【2刷!】山形浩生と岡田斗司夫が経済とお金の本質に迫る『「お金」って、何だろう?』
11月 13th, 2014
世界的な経済危機、年金制度への不信、貧富の格差の広がりなど、多くの人がお金に対する不安を抱えています。
私たちは当たり前のように、日々お金を使います。でも、「お金」とはいったい何なのでしょう?
話題の『21世紀の資本』など経済学書籍の翻訳で知られ、自身も途上国援助で経済学を活用する山形浩生氏。
ガイナックスの創業者で、貨幣経済に貨幣経済から「評価経済」への移行を説く、岡田斗司夫氏。
2人の対話を通して「お金の本質」を解き明かす『「お金」って、何だろう? ——僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?』。光文社新書より11月13日(木)(電子書籍版は翌14日(金))発売です。
山路が企画・構成を担当しました。
■目次
- 第1章:どうして僕らは「円」を使うのか?
- 100兆ドルのお札はいくら?
- ユーロに統一して、困ったことが起きた
- 自分でお金を作ってしまえばいいんじゃない?
- カネをなくそうとしたカンボジア
- カネこそが国の本質
- 僕らはこの先も、「円」を使わなければならないのか?
- 第2章:政府や銀行のお仕事
- 経済政策なんて無意味?
- 金利はどうやって決まる?
- ビジネスするのに借金は必要か?
- 会社は、規模を拡大しなければならないのか?
- 公共事業は無駄ではない?
- 日銀の存在は憲法違反?
- 人口が減少する世界で、経済成長は可能か?
- リーマンショックが起こる世界と起こらない世界、どっちがいい?
- 人間も銀行も、時々は痛い目を見た方がいい?
- 第3章:「評価」は「貨幣」の代わりに使えるか?
- 貧乏人こそ、貴重な資源
- 好きな女の子の作ってくれたオニギリが一番うまい
- 評価経済でバナナを輸入できるか?
- 評価経済で公共サービスは運営できるか?
- AKB48ビジネスも評価経済で動いている
- 叶恭子『トリオリズム』の慧眼
- 「フリー」は胡散臭い
- 評価を流通させる
- 個人が通貨を発行する世界
- 株式は通貨になる
- 政府をダイエットさせよう
- 取引を担保している信用とは何か?
- 第4章:評価経済が本当に回るか実験してみる
- パトロン制でクリエイターをサポートする
- ファンもアンチも含めて「自分」を拡張する
- コミュニティ内で経済的に支え合う
- コミュニティの内部で通貨を発行する
- 目標は個人通貨の発行
- 評価経済の原理を、大学に応用する
- 第5章:格差の本質
- 戦争は割に合わない?
- 経済援助の収支は合っている?
- 戦争はなくなったが、格差は広がった?
- 格差は金持ちの陰謀か?
- 格差があるとなぜいけない?
- 豊かになりたいという欲望が世界から減っている?
- 第6章:自由時間経済学への序曲
- 目指すべき豊かさの指標を変えてしまう
- 「国民定食」を食べよう!
- デフレの本当の意味
- ニートは意外に合理的
- 若者の言う「遊び」とは何か?
- 格差はお金ではなく、自由の度合いにある
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on 木曜日, 11月 13th, 2014 at 07:00 and is filed under book, works.
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