太陽炉によるマグネシウム製錬実証実験を東北大学が開始
10月 25th, 2011『マグネシウム文明論』(矢部孝/山路達也、PHP新書)では、マグネシウムを「エネルギー通貨」とした循環社会を提言しています。東工大チームが進める研究は、海水からマグネシウム化合物を取りだし、太陽光励起レーザーで金属マグネシウムに製錬。金属マグネシウムを、自動車用の金属燃料電池や発電所の燃料として利用するものです。
10月19日には、東北大 小濱泰昭教授らのチームも、太陽熱を用いたマグネシウムの製錬実証実験を九州で開始しました。太陽光を凹面鏡で集光し、その熱で製錬を行うのが東工大チームとは異なります。また、東北大チームは、マグネシウム燃料電池の開発も進めているそうです。
研究チームを率いる東北大 小濱教授にお話をうかがいました。
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