5月 28th, 2004
iPodやiTunesで曲(というか英語教材)を聞いていると、数秒だけ巻き戻したいことがよくある。iPodでもiTunesでも、巻き戻し・早送りボタンをちょっと長めに押すことで5秒ほど巻き戻し(あるいは早送り)できる。しかし、押す時間が短いと前の曲や次の曲が再生されてしまうし、こうした巻き戻し・早送り操作はキーボードから行えない。
iPodはいじりようがないからあきらめるとして、iTunesだけでも何とかならないかと調べてみたら、よさげなものを見つけた。Doug’s AppleScript for iTunesにある「Replay Last Bit」というスクリプトだ。このスクリプトを実行すれば、再生中の曲を7秒分巻き戻せる。
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5月 22nd, 2004
ITmediaの記事によれば、
米palmOneは5月21日、旧Palmの手書き認識技術「Graffiti」をめぐってXeroxから起こされた特許訴訟で、裁判所が同社側に有利な略式判決を言い渡したと発表した。
とのこと。Xeroxに裁判を起こされたからか、palmOneはGraffiti2を使うようになったのだが、これが何とも使いにくいシロモノだった。違いは微妙なんだが、実際に文字を入力してみると、その違いが使い勝手を大きく左右していることがわかる。裁判に勝ったのなら、Graffiti1と同様の書き方も選べるように修正してもらいたいものだ(私はすでにTealScriptで対処しているけど)。
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5月 21st, 2004
Appleが、Windows版iTunesの開発キット(SDK)を公開しているとのこと(参考記事:CNET Japan)。これを使えば、iTunes for Windowsを操作するアプリケーションが簡単に作成できるようになる。
COMで操作するということだから、WSH(Windows Scripting Host)を利用して、まあ要するにJavaScript(正確にはJScriptか)やVBScriptなどのスクリプトからもiTunesをコントロールできるはず(試してないけど)。
タスクスケジューラーで設定時刻にスクリプトを起動するようにしておけば、Mac用タイマーソフト「iBeeZz」のように、目覚まし時計としてiTunes for Windowsを使うこともできるだろう。
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5月 16th, 2004
私の学習リモコン熱は今のところ落ち着いてはいるのだが、使用中のRM-A1500に100%満足している訳でもないので、新しい学習リモコンのネタは常時チェックしていたりする。RM-A1500のボタン数がもう少し多くて、システムマクロが使いやすければ……。
目下気になっているのは、オンキヨーのAVセンター「Integra DTX-7」付属の「RC-564M」、同じく「TX-SA502(N)」付属の「RC-569M」あたり。使い勝手はわからないが、ボタン数などのスペックは十分そう。これらのリモコンは、部品として量販店から注文できるようだ。
さて、もう1つ注目しているのが、カナダIntrigue TechnologiesというメーカーのHarmony Remoteという製品群(参考記事)。そこのページを久しぶりに見てみたら、マウスやキーボードで有名なLogitechが、同社を買収したというプレスリリースがあった(日本法人ロジクールのページにこのプレスリリースはない)。Logitechはリビングのデジタル家電戦略に力を入れていくそうで、Intrigue Technologiesの買収もその一環と書かれている。
近い将来、日本でもHarmony Remoteの学習リモコンが発売されるか?
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5月 14th, 2004
ITmediaによれば、CATV向けビデオオンデマンド(VOD)サービスを提供する新会社「ジュピターVOD」が設立されたとのこと。同記事では、7月から、J-COM Boradband東京が始めるVOD商用トライアルを支援。年末の本サービス開始を目指す。
と書かれている。
今年4月からJ-COMで見られるようになったペイパービュー(PPV)サービスでは、番組がはじまる時間まで待たなくてはいけなかったりして使い勝手が悪い。さらに、ハイビジョン放送にも対応していなくて値段も安いわけではないため、イマイチ見る気にならないのが現状。
リーズナブルな価格でハイビジョン番組がVODで提供されたら、レンタルビデオやレンタルDVDに対しても十分な競争力になりそう。ぜひ、ハイビジョン番組の充実をお願いしたい。
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5月 3rd, 2004
iTunesやiPodで使うAAC形式は再生位置の記憶機能がある(ネタ元:Nitram+Nunca Alternative)。これを使うと、ある曲の途中で別の曲を再生し再度元の曲を再生した時、以前に聞いていた位置を覚えていてくれる。スピーチものを聞くのがとても便利になるのだ。
この機能を利用するには、AACファイルのファイルタイプをMac上で変更するだけだが、個別のファイルをいちいち編集するのも面倒だし、シェアウェアを買うほどでもないなあと思ったので、スクリプトで処理することにした。といっても、Appleが公開しているサンプルスクリプト(Change to AAC)をちょっと書き換えただけ。iTunesで作成されたAACファイルをドラッグ&ドロップすると、そのファイルのファイルタイプを”M4B “に書き換えるというものだ(Mac OS X用。元ファイルを直接変更することに注意)。iPodと同期させた後にファイルタイプを書き換えてもアップデートでは更新されないようなので、同期させる前に使った方がよいだろう。あ、そうそうiTunesのライブラリやプレイリストからファイルの実体をFinderで表示するには、曲を選択して「command」+「R」キーを押せばいい。
私はAppleScriptをいじるのがはじめてで、大ボケをかましている可能性もあるのだけど、興味がある人は自己責任でどうぞ(ダウンロードはこちらから)。
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4月 29th, 2004
書誌端末のところで述べたあいまい検索について、ちょっと気付いたことがある。
CLIeやLibrie、Exposeといった単語の最後の「e」は正確にはアクセント記号付きの「é」だ。こうした文字をHTMLで記述する場合、一般的には「é」といった「文字参照」を使う。文字参照を使って記述しておけば、アクセント記号付き「e」のフォントがない環境(auの携帯電話A5503SAもそうだった)でも、ブラウザが解釈してただの「e」として表示してくれる(ことが多い?)。
ところが、Googleで検索をしてみると、「Exposé」と書かれたページは「Expose」ではヒットしないのだ。Unicodeの文字を直接「Exposé」と入力すれば、ちゃんとヒットする。
では、Unicodeの文字を直接記述できるUTF-8のページ(このbinWord/blogもそうだ)で、文字参照を使わずに直接「Exposé」と記述した場合はどうなるか?「Expose」でも検索できるのだろうか? このような例をうまく見つけられなかったが、この記事がGoogleに収集されればこのあたりもはっきりするはず。
Googleは4月22日にデフォルトの文字コードをUTF-8に変更している(参考記事)。このことも、Unicode Normalizationと関係があるのかな?
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4月 28th, 2004
三省堂書店が、日本IBMの検索用ソフトウェアを利用して店頭検索端末であいまい検索機能を実現した(CNET Japan)というニュース。記事によれば、
全角/半角や大文字/小文字の違い、長音記号の有無、「ヂ」や「ジ」など濁音の相違、誤記など、表記方法の揺れを吸収するという負荷の高い検索処理を高速処理できるようになったという。例えば、「芥川龍之介」で探す場合、「竜之介」や「龍之助」と間違った入力をしても、全著作を1秒以内に検索できた。
とのこと。
実際に三省堂書店神田本店で触ってみた。確かに、レスポンスが驚くほど速い。これまでの書誌検索端末とは、レベルの違う操作感だ。試しに「バイオリン」が書名に含まれる書籍を検索してみると、「ヴァイオリン」などを含むものも検索される。ただし、「バイリンガル」を含むものも結果に含まれていた。これはバグではなく、少しの打ち間違えは許容する仕様になっているからだろう。記事では漢字の打ち間違えにも対応すると書いてあるが、客が操作できる端末からは漢字の入力はできないので、これは社員用検索システムについてのことと思われる。

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4月 28th, 2004
Newton-EIGが開発中の「Ear Mail」はiPodでメールを「聞く」ためのソフト。ゴールデンウィーク限定(4月27日から5月10日まで)のベータ版が用意されているのでさっそくダウンロードして使ってみた。
使い方は実に簡単で、Mailでフォルダを選択して、Ear Mailのボタンをクリックすると、メールを読み上げた音声ファイル(AIFF、MP3、AACのいずれか)が生成される。iTunes用のEar Mailプレイリストが作られるので、メールの音声ファイルだけをすぐに探し出せる。差出人名がアーティスト名に、受信日時がアルバム名になり、ジャンルは「Mail」に設定される。
HTMLメールはうまく読み上げできなかったが、日本語のメールも思った以上になめらかに読み上げてくれるのでちょっと驚いた(Mac OS Xはスピーチ機能を備えているが、日本語には対応していないから、アプリケーションは個別に日本語対応しなければならない)。もちろん、iPodを持っていればiTunesから転送して外出先で聞くこともできる。
私は自宅で仕事をしているから外でメールを聞くことはあまりなさそうだが、人によっては通勤電車でざっとメルマガの内容を確認したり、英語の勉強に使ったりできるかもしれない(合成音声でリスニングの勉強は難しいかな)。また、工夫次第では視覚障害者の有効なコミュニケーション手段になる可能性もあるのではないか。
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4月 24th, 2004
アイ・オー・データ機器のイベント「AVeLフェア」で、リムーバブルハードディスク「iVDR」関連製品の展示があった。内容は、PC Watchの記事でも紹介されていた「iVDR対応Rec-On」や、iVDR miniのメディアおよびリーダーなど。
説明員の方によれば、
・iVDRのメディアはヘッドとプラッタ(磁気円盤)が一体化している。一方、アイオメガのREVのメディアはプラッタのみ。ヘッドを一体化していない方がメディアのコスト的には有利だが、メディアの容量が限られてしまう(REVの場合は35GB)。iVDRは、今後メディアの密度を上げていける。
・iVDRは家電やカーナビで採用される予定がある。量産効果でメディアの価格を下げられる。
・iVDR miniと標準iVDRのメディアは、コネクタが同じ。アルプス電気製のオートローディングメカは両方に対応している。展示されていたアイ・オー・データ機器製の試作品でも、ドライブからはみ出るが、iVDRメディアを使うことも可能。
とのこと。
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