NEDOがマグネシウムイオン二次電池の正極材料を開発

1月 7th, 2010
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NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプレスリリース(2009年11月24日付け)によれば、マグネシウムイオン二次電池の正極材料が開発されたとのこと。

NEDOの次世代自動車向け蓄電池開発プロジェクトの一環として、埼玉県産業技術総合センター(通称:サイテック、SAITEC)は資源が豊富なマグネシウムを用いた、繰り返し充放電のできる二次電池のための正極材料を開発しました。この成果を活用することによってより高性能でかつ低コストな電気自動車などに用いる二次電池の開発が期待されます。

『マグネシウム文明論』で紹介したのは、正極活物質として空気中の酸素を使う「マグネシウム空気電池」だが、NEDOの電池では正極に金属酸化物を使うそうだ。いずれにせよ、マグネシウムの「燃料」利用に弾みが付きそうな研究なので注目したい。
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