10月 29th, 2004
腹の出具合が少々気になるお年頃になってきたので、週に1、2回はフィットネスクラブのプールで泳いだり、アクアウォーキングをしようと心掛けている(なかなか実現できていないけど)。しかし、アクアウォーキングを黙々とやっていると退屈になってくるのも事実なわけで、iPodがプールの中でも使えたらいいのになあと思っていた。
そんなところへ、防水性能を備え、骨伝導で音楽を聴くことができるMP3プレイヤー「SwiMP3」のニュース!(MYCOM PC WEBより)
かなり物欲をそそる製品だけど、メモリ容量128MBで249.99ドルというのはちょっと高いかな……。あと、当然といえば当然だけど、装着するとけっこう目立ってちょっと恥ずかしい(プールへの持ち込みが認められないかも)。後継製品が出るまで、様子見か?
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10月 27th, 2004
不祥事相次ぐNHKだが、今度は音楽を外部に発注したように見せかけて452万円を着服した職員が懲戒免職を食らった(2004年10月27日朝日新聞朝刊)。
記事によると、
この職員は96年から3年間にわたり、「NHKスペシャル 世紀を越えて」など7番組のテーマ音楽を自分で作曲したにもかかわらず、知人の音楽制作プロダクションに依頼したかのように装い、「音楽制作費」などの名目で架空の請求書を提出させた。
とのこと。この職員に才能があったのか、NHKには曲の善し悪しがわからなかったのか。作曲代の相場というのも怪しいものではある。
全然関係ないが、Macに付属するGarageBandを使うと、誰でも簡単に曲が作れる。ついでに、GarageBandデスクトップ・セッション(税込2,940円、アスペクト刊)があれば、6ジャンルについてコード進行も自由自在なのだ。ただし、452万円分稼げる曲が作れるかどうかはわからない。
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10月 24th, 2004
編集やライティングの仕事をしているせいで、デジタルデータがどんどん溜まっていく。テキストデータだけならどんなに書こうが数十MBもあれば十分なんだろうけど、スクリーンキャプチャや写真などの画像に、インタビューの録音、DTPソフトで作ったラフ、校正用のPDFデータ、イラストレータさんからの図版、さらにはCD-ROMのディスクイメージ等々のおかげで、1つの仕事だけでもかなりのディスク容量を食う。そういうわけで、1?2年に1回くらい、容量の大きなハードディスクドライブ(HDD)にデータを移し変えることにしている。
仕事が終わるたびにデータを消去すればいいと思うかもしれないが、デジタルデータはいくらため込んでも物理的な場所を取らない。念のため記録型DVDメディアにも書き出してはいるけど、複数枚のメディアに分散していると検索の手間がかかりすぎて実用的じゃないのだ。やっぱりハードディスクに全部突っ込んでおくのがいちばん楽。
過去の記事や企画書、画像が残っていたおかげで手間が省けたことは何度もあった。これだけHDDが安くなっているご時世なのだから、わずかな金を惜しんで貴重なデータを捨てるのは馬鹿げている。
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10月 21st, 2004
「衛星わいせつ番組、立件」(10月21日朝日新聞朝刊)という記事。
通信衛星を利用してフィリピンから日本に向けてわいせつ番組を配信したとして……中略……容疑者らは今年3?7月、全国の契約者52人に専用チューナーとアンテナを販売、月約6000円を払わせてわいせつな画像を送信した疑い。
チューナーとアンテナがいくらかはわからないが、月額料金はべらぼうに高いというわけでもないのかな(内容次第ですが(笑))。
フィリピンの衛星放送の発信局からインドネシアの民間通信衛星を経由して、日本、台湾などアジア各地にわいせつ番組を配信。
なんかものすごい大がかりな仕組みだ! 通信衛星って、いったいどういう仕組みになっているんだろう。しかし、これならサーバー立てて、ストリーミングで流した方がよっぽど安上がりで簡単なのではないかと思った(ユーザー側にインターネットアクセス環境がいるけど)。
(2004年11月17日追記)
ZAKZAKに、詳しい記事が掲載されていた。
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10月 19th, 2004
噂(になる予定)のGarageBand活用本、『GarageBandデスクトップ・セッション』(GarageBand Desktop Session)(アスペクト刊)がようやく完成した!
今時のMacには、GarageBandという超絶的簡単に曲作りが楽しめるソフトが付属している。ループという音楽素材を並べていくだけで曲が作れるし、ギターやキーボードを弾けるなら演奏を取り込んで自由にエフェクトをかけられる。しかし、GarageBand付属ループやJamPackのループはどれもかっこいいのだけど、すでにコード進行を持っているから、汎用的に使いにくい。
『GarageBandデスクトップ・セッション』には、U10G氏による222種類のオリジナルループが付いてくる。6ジャンル(グラムロック、ファンク、ディスコ、オールディーズロック、ブリティッシュロック、80年代ロック)について、編成楽器ごとのループがコード単位で用意されているのだ。
表紙もかなりいい仕上がり。LOVE PSYCHEDELICO『THE GREATEST HITS』のジャケットを手がけたユニット「BOKEZOW PARK Design」のイラストが銀箔押し、それに透明ビニールカバーをかぶせて文字を載せるという凝った作りになっている。
『GarageBandデスクトップ・セッション』は、10月25日、全国書店・アップルストア等で発売予定(定価:2,800円+税)。JamPackよりも安いです(笑)。
(追記)
本書オリジナルループは、iLife ’05のGarageBand2でも使えます!
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10月 19th, 2004
録音したインタビューや講演を原稿にする「テープ起こし」は本当に本当に心から面倒くさい(最近はICレコーダーが主流だが、やっぱりテープ起こしというようだ)。
長めの取材記事はいったんすべての録音内容を起こし、それから構成を練って原稿を書く方が結果的に作業効率がよいようだ(私の場合)。マイクロソフトのOneNote 2003やOffice 2004 for Macに含まれるWord 2004には、入力していたメモの内容と同期できる音声メモ機能が備わっているから、確認したい部分をすぐ呼び出せる……が、講演ならともかく、インタビュー中に相手の顔も見ずに、キーボードをカチャカチャ打つことは不可能。IT業界にはそういうことに慣れている人もいるかもしれないが、普通の人なら失礼に感じるだろうし、私自身も落ち着いて話を聞けない。
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10月 19th, 2004
以前、IT著名人のスピーチが聞けるサイトとしてIT Conversationsを紹介した。
実はこのサイト、PodCastingにも対応しているのだ! PodCasitngについては、HotWiredの記事で詳しく解説されている。要するに、ブログなどで音声データが公開されるたびに自動でダウンロードしてくれる仕組みだ。iTunes+iPodだけでなく、Windows Media Playerでも利用できるらしい(from Sotto Voce: A Weblog)。
IT Conversationsのフィード(MP3用とAAC用がある)をiPodderなどのPodCastingアグリゲーターに入力したら、あとは自動的にサイトの更新状況をチェックして、音声データをダウンロード、iPodに転送してくれる。
優良英語教材がタダで手軽に入手できるとは、つくづくいい時代になったもの。あとは本人のやる気だけなんだよねえ(言い訳ができなくなったともいえる)。
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10月 18th, 2004
ジェリー・パーネルといえば、『神の目の小さな塵』などで有名なSF作家だが、超コンピュータオタクとしても知られている。日経バイトでは、コンピュータエッセイ「混沌の館」を創刊当時から20年に渡って連載中。1979年からパソコン(当時はパソコンという言葉もなかったが)で執筆作業をやっているという筋金入りだ。ちなみにそのマシンは当時のお値段で12000ドルしたとのこと。ほんとこの人、いっつもパソコンのトラブルに見舞われて、ビデオカード変えたりネットワークの設定いじったり、何だかんだやってんだよなあ。
連載を書籍化した『ジェリー・パーネルの混沌の館にて―カリスマ・ユーザーが綴るパソコン20年史』発行記念として、WPC EXPO 2004内で10月21日に特別講演が行われることになっており、私も事前申込をすませて楽しみにしていた。ところが、今日メールが送られてきて、本人の体調不良により講演が休止になったとのこと。持病が悪化したということで病状が心配。それにしてもがっかりだ……。
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10月 15th, 2004
HotWiredで知ったPodCasting(ポッドキャスティング)がすごく気になっている。これは、RSSやAtomなどのメタデータを使ってオーディオデータを配信するというもの。ブログなどで公開されているオーディオデータをiPodderなどのPodCastingアグリゲーター(WindowsやMac、Linux、Pocket PC用のものが発表されている)で受信。これだけで自動的にiPodまでデータを流し込めてしまうのだ。
さっそく自分でもPodCastingに挑戦してみる。まずは、配信用のデータ作り。これは、テキストエディットにローマ字で文章を書いて、Mac OS Xのスピーチ機能を使ってしゃべらせる。それをSoundflowerを使って、GarageBandに流し込む。Soundflowerというのは、Mac OS Xの音声入出力をつなぎかえる、ケーブルのような役割を果たすソフトだ。GarageBand上で適当にループを貼り付けて、iTunesに書き出して出来上がり。テスト用のデータは、こちら。
次は、メタデータを用意する。Engadgetというブログによれば、RSS2.0のメタデータに、
<enclosure url=”曲データのURL” length=”曲の長さ(バイト数)” type=”audio/mpeg” />
と追加すればいいだけらしい。手作業でbinWord/blogのRSS2.0ファイルにタグを書き加えて、iPodderに追加してみると……おお、見事にダウンロードできた! iTunesに自動で登録されるからそのままiPodにも流し込める。
ただ、このやり方だとブログを更新するたびに、いちいち手作業でメタデータを追加しなくてはならない。Movable Typeに自分でタグを定義して、テンプレートをいじればいいのかな……。
それにしても、PodCastingは単純ながら、面白くなりそうな技術だ。GarageBandで作った曲を公開するとか、友達同士のボイスチャットでトーク番組にするとか、かなり遊べそうな予感。
(追記)
すでに、Movable Type用のプラグインがBrandon Fullerで公開されていた。
(2004年10月16日)
PodCastingアグリゲーターの機能を統合したRSSアグリゲーターも登場した。
・BlogMatrix introduces Jäger 1.6 for Windows
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10月 15th, 2004
国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)より。
明電ソフトウェアは、PDAを使用した障害者支援ソリューションを展示していた。
「メモリアシスト」は高次脳機能障害向けのツール。新しい作業を覚えられない、過去の出来事を思い出せないといった場合に、作業手順などを記憶させておく。データはパソコンからもPDAからも入力可能で、画像や音声を組み合わせることもできる。ユーザーインターフェイスも利用者自身が使えるように工夫されているという。
もう1つの「トークアシスト」はコミュニケーション支援ツール。画面上の視覚シンボルに触れることで自由に文章を作成でき、音声出力も可能。あらかじめ300種類の言葉と絵が格納されており、パソコン上でシンボルや音声の追加もできる。使われているシンボルは、以前に紹介したPICシンボルではなく、UDST(Universal Design Symbol for TalkAssist)を使用している。
メモリアシスト、トークアシスト共に、Pocket PC上で動作する。これらのツールは、PDAを含むセットのほか、ソフトウェア単体でも販売されるとのこと。
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