微生物が田んぼを電池に変える
9月 10th, 2009科学のあらゆる分野において、自然に負荷をかけない研究が盛んになっているのをひしひしと感じる。
東京大学の橋本研究室が行っている研究も、自然との共生を謳った研究である。田んぼの微生物を利用するというのは、牧歌的な研究に聞こえるが、中身はかなり尖っている。
田んぼの中には電流発生菌という微生物が多数生息している。この微生物自体は昔から知られていたが、実用的な電流を出すまでには至らなかった。ところが、微生物本来の生息環境に近いコミュニティを再現すると、格段に多い電流を発生することがわかってきたのだという。自然にはまだまだ知られていない、生物間の相互作用や化学反応が隠れているのだ。
詳しくは、以下の記事で。