WBS特集で、東工大 矢部教授の「マグネシウム循環社会」が取り上げられました
2月 9th, 20102月8日放送のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(WBS)で、東工大 矢部教授の「マグネシウム循環社会」が取り上げられました。
番組を見逃された方も下記ページからご覧いただけます。
[WBS][動画]次世代エネルギー マグネシウムの挑戦:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
放送と同時に、Twitter上でも公開トークが行われました。その模様は、下記からご覧いただけます。
・Twitter / Search – #mgciv
また、METAMIXさんがまとめサイトを作ってくださっています。
・[まとめ] WBSで「次世代のエネルギー源としてのマグネシウム」特集 (追記あり) *{M}+
コーラを垂らせばラジコンが動く!? バイオ電池の秘める可能性
1月 28th, 2010NEDOがマグネシウムイオン二次電池の正極材料を開発
1月 7th, 2010NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプレスリリース(2009年11月24日付け)によれば、マグネシウムイオン二次電池の正極材料が開発されたとのこと。
NEDOの次世代自動車向け蓄電池開発プロジェクトの一環として、埼玉県産業技術総合センター(通称:サイテック、SAITEC)は資源が豊富なマグネシウムを用いた、繰り返し充放電のできる二次電池のための正極材料を開発しました。この成果を活用することによってより高性能でかつ低コストな電気自動車などに用いる二次電池の開発が期待されます。
『マグネシウム文明論』で紹介したのは、正極活物質として空気中の酸素を使う「マグネシウム空気電池」だが、NEDOの電池では正極に金属酸化物を使うそうだ。いずれにせよ、マグネシウムの「燃料」利用に弾みが付きそうな研究なので注目したい。
太陽光励起レーザーで金属板をぶった切る
12月 29th, 2009『マグネシウム文明論』では、太陽光でレーザーを発振する「太陽光励起レーザー」を紹介しました。
このレーザーを使って、金属板(ステンレス)に穴を開ける様子を下記で公開しています。
・太陽光励起レーザーで金属板に穴を開ける – The Magnesium Civilization
一見地味ですが、実はけっこう衝撃的な動画だったりします。
WordPressで作る多国語対応ブログ
12月 26th, 2009“The Magnesium Civilization”というブログでは、日本語と英語の両方で情報発信するために「qTranslate」というWordPress用プラグインを使っている。このプラグインを使うと、記事本文だけでなく、記事タイトルやその他の要素も簡単に多言語対応できてとても便利。
ただqTranslateを使うと、表示しているカテゴリ内の記事一覧を行うウィジェット「Posts of Current Category」で、日本語と英語のタイトルがいっしょに表示されてしまい、見苦しいことになっていた。
qTranslateのサポートフォーラムを見ると、プラグインのqTranslate対応方法がしっかり書かれている。文字列を表示する時に、Gettext関数を使うようにすればいいらしい。
Posts of Current Categoryの場合は、ソースコードの終わり近くにある
$post_title = htmlspecialchars(stripslashes($post->post_title));
を
$post_title = htmlspecialchars(stripslashes(__($post->post_title)));
に変更するだけで、qTranslate対応ができた。
ボタンを押す振動で動作する「電池レスリモコン」
12月 25th, 2009
使おうとすると電池がへたっていることも多かったりするリモコン。ところが、音力発電とNECエレクトロニクスが開発したリモコンには、電池が不要。ボタンを押す振動で発電し、それでマイコンや信号送信チップを駆動しているのだという。
詳しくは、以下の記事で。
・ボタンを押す振動で動作する「電池レスリモコン」 | WIRED VISION
石油に代わる新エネルギーは何か?『マグネシウム文明論』PHP新書より発売です #mgciv
12月 11th, 2009WIRED VISIONの連載「エコ技術研究者に訊く」で最も反響の大きかった回が、東京工業大学 矢部孝教授の研究を紹介した「世界は、石油文明からマグネシウム文明へ」でした。
矢部教授が提唱するのは、「マグネシウム循環社会」というビジョンです。この研究は、海水からマグネシウム化合物を取りだし、太陽光励起レーザーで金属マグネシウムに製錬。金属マグネシウムを、自動車用の金属燃料電池や発電所の燃料として利用するという壮大なものです。生成される酸化マグネシウムは太陽光励起レーザーで再度金属マグネシウムに戻されます。
はてなブックマークなどでも、さまざまな意見が寄せられたので、これに答える形で「『世界は、石油文明からマグネシウム文明へ』矢部教授の回答」を掲載しました。
そうしたところ、ちょうどよいタイミングでPHP研究所からお話があり、このたび『マグネシウム文明論』(矢部孝・山路達也、PHP新書)を発売させていただくことになりました。
矢部教授の研究は海外でも注目を集めており、TIME誌は矢部教授をHeroes of the Environment 2009の1人として選出しています。
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ITジャーナリスト林信行が、21世紀最初の10年に起こった巨大な変動を語る。「firstdecade.net」を開設しました
11月 28th, 2009ITジャーナリスト林信行(HAYASHI Nobuyuki)が、21世紀最初の10年に起こった巨大な変動を語る「firstdecade.net」を開設しました。
これは、2010年に刊行される書籍の制作過程をテキストとポッドキャストで公開していこうというもの。ポッドキャストは、Castplantからお聞きいただけます。
ブログのコメントや、Twitterのハッシュタグ(#decade1)へのつぶやきも書籍に反映させていただこうと考えています。
それにしても、制作過程を見せるとサボっているのも丸わかりになるので、けっこう緊張しますね……。
リチウムイオン電池の次を狙うは、リチウム空気電池
11月 26th, 2009次世代自動車として注目を集めているのが、リチウムイオン電池を搭載した電気自動車。しかし、リチウムイオン電池でガソリンと同じ走行距離を実現することは難しい。リチウムイオン電池のエネルギー密度はガソリンより低いため、ガソリンエンジンと同じ走行距離を実現するためには、巨大な電池が必要になってしまうのだ。
多くの研究機関では、すでに「ポスト・リチウムイオン電池」の研究に乗り出している。中でも有望と見られているのが「金属空気電池」で、亜鉛やアルミニウム、マグネシウム、鉄、リチウムなどを用いた研究が各所で進んでいる。
こうした中、産業技術総合研究所の周 豪慎博士は、リチウムを利用した新しい構造のリチウム空気電池の開発に成功したという。
詳しくは、下記の記事で。