【増刷】岡田斗司夫×福井健策弁護士が著作権とコンテンツの未来を語る『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』
8月 9th, 2012
(2012年8月9日追記)
おかげさまで、増刷が決定いたしました。
(元記事:2011/12/01)
書籍を買ってきて、「自炊」するのははたして違法なのか? そもそも著作権というのはなんで必要なのか?
デジタル時代に生じてきた著作権に関する疑問をめぐり、気鋭の弁護士 福井健策と、評論家の岡田斗司夫が熱い議論を交わしました。
自炊問題から始まった議論は、やがてコンテンツのマネタイズから、国家とプラットフォーム企業、そして情報と経済の新しいあり方にまで拡がっていきます。
岡田斗司夫のぶっとんだ発想に、福井弁護士はどう答えるのか?!
本書を読めば、デジタル時代における著作権との向き合い方、そしてコンテンツの未来が見えてくるはずです。
(山路が企画・構成を担当しました)
著者:岡田斗司夫、福井健策
出版社:阪急コミュニケーションズ
価格:1,470円(税込)
発売日:2011年12月1日(木)
■目次
- Chapter 01:電子書籍の自炊から著作権を考える
- 電子書籍の自炊はいけないこと?
- 家族が1万人いたら、自由に「私的複製」してもいい?
- バイトを雇って「自炊」するのはOK?
- スキャンしたあとの書籍は、処分しないといけないの?
- 私的複製の範囲をコントロールするDRMの問題
- 自由にコピーしてよくなったら、売り上げは減る?
- Chapter 02:著作権法は敵か味方か?
- 意外に新しい著作権という考え方
- プラトンとアリストテレスとダイエット
- 作品で食っていけるクリエイターなどいなかった
- 法律で遊ぶのは大人の務め
- クリエイターの稼ぎと流通の促進のバランス
- Chapter 03:コンテンツホルダーとプラットフォームの戦い
- 著作権がないと社会はつまらなくなる?
- 日本はコンテンツ輸入国だ
- コンテンツホルダーは強者なのか?
- 著作権保護は終わりのない撤退戦?
- 力を持つのはプラットフォームか?
- カネはいらないとクリエイターが言い出したらどうなる
- 広告収入モデルはクリエイターを救うか
- Chapter 04:クリエイターという職業
- 野球でメシは食えない
- プロとして食えるのは日本で1000人
- 創作で食えなくてもいい!
- 僕たちが欲しいのはコンテンツではない
- 人はライブの体験にお金を払う
- 「タニマチ」がクリエイターを救う
- つまらないけど豊か、貧乏だけど楽しい、どちらを選ぶ?
- あらゆる産業がシュリンクする
- 人はデジタルというパンドラの箱を開けてしまった
- コミケに地域通貨を導入する
- 救うべきは貧乏なクリエイターではない
- Chapter 05:ネットの中に国家を作り上げる
- 全メディアアーカイブ構想とは?
- オプトアウトで大量のコンテンツを集める
- コンテンツと一緒に石けんも売ろう
- 圧倒的な力を持つ米国発プラットフォーム
- 僕たちは二重に税金を支払っている
- マネタイズを諦めれば、奴隷から解放される
- 総合コンテンツ企業「株式会社日本コンテンツ」
- 経済のありようが変わる
- 著作権、そしてコンテンツの未来は私たちにかかっている
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on 木曜日, 8月 9th, 2012 at 14:27 and is filed under book, works.
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