ビデオキャスティングテスト(瀬底島のウミヘビ)

10月 25th, 2005
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以前撮影したムービーをm4v形式でエンコードし直して、iPod用ビデオキャスティングのテスト。
okinawa_umihebi.jpg沖縄、瀬底島の海で見つけたウミヘビだ。QuickTimeの元データからm4vに書き出すと、コピーライト以外の注釈がなくなってしまうのだけど、これはm4vの仕様なんだろうか。
また、RSS内にエントリーの概要(excerpt)ではなく、本文(body)や追記(more)を書き出すようにしていると、iTunesにうまく登録されないようだ。iTunesでは、説明文が長すぎるRSSフィードをはじくようになっているのかな。RSSフィードに本文を埋め込んでいる人も多いと思うが、その場合はiTunes用フィードを別途用意しないといけないかも。

ケータイからビデオキャスティングする方法を考えてみる

10月 24th, 2005
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ビデオキャスティング(Vodcasting)の可能性をいろいろ探っているわけだが、やはり携帯電話からムービーを投稿して、それがポッドキャスティングされるのがいちばん便利だろう。そういうサービスもすぐに出てくると思うが、自分のMac環境で手軽にできないか考えてみる。

(1)携帯電話から自分宛にムービーメールを送信。件名には特定の文字列を付加しておく。
(2)Mac OS XのMail.appのルールを使って特定文字列を件名に含むメールを振り分け。添付ファイルを取り出す。
(3)QuickTimeを使って、携帯ムービーをiPodで見られるm4v形式に変換。
(4)CyberDuckなどのFTPソフトでm4vファイルを自分のブログにアップロード。
(5)MarsEditなどのブログエディタで記事を執筆、m4vファイルへのリンクを張って、ブログに投稿。

AppleScriptを使えば(2)から(5)を自動化できそう!……と思ったのだが、(2)の受信メールから添付ファイルを取り出すところで早くも詰まってしまった。先は長いな……。

ビデオキャスティングのテスト(美ら海水族館のナポレオンフィッシュ)

10月 23rd, 2005
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okinawa_churaumi.jpg第5世代iPod注文記念ということで、iPod向けビデオキャスティング(Vodcasting)を始めてみる。Movable Typeでポッドキャスティングを始めるために必要なのは、Brandon Fuller氏のプラグイン「MT-Enclosures」。この「Enclosure.pl」のソースリスト中、ファイルの拡張子を判断している箇所(バージョン1.4.4.1の場合、186行〜216行あたり)の最後に「m4v」形式のための記述を追加する(たぶん今後のバージョンではm4vも標準でサポートされると思うが)。

elsif ( $url =~ /^.*\.m4v$/i )
{
$mime = ‘video/x-m4v’;
}

Enclosures.plはMovable Typeのプラグインディレクトリにアップロードしておく。
サーバーによっては、「.htaccess」ファイルに「AddType video/x-m4v .m4v」の記述を追加しておく必要があるかもしれない。
次に、Movable Typeの管理画面で、RSS2.0のテンプレートに

<$MTEntryEnclosures mime_include=”audio”$>
<$MTEntryEnclosures mime_include=”video”$>

という記述を追加する(</item>の直前)。
ここまでできたら、準備は完了。あとはエントリーにムービーファイルやオーディオファイルへのリンクが含まれていれば、ポッドキャストが行われるようになる。
このbinWord/blogだと、index.xmlがポッドキャスティング対応のフィードになる。このフィードをiTunesに登録しておけば、iTunesにビデオやオーディオが配信される。

PQ-DVD for iPod Videoが早くも登場

10月 21st, 2005
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Apple iPod 60GB ブラック [MA147J/A]DVDビデオを第5世代iPod(いわゆるiPod with Video)用に変換する「PQ-DVD for iPod Video」が発売された。このソフトはWindows用なので、Macユーザーは注意。私はiPodをMacにつないで使っているが、変換処理だけWindowsマシンで行い、データをMacに転送して使うつもり。
……つまり結局、第5世代iPodを注文してしまったわけだったり。

自動組版のセミナーに参加してきた

10月 20th, 2005
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JAGAT(日本印刷技術協会)が主催する「紙面制作の自動化とページデザイン」のセミナーに参加してきた。PCJapan用語辞典のワークフロー作りをお手伝いしたということで、無理を言ってタダで(←ここ重要(笑))聴講させてもらったのだ。

このワークフローについて簡単に述べておこう。ハッカー用語辞典2004まではMac OS 9+QuarkXPressの環境だったが、PCJapan用語辞典2005からはDTPプロダクションのビーワークスと話し合ってInDesignを使ってもらうことにした。私の立場からの理由は2つ。XMLとUnicodeである。
PCJapan用語辞典の制作ではデジタル版(WindowsのHTML Help形式)を作るためにDTPデータを再利用したい。そのために、XMLでデータをやり取りできれば作業がスムーズに行くと考えた。

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iTunes6では、MP-3やAACでも再生位置が記憶できるようになった

10月 19th, 2005
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以前に、再生位置を記憶するAACの作成方法について紹介した(Mac版Windows版)。
iTunes6では、曲の情報ダイアログの「オプション」タブに「再生位置を記憶」という項目が追加されている。ここにチェックを入れておけば、MP3でも(保護されていないm4a形式の)AACでも再生位置が記憶されるようになる(iPod nanoで確認)。
これで、ネットの英語教材などをいちいちAACに変換、さらにm4b形式にするという手間がいらなくなった。

DVDをビデオiPod用に変換するツールがまもなく登場

10月 18th, 2005
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先のエントリーPocket DVD StudioがiPodに対応したら買っちゃうかもと書いたが、PQDVD.comを見たら「PQ-DVD for iPod Video」が「Coming soon…」とのこと。出るとは思っていたが、対応が早い(→結局ビデオiPodも買ってしまうのか?)。
いずれにせよ、このソフトが実用的に使えるのであれば、UMD付きで価格を上げたDVDビデオなんて売れなくなりそうな気もする。

iPod with Videoでアップルが狙うものとは

10月 17th, 2005
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Apple iPod 60GB ブラック [MA147J/A]アップルがビデオ再生機能付きiPodとビデオコンテンツの販売を開始した。アップルとしては確信犯的にユーザーサイドからの盛り上がりを刺激しようとしているのだろうな。
初代iPodの時は「Rip-Mix-Burn」というキャッチコピーで音楽CDからの取り込みを煽り、それがユーザーに熱狂的に受け入れられた。その結果、レコード会社とのパワーバランスも大きく変わり、iTunes Music Storeの成功につながっている。今回のiPod with VideoもQuickTime Proを使えば一般ユーザーが簡単にビデオデータを作成できる。QuickTime Proがなくとも、QuickTimeを利用したソフトからデータを書き出せばiTunesを経由してiPodへすぐに転送できる。数ヶ月以内にはほぼ間違いなく、iPod with Video対応のテレビ録画機器が各社から登場するはず。ビデオポッドキャスティングというのもそれなりに話題にはなるだろうが、映像を作るのはかなりの手間がかかる。影響が大きいのは、やはりテレビ録画だろう。それがムーブメントになれば、音楽で起こったのと同じようにビデオコンテンツを所有する会社とのパワーバランスが変わり、強い立場でコンテンツ配信ビジネスに乗り出せるという読みがあるのでは。
個人的にはiPod nanoにとても満足していることと、iPod with Videoにはリモコンがない点などが気になるので、すぐにはiPod with Videoを購入しないとは思う。しかし、Pocket DVD StudioがiPodに対応したら買っちゃうかも。出先でビデオなんか見ねえやと思っていたが、最近は新幹線や飛行機に乗る機会が増えてきて、あればあったで楽しいかなと。

CEATEC2005、気になる展示のメモ

10月 9th, 2005
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最終日のCEATEC2005を駆け足で回ってきた。以下は気になった展示のメモ。

テレビや新聞のニュースでは、大画面テレビやBlu-ray陣営vsHD DVD陣営の話題が大きく取り上げられているが、これらに関して正直それほど目新しい展示があったわけではない。ストレージといえばiVDRの展示もあったが、こちらは現在規格をハリウッドに打診中とのことで、製品などの動きがあるのは来年の頭以降になりそうな気配。
splashpower_small.jpg個人的に一番興味を引かれたのは、英国Splashpower(スプラッシュパワー)のワイヤレス充電技術。パッドの上に電子機器を置くだけで充電できるのだ。パッド自体の価格は150ドル程度を想定しているようで、思ったよりもかなり安い。充電の効率も有線と比べて遜色ないらしい。Splashpower対応製品が増えてくると、防水製品も作りやすくなるだろうし、小型電子機器の世界が大きく変わるかもしれない。

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今度は「書ける」点字ディスプレイ

9月 30th, 2005
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国際福祉機器展2005(H.C.R.2005)の展示から。
writable_brailledisplay_small.jpgH.C.R.での展示が楽しみなメーカーとして、ケージーエスがある。動画を表示できる点字ディスプレイや、Bluetoothのワイヤレス通信を取り入れたPDA的な製品を出展したりして目が離せない。
そして、今年登場したのが、「書ける」点字ディスプレイ。点字を表示する盤面に、専用のペンで「書く」とその部分が盛り上がり、接続したパソコン側にも画像として表示される。自分の書いた絵や字をなぞって確かめられるのだ! 動画ディスプレイの時は正直いって実用性はどうなんだろうと思ったが、この「書ける」ディスプレイは教育やレクリエーションなどの分野で大いに役立ちそう。

brailleprinter_small.jpgもう1つ、ユニークな製品が点字プリンタ。画像を7段階の濃淡(というかドットの高さ)で表現できる。テキストも点字として印刷されるが、対応しているのは英語のみ。現在、日本語対応を進めているところだという。