東日本大震災でITがはたした役割とは?『Googleの72時間』、電子書籍版&紙版発売中!
4月 10th, 2013
(2013年4月10日追記)
3月に先行発売された電子版に続き、4月10日に紙版『Googleの72時間 東日本大震災と情報、インターネット』が発売されました。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
(元記事:2013年3月4日)
2011年3月11日、地震発生から2時間も経たずに、最初の災害対応サービス「パーソンファインダー」を立ち上げ、数日のうちにいくつものプロジェクトが本格始動していった。これらを可能にしたGoogleのスピード、組織力、柔軟性などその源は何だったのか?
そして、災害から学んだITのこれからの課題とは?
ITジャーナリストの林信行と、山路達也がGoogleや関係者を取材し、Google.org上で「東日本大震災と情報、インターネット、Google」として連載。これをベースに加筆・修正を加え、『Googleの72時間』として刊行いたしました。電子書籍版を先行発売し、紙版は4月の刊行を予定しています。
連載では未掲載の航空写真をめぐるやり取りや、デジタルデバイドに立ち向かうボランティアのエピソードなども追加しました。
あれから丸2年、震災から私たちは何を学んだのでしょうか?
- ○クライシスレスポンス、始まる
- ○3.11で生み出された災害対応サービス
- ・パーソンファインダーの起動
- ・5000人のボランティアがパーソンファインダーを支えた
- ・大手メディアや警察とも連携して、合計67万件のデータを登録
- ・テレビとネットの融合
- ・進化した地図が支援の道を切り開く
- ・被災地の衛星写真を人々に届ける
- ・高精細な航空写真を手に入れる
- ・ボランティアとのコラボが生んだ生活救援サイト
- ・被災地のニーズを探る
- ・被災地のビジネスを情報サービスで支援する
- ・災害をデジタルで記録する
- ・Yahoo! JAPANの奮闘
- ○Googleという企業
- ・クライシスレスポンスの仕組み
- ・Google流プロジェクトの進め方
- ・災害対応サービスをPRする
- ・社員を支えた夜食のパスタ
- ○大震災から私たちは何を学んだのか
- ・被災地でITは役立ったか?
- ・デジタルデバイドを乗り越える
- ・マシン リーダビリティの重要性
- ・ネットが可能にしたリモート ボランティア
- ・緊急時コミュニケーションの難しさ
- ・オープンデータがもたらす可能性
- ○震災の教訓を未来に伝える
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on 水曜日, 4月 10th, 2013 at 09:10 and is filed under book, works.
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