に赤外線望遠鏡を設置しようというプロジェクト「ソーラーTAO」について記事を書かせていただきました。
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12月 20th, 2011
電力網をめぐる議論が活発になってきている。
太陽光を始めとする自然再生可能エネルギーによる発電は、変動幅が大きく、電力会社の基幹電力網に流すことができない。そのために、スマートグリッドを導入して、需給バランスを調整しようという考え方が登場してきた。
スマートグリッドでは、スマートメーターでオフィスや家庭の電力を測定したり、家電を直接制御しようという議論が高まっているが、日本においてスマートグリッドをどう導入していくのかについては、まだ未知数の部分が大きい。
こうした状況の中、注目を集めているのが東京大学 阿部力也特任教授の提唱する「デジタルグリッド」である。
「セル」と呼ばれる小さなグリッド間で電力を融通し合い、電力の余っているところから足りないところへ、まるでメールを送るかのように送電する。セル間での融通を効率的に行うことで、系統電力網にも負担をかけず、莫大なインフラ投資も必要ないという。
そして、阿部特任教授はこのデジタルグリッドによって新しいエネルギー市場が成立すると語る。
詳しくは、下記のページで。
電力をインターネット化するデジタルグリッド | Telescope Magazine
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10月 28th, 2011
アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズの死は世界に衝撃を与えました。ガレージで起業し、時価総額世界一の企業になるまでの、彼の道のりはまるで映画のようです(実際、映画化されることになりました)。
では、スティーブ・ジョブズの作ったアップルはいかなる企業であったか?
1976年4月に創設されたアップル(法人化されたのは1977年)は30年の間に、アップルII、Macintoshという革命的なパソコンを送り出し、DTPやグラフィックの市場を作り出し、創業者をほっぽり出し、ダメダメになって、そうしたら創業者が復帰して息を吹き返し、iPodを大ヒットさせ……etc。
このドラマチックなアップルの30年(1976年から2006年まで)を余すところなく描いたのが、オーウェン・リンツメイヤー氏と林信行氏による『アップル・コンフィデンシャル2.5J』(上・下)(アスペクト刊、各巻税込2100円)です。リンツメイヤー氏の原著『Apple Confidential 2.0』に、ITジャーナリスト林信行氏の書き下ろし原稿を大幅追加(全体の1/3が日本版オリジナル!)。iPodやMac OS X誕生の物語、日の目を見なかった最先端技術、流通や販売戦略の大改革など、長年のMacファンにも知られていないエピソードがたっぷり詰まっています(山路は編集を担当しました)。
栄光と転落、そして復活と躍進。
2006年に発売されたアップル本の決定版『アップル・コンフィデンシャル2.5J』が、このたび増刷されることになりました。ぜひご一読ください。
■上巻目次
- 第1章 奇跡の転換をもたらしたiPod(日本語版オリジナル)
- 第2章 アップル創世記
- 第3章 ウォズの放浪
- 第4章 アップルIIIの大失敗
- 第5章 コード名のすべて
- 第6章 億万長者マニア
- 第7章 昨日の敵は今日の友
- 第8章 夢に終わったIBMとの蜜月(日本語版オリジナル)
- 第9章 ゼロックスより愛を込めて
- 第10章 マッキントッシュ開発秘話
- 第11章 マッキントッシュ・インサイダーズ
- 第12章 ほとんど放映されなかった偉大なコマーシャル
- 第13章 プレスの目を引くマック
- 第14章 マッキントッシュ製品年表
- 第15章 1985年と1984年の決定的な違い
- 第16章 通信事業のつまずき
- 第17章 ジョン・スカリーの目覚ましい出世と驚くべき転落
- 第18章 ウィンドウズ――何がまずかったのか?
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■下巻目次
- 第19章 落ちたリンゴ
- 第20章 オープンドックの見た夢(日本語版オリジナル)
- 第21章 ATGが作っていたのは未来か混乱か(日本語版オリジナル)
- 第22章 アップルを去ったジョブズ――ネクストとその後
- 第23章 社会現象を巻き起こしたピクサー
- 第24章 スター・トレックの冒険
- 第25章 ディーゼル機関車からドクターへ
- 第26章 互換機のジレンマ
- 第27章 アップル互換機、もう1つの物語(日本語版オリジナル)
- 第28章 ドクターの強力な注射
- 第29章 コープランド危機
- 第30章 マックOS Xの誕生(日本語版オリジナル)
- 第31章 アップルの流通・販売革命(日本語版オリジナル)
- 第32章 アップルはもう大丈夫?(記事追加)
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10月 25th, 2011
『マグネシウム文明論』(矢部孝/山路達也、PHP新書)では、マグネシウムを「エネルギー通貨」とした循環社会を提言しています。東工大チームが進める研究は、海水からマグネシウム化合物を取りだし、太陽光励起レーザーで金属マグネシウムに製錬。金属マグネシウムを、自動車用の金属燃料電池や発電所の燃料として利用するものです。
10月19日には、東北大 小濱泰昭教授らのチームも、太陽熱を用いたマグネシウムの製錬実証実験を九州で開始しました。太陽光を凹面鏡で集光し、その熱で製錬を行うのが東工大チームとは異なります。また、東北大チームは、マグネシウム燃料電池の開発も進めているそうです。
研究チームを率いる東北大 小濱教授にお話をうかがいました。
詳しくは、下記のページをご覧ください。
・太陽炉によるマグネシウム製錬実証実験を東北大学が開始 – The Magnesium Civilization
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9月 14th, 2011
日本版WIRED.jpの開設に伴い、WIRED VISIONは終了しましたが、同サイト記事(の一部)はこちらにアーカイブされています。
私が連載していた「エコ技術研究者に訊く」もご覧いただけます。
・山路達也の「エコ技術研究者に訊く」
なお、同連載をベースに、大幅な加筆を行った『日本発!世界を変えるエコ技術』(書籍版、iPhoneアプリ版)もポット出版より発売中です(目次はこちら)。
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9月 1st, 2011
日本のユニークなエコ関連技術を取材した『日本発!世界を変えるエコ技術』がiPhone/iPad用アプリとしてポット出版から発売されました。
「電気抵抗ゼロの超伝導『直流』送電」、「オイルを作る藻」、「熱を音に変えて冷却」、「アンモニア循環社会の可能性」、「板バネを使った新しいコンピュータ」、「マグロを生むサバ」などなど、今後の世界を左右するかもしれない奇想天外な技術を取り上げています。
お値段も350円とお求めやすくなっておりますので、環境問題、エネルギー問題に興味をお持ちの方はぜひご一読を。
・iPhone/iPadアプリ版:350円
※iPhone/iPadアプリ版は、AppStoreから購入・ダウンロードしてそのままお読みいただけます。
・ドットブック版:350円
※ドットブック版は、パソコンとiPhone/iPadの両方でご覧いただけます。パソコンでの閲覧には「T-Time」(無料)、iPhone/iPadでの閲覧には「Voyager
Books」アプリ(無料)が必要です。
■目次
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9月 1st, 2011
民放のradikoに続き、2011年9月1日からはNHKもネットでのラジオ再送信を開始した。サービスの名称は、NHKネットラジオ「らじる★らじる」。
当然のことながら、ノイズも入らず本当にクリア。これで語学番組もガンガン聞くぞ!とひとまず言ってみる。
というわけで、radikoの場合と同様、Macでタイマー録音してiTunes/iPhoneに転送して聞くことにする。
NHK第1、NHK第2、NHK FMはそれぞれ固有のURLを持っているから、WebブラウザなどでそのURLを開いて、Audio Hijack Proで録音すればいい。
ただし、入力ソースをWebブラウザにすると、録音が終わった後ラジオだけをオフにすることができない(Webブラウザ全体が閉じてしまう)ので、
buiさんの「BRadiko」を使わせていただくことにする。BRadikoは「らじる★らじる」「radiko」の両方に対応したラジオアプリだ。下記の例はNHKのらじる★らじるで説明しているが、radikoの番組についても同様に録音できる。
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