1月 22nd, 2008
私は第1世代のiPod nanoを愛用していて、外出する時には肌身離さず持って行く。主な用途はポッドキャスティングとOurWorldなどの英語ニュースを聞くこと(後者は最近さぼり気味ですが)。
だから、動画が再生できる第3世代のiPod nanoにも別に食指は動かなかったのだが、あるアクセサリの登場で俄然第3世代nanoが欲しくなってしまった。それは、radStrap NOISE CANCELという、第3世代iPod nano専用のネックストラップ型ヘッドフォンだ。
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1月 21st, 2008
Mac OS X v10.5 “Leopard”のQuickLook(クイックルック)用に、InDesignやIllustrator、EPS、ついでにFreeHandのファイルも閲覧できるプラグイン「SneakPeek Pro」が登場。
CS3ならば、IllustratorファイルやInDesignファイル内で使っているフォントや画像ファイルのリストも見られる……ということなのだけど、私の環境ではなぜか動作していない。LeopardのQuickLookはまだ安定していないところがあって、プラグインが意図通りに有効にならないことがどうも多いようだ。ターミナルから「qlmanage -r」(QuickLook関連機能をリセットする)というおまじないを打ち込んでも効果なし。
きちんと動作すれば、すばらしいことになりそうなので、Leopardのアップデートも含めて時々状況をチェックしたい。
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1月 21st, 2008
Macユーザーの間で人気のUSBラジオチューナー「radio SHARK 2」(過去の記事はこちら)。パソコンのUSBポートに接続するだけでAM/FMのラジオ番組が受信できて、タイマー録音やiTunesとの連携もできる優れものなのだが、日本語モードのWindowsでは専用アプリケーションがうまく動作せず、Windowsユーザーはフリーソフトなどを組み合わせて使っていた。
しかし、Ver.2.1は従来バージョンから大幅に機能アップし(Mac OS X版とほぼ同等)、きちんと日本語モードで使えるようになった。もちろん、日本国内のFM周波数にもきちんと対応しているし、iTunesとの連携もばっちし。まだ軽くいじっただけだが、タイマー録音機能やタイムシフト(現在聞いている番組を少し「巻き戻して」聞くことができる機能)も使えている。
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1月 21st, 2008
以前「Firefoxで開いたページを携帯電話やPDAで閲覧する」というエントリーをアップした。これはFirefoxとMac OS XのAutomatorを使い、Firefoxで開いているページのリストを(自分が利用している適当な)レンタルサーバーやiDiskにアップロードして、携帯電話などで閲覧するというもの。ただし、以前のエントリーで紹介した方法そのままだとiPod touchで閲覧できない(iPod touchのSafariはページのテキストエンコーディングが明示的に指定されていないと文字化けするらしい)。そこで修正するポイントを。
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1月 18th, 2008
MacWorld Expo 2008で見かけた、ちょっと気になるソフトウェア。GridIron SoftwareのFlowは、DTPデータやOffice文書など、複数ファイルがリンクされたドキュメントを管理するためのソフトウェアだ。
どのようにファイルがリンクされているのかがグラフィカルに表示されて、とてもわかりやすい。レイヤーや使用しているフォントなどの情報も管理画面から一覧できるようだ。DTPの場合、データ入稿する際にリンクされているファイルを入れ忘れるというのはよくあるミスだが、Flowはあるドキュメントに関連するファイルをまとめてアーカイブしてくれるのでこういう事故を未然に防げる。また、何かのドキュメントとリンクしたファイルを(Mac OS X標準の)ごみ箱に捨てようとすると、Flowが警告を発してくれたりもする。
ファイルのリンク関係だけでなく、各ファイルの履歴も自動的に管理できるのもすばらしい。例えば、DTPデータに含まれる、特定の画像だけを以前の状態に戻すなんてことが簡単にできてしまうのだ。
Flowは現在アルファ版の段階で、発売は2008年夏の予定(このページからベータテスターの登録が行える)。価格は未定だが、担当者によれば、普通のユーザーが買えるような価格帯を考えているということで、何百ドルもするようなことはないらしい。
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12月 29th, 2007
今年は例年よりも早く仕事が終わったので(といっても昨日だけど)、不義理をしている方々にきちんと年賀状を出すことにする。ネットの無料素材をダウンロードして、Illustrator CS3でベクトル化、てきとーに組み合わせてデザインを作る。
この際なので、分散していた連絡先データをMac OS Xのアドレスブック.appにまとめる。iPodや携帯電話(リュウドの携帯シンクが必要)とも手軽にシンクロができて実に快適だ。
あとは、宛名をさっさと印刷して……と思ったら、さくっと使える宛名書きソフトがMacには意外なほど少ない。アドレスブック.appもPagesも縦書き印刷ができない! これはMac OS XのCocoaフレームワークが縦書きに対応してないからのようだ(現在縦書き対応のソフトは独自にコードを書いて対応している)。しかし、Leopardになってもこの状態というのはちょっとねえ。
アドレスブック.appとの連携機能がないソフトは、入力が二度手間になるから使いたくない。それならということで年賀状ソフトを物色してみると、アジェンダのLeopard対応「宛名職人Ver.15」は延期、再延期のあげく、発売日未定……(担当者の立場だったらと思うとぞっとする)。
あれこれ探して、山本ソフトウェアの「葉書AB」にたどり着いたのだが、これが実にすばらしい。アドレスブック.appからドラッグ&ドロップだけで実に簡単に印刷できる。連名印刷や複数枚の一括印刷も可能。そうそう、こういうソフトが欲しかったのだ。独自にデータベースを持つのではなく、そのままアドレスブック.appのデータを使ってくれた方がありがたい。フォントが選択できなかったり、レイアウトの自由度がそれほど高くなかったりはするけど、私の用途には十二分。来年もこのソフトを使わせてもらうことになりそうだ。作者の山本さんに感謝。
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12月 8th, 2007
パシフィコ横浜で開催された「立体Expo ’07」で展示されていた地球儀型ディスプレイ「The Magic Planet」(Global Imaginationが開発し、日本ではスリーディーが販売代理店となっている)。
パソコン用のソフトウェアで画像をリアルタイムに変形して、球状のディスプレイに表示する。地球の上を雲が流れ行く様子は、まさに未来の地球儀。もちろん、地球儀として使うだけでなく、360度のパノラマ画像を表示することもできる。
これは相当物欲をそそる製品だけど、一番小さな直径16インチ・解像度XGAのモデルで540万円(税別)……。最大で直径182.9cmのモデルもあるそうだが、いったいいくらになるのだろう。
これにタッチパネル機能が付いて、Google Earthを表示させたらと考えただけで楽しくなる。10年後には、家庭に1台デジタル地球儀の時代が来るかな?
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12月 6th, 2007
私は立体写真(ステレオグラム)や立体映画といったものが大好きなのだが、日本ではだいたいこういうものは受けない。ランダムドットステレオグラムは今でもそれなりに流行っているけれど、立体視ではなく「目がよくなる」という文脈だ。
ところが海外に目を転じてみると、かなり立体映画が盛り上がっている(関連記事:「注目の3D対決–映画館を支配するのはREAL D?それともドルビー?:スペシャルレポート – CNET Japan」)。「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」も一部のシーンが3Dになっており、対応する映画館なら迫力ある映像を楽しめる。ゲームでも日本は平面的、2Dアニメ的なものが受ける傾向があるし、文化的な背景が関係しているのだろうか? 海外では3DのFPS(一人称シューティング)が受けているし、立体映像を受け入れる素地があるのかも。
こうした3D対応の映画館で使われているのが、「REAL D」と「ドルビー3D」。Real-Dは偏光タイプの技術の延長線上、ドルビー3Dはカラーフィルタを使っておりアナグリフ(赤青メガネ)の延長線上にある技術といえるかもしれない(ドルビー3Dでもメガネは使うが赤青ではない)。いずれも従来の3D技術に比べて目が疲れにくく、低コストで実現できるという。
これまではそういう海外の立体映画情報を指をくわえて眺めているしかなかったが、ようやく日本でも3D対応映画館が増えてきそうだ。
東京なら「新宿バルト9」、「T・ジョイ大泉」で、「ベオウルフ-呪われし勇者-」や「ルイスと未来泥棒」が3D上映(ドルビー3D)されるとのこと(プレスリリース)。
これをきっかけに日本でもステレオグラムとか立体映画が流行ってほしいなあ。
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11月 28th, 2007
月周回衛星「かぐや」が撮影したデータを元に作成されたステレオ動画がJAXAのページで公開されている。
アナグリフになっているので、赤青メガネを用意すれば誰でも迫力ある月の映像を楽しめる。JAXAも粋な計らいをしてくれるものだ。
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11月 28th, 2007
これまでMacを使ってきた人が、Mac OS Xの新バージョン「Leopard」を初めて見ると「あんまり変わっていないんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、しばらく使っているうちに、もうTiger以前には戻れなくなっているのに気づくはず。300以上の新機能が追加されているのですが、新しく覚えなければならない操作はほとんどなく、今まで通りの操作で新しい便利さを享受できるというのはなにげにすごいことだと思います。
アプリケーションを起動しなくてもファイルの中身を見られる「クイックルック」とか、バックアップを自動的に取ってくれる「Time Machine」といった便利な機能が追加されているのですが、こうした機能をまったく違和感なく使えてしまいます。
Mac間での情報共有でもインパクトのある新機能が揃っています。iChatでビデオチャットしながら、会話相手のMacをそのままコントロールできてしまうというのは、パソコンに詳しい人にとってもけっこう驚きでしょう。これまでにもリモートアクセスで画面共有できるツールはいろいろ発表されていましたが、ここまで簡単な操作でできるものはないのでは?
個人的には、「辞書」が大幅に強化されたのも相当にうれしいところ。「プログレッシブ英和・和英中辞典」、「大辞泉」、「類語例解辞典」、「New Oxford American Dictionary」、「Oxford American Writer’s Thesaurus」が使えるという気前の良さ(このラインナップの電子辞典や辞典ソフトを買うとけっこういいお値段になりますね)。しかも、いちいち検索語を入力したり、コピー&ペーストする必要はなく、control+command+Dを押しながらマウスカーソルで単語を指せば辞書が引けるというのが実に気持ちよいのです。さらに、辞書は自由に追加できるようになっており、手前味噌ですが私が作成した変換ツールを使うと、「英辞郎」や「郵便番号」も検索できるようになります。
というところで、宣伝。Leopardの新機能を解説した『Mac OS X Leopardビュンビュンテクニック』がアスペクトから発売されました。これまでMacを使っていたユーザーだけでなく、初めてMacを使うWindowsユーザーにもわかりやすい内容になっていると思いますので、ぜひどうぞということで(目次はこちらのページをご覧ください)。
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