Mac OS Xの「サービス」から、bit.lyを呼びだしてURLを短縮

11月 23rd, 2009
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Mac OS Xには「サービス」というあまり知られていない機能がある。要するに、あるアプリから別のアプリの機能を呼び出すというものなんだけど、私もあまり使っていなかった。文字列を選択して、shift+command+LでGoogle検索するくらいか。
ところが、Snow Leopardになって、このサービスが秘かにパワーアップされている。

【コラム】OS X ハッキング! (341) 知られざるSnow Leopard (サービス編) | パソコン | マイコミジャーナル
404 Blog Not Found:#osxtips – Scripters のための Automator入門

ということは、Web上のサービスを使って、好きなようにテキストを加工することができる! 例えば、URLを選択して、bit.lyを呼びだして短縮URLに加工なんてことができそう!
で、bit.lyを呼び出すRubyやPerlのサンプルを探して作ろうとしたけど、挫折orz。
もうちょい探してみたら、すでに作っている人がいた。感謝。
下記のページで公開されているワークフローを、ホームフォルダの「Library/Services」フォルダに入れれば、コンテクストメニューから呼び出せるようになる。

Bit.ly URL shortening with Mac OS X Snow Leopard Services and Applescript

service-bitly-1
service-bitly-2
元のワークフローは、短縮URLをクリップボードにコピーするようになっていたけど、私は元のテキストを置換するようにして使っている。
メールにURLを貼り付ける時などに、とても便利。

ケツダンポトフで「弾言」「決弾」アプリをいじられちゃいました

11月 17th, 2009
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アップルのAppStoreで販売している『弾言』『決弾』のiPhoneアプリを、ケツダンポトフそらのさんにいじられちゃいました!

ケツダンポトフ – iPhoneAP 『弾言』いじってみました!

小飼弾さんといっしょに、電子書籍について語らせていただきました。生中継、緊張した〜。弾さんの過激発言、ヒヤヒヤです……。

dangen_largeiconketsudan_largeicon

シロアリとパンダで、一石二鳥の生ゴミ処理を実現

10月 30th, 2009
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パロディ版ノーベル賞と言われる「イグ・ノーベル賞」。2009年の生物学賞は、北里大学名誉教授の田口文章博士が受賞している。
おふざけ的な印象の強いイグノーベル賞だが、受賞研究自体はまじめなものも少なくない。田口博士が研究していたのは、パンダの糞やシロアリから分離した細菌を使い、水素発生と生ごみ処理の一石二鳥を狙ったシステムだ。どうやら「パンダの糞」というところが、選考委員の琴線に触れたらしい。
詳しい内容は、以下で。

シロアリとパンダで、一石二鳥の生ゴミ処理を実現 | WIRED VISION

アルファブロガー小飼弾の『決弾』、iPhoneアプリ版を発売しました

10月 22nd, 2009
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(2010年10月8日追記)
Ver.2.0にバージョンアップいたしました。
・フォントサイズの変更ができるようになりました。
・縦書き/横書きを切り替えられます。
・文字列の検索機能を搭載しました。
・画面の輝度調節機能を搭載しました。
・ページ間移動用のスライダーを搭載しました。
新バージョンの画面写真は、こちらをご覧ください。

ketsudan_largeicon『弾言』に続く、アルファブロガー小飼弾の人生指南書が『決弾』です。
時には反発を招くことも多い、小飼弾の言い切る力、決断する力。どうすれば、あのように決断できるのでしょうか?
『決弾』は、仕事や学習、友だち付き合い、それに恋愛(!)や育児(!!)について、小飼弾ならではの決断を紹介。人生相談Q&Aとして楽しめるように構成しました。
さらに付録として、『弾言』刊行記念に行われた勝間和代氏との対談を収録しています。トークショーのテーマは「知的生産のサバイバル術」ですが、これも「決断する力」に大きく関わってきます。

本アプリは、2009年3月にアスペクトから発売された『決弾 最適解を見つける思考の技術』をiPhone用に最適化したものです。iPhone用にレイアウトを全面的に作り替え、快適に読み進められるようにいたしました。
アスペクト版の決弾についての書評等は、こちらをご覧ください。

第1弾の『弾言』も、ぜひ合わせてお読みください。

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アルファブロガー小飼弾の『弾言』、iPhoneアプリ版を発売しました

10月 22nd, 2009
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(2010年10月8日追記)
Ver.2.0にバージョンアップいたしました。
・フォントサイズの変更ができるようになりました。
・縦書き/横書きを切り替えられます。
・文字列の検索機能を搭載しました。
・画面の輝度調節機能を搭載しました。
・ページ間移動用のスライダーを搭載しました。
新バージョンの画面写真は、こちらをご覧ください。

dangen_largeicon「仕事がない、結婚できない、やりたいことが見つからない、老後が不安……」
経済不況の中、誰もがかつてないほどの不安を抱えて生きています。しかし、国も親も先生も、誰もこの苦境からあなたを救ってくれはしません。自分で何とかするしかないのです。
人気ブログ「404 Blog Not Found」の小飼弾による『弾言』には、そのヒントがあります。
彼が語るのは、うまい投資の方法でもなければ、とにかくがんばれという精神論でもありません。それは、自分を会社と見立てて上手に経営するためのワザ。会計で使われるバランスシート(貸借対照表)の考え方を応用すると、金銭の収支だけでなく、自分の価値を向上する方法が見えてくるのです。

本アプリは、2008年にアスペクトから発売された『弾言−成功する人生とバランスシートの使い方』をiPhone用に最適化したものです。iPhone用にレイアウトを全面的に作り替え、快適に読み進められるようにいたしました。
アスペクト版の弾言についての書評等は、こちらをご覧ください。

続編の『決弾』も、ぜひ合わせてお読みください。

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太陽熱でビルを冷やす「ソーラー空調システム」の仕組み

10月 10th, 2009
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環境意識が高まって、太陽光発電はずいぶんメジャーになってきた。同じ太陽でも、日本ではちょっと目立たないのが太陽熱。実は、熱として利用するのであれば、太陽光発電よりもずっと変換効率がいいということはあまり知られていない。
太陽熱の利用法として給湯や暖房は誰もがすぐ思いつくと思うが、東京ガスが開発しているのは冷房。どうして太陽熱を使うと、部屋を冷やすことができるのだろう?
詳しくは、下記の記事で。

太陽熱でビルを冷やす「ソーラー空調システム」の仕組み | WIRED VISION

「マグネシウム文明」の矢部孝教授がTIME誌に登場

9月 25th, 2009
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7月、WIRED VISION「エコ技術者に訊く」というコーナーで、東京工業大学 矢部孝教授の研究を取り上げた。

・世界は、石油文明からマグネシウム文明へ
・『世界は、石油文明からマグネシウム文明へ』矢部教授の回答

矢部教授の研究というのは、海水からマグネシウムを取り出し、太陽光を変換したレーザー(!)で製錬。自動車や発電所の燃料として利用し(!!)、使い終わった後にできた酸化マグネシウムを再びレーザーで製錬(!!!)するという大胆なものだ。石油・石炭をマグネシウムに置き換えることで、二酸化炭素を排出しない循環社会を実現できるという。

このビジョンは海外でも注目を集めているらしい。TIME誌の特集「Heroes of the Environment 2009」では、教授が”Innovator”として取り上げられている。

微生物が田んぼを電池に変える

9月 10th, 2009
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microbial_fuelcell科学のあらゆる分野において、自然に負荷をかけない研究が盛んになっているのをひしひしと感じる。
東京大学の橋本研究室が行っている研究も、自然との共生を謳った研究である。田んぼの微生物を利用するというのは、牧歌的な研究に聞こえるが、中身はかなり尖っている。
田んぼの中には電流発生菌という微生物が多数生息している。この微生物自体は昔から知られていたが、実用的な電流を出すまでには至らなかった。ところが、微生物本来の生息環境に近いコミュニティを再現すると、格段に多い電流を発生することがわかってきたのだという。自然にはまだまだ知られていない、生物間の相互作用や化学反応が隠れているのだ。
詳しくは、以下の記事で。

微生物が田んぼを電池に変える | WIRED VISION

Snow Leopardで、辞書.appのデータもダイエット

8月 31st, 2009
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Mac OS X 10.6 “Snow Leopard”では、目立った新機能はないものの、10.5 “Leopard”に比べてさまざまな部分が最適化されている。OS自体の最適化もそうなのだが、地味なところもしっかり手が入っているのだ。
その1つが、”Dictionary Development Kit”。Leopardでは「辞書アプリ」(辞書.app / Dictionary.app)用のデータをユーザー自身で作成できるようになった。Snow Leopard付属のDictionary Development Kitで辞書データを作成すると、Leopard上で作るより大幅にデータのサイズが小さくなる。Snow Leopardというより、Xcode 3.2というべきかな。

以前公開した「英辞郎辞書変換スクリプト」で変換したXMLファイル(v110の英辞郎+略語郎)を、Snow LeopardのDictionary Development Kitにかけてみた。Leopardでは1.3GB(1,481,183,232バイト)だったデータが、Snow Leopardでは986.9MB(986,865,341バイト)に! データサイズが約2/3になっている。
Snow Leopardでは、辞書データの構造を刷新したのかもしれない。辞書.appでは、Leopard上で作成したデータもそのまま使えるが、時間があればSnow Leopard上で作り直すことをお勧めする。
ただし、辞書データの作成にかかる時間は大幅に長くなっているので、注意。上記の英辞郎データを変換したところ、makeするのに22時間以上もかかってしまった(初代MacBook)。

『PCJapan』9月号には、超小型microSDカードリーダーが付いてくる

8月 11th, 2009
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1041200905_500.jpgソフトバンク クリエイティブのパソコン雑誌『PCJapan』は今度の9月号で、創刊150号(前身のPC Computingからの通巻)になるのだとか。パソコンに限らず、紙媒体の雑誌がどんどん休刊していく中、よくもまあここまで続いたものだと感心しますなあ。
「パソコンやネットは仕事のツール」、「コンピュータを意識させないデジタル」なんてことはよく言われるわけですが、やっぱりパソコンという「モノ」それ自体をあれこれいじくり回す喜びというのは、確かにあるわけで。今後もマニアックなネタを極めていってもらいたいものです。

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