Archive for the ‘works’ Category

携帯電話の仕組みとトレンドをサクっと理解できる『進化するケータイの科学』

日曜日, 4月 15th, 2007
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進化するケータイの科学 つながる仕組みから最新トレンドまでケータイを丸ごと理解する今更いうまでもありませんが、携帯電話はものすごい勢いで多機能化しており、「電話」もワン・オブ・ゼムな機能になっているという状態。携帯電話会社も機能てんこ盛りな端末をバンバン発表しており、ものすごく高度な技術を生かしたサービスを誰もが手軽に利用できるというのは、つい20年前にはまったく考えられなかったことではあります。
仕組みなんざ知らなくても携帯電話は使えるわけですが、わかっていればより賢く楽しく使えるんじゃないのということで、携帯電話の仕組みやトレンドをわかりやすく解説したのがサイエンス・アイ新書『進化するケータイの科学』(ソフトバンク クリエイティブ)。タイトルは固いですが、小難しい専門用語を使わず、仕組みやトレンドを大づかみでサッと理解してもらえるように心がけました。ここに書かれている内容を押さえておくと、携帯電話関連のニュースもこれまで以上に面白く見聞きできるんじゃないかと思います。携帯電話をバリバリ使っている中高生や、今時の携帯電話がどうなってるのかさっぱりわからんという中高年の方にもぜひということで。目次はこちらをご覧ください。

見出し総数3000語以上のデジタル版用語辞典がついたPCJapan5月号

木曜日, 4月 12th, 2007
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PC Japan (ジャパン) 2007年 05月号 [雑誌]毎春恒例のPCJapan特別付録「PCJapan用語辞典」。今年もどーんと見出しを追加して、総項目数3000以上のボリュームでお届けします(いつもは4月号ですが、今年は5月号)。あまりの付録の分厚さに関係各所が音を上げたため(嘘)、今年はCD-ROM収録のデジタル版です。Windows標準のHTML Help形式なので、専用アプリケーションをインストールする必要はないし、AND/OR条件を指定しての全文検索も可能。見かけはシンプルですが、使い勝手はかなりいいんじゃないかと思います(私は、監修・編集、デジタル版制作を担当しました)。
もちろん付録だけではなく、本誌記事も充実。特集ではXP/Vista対応の定番ツールをどどんと132本紹介。第2特集のDVDビデオバックアップ&管理術も必見です。4月13日(金)、980円(税込み)で発売、Amazonからも購入できます。

ネット広告のキモがわかる『Web2.0時代のインターネット広告』

木曜日, 12月 21st, 2006
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インターネットを利用するなら毎日必ず目にすることになるネット広告。数々の便利なWebサービスを無料で利用できるのもネット広告によるところが大きい。また、ブロガーならアフィリエイト広告やコンテンツ連動型広告もおなじみだろう。
しかし、ネット広告ビジネスの仕組みを問われた時、あなたは自信を持って答えられるだろうか?
『Web2.0時代のインターネット広告』(日本経済新聞社、定価1600円+税)は、ネット広告代理店セプテーニ社長の佐藤光紀氏自身が、ネット広告の本質を基本からわかりやく解説している入門書だ。私も執筆に協力させていただいたが、いやまったく本当に勉強させてもらった。アフィリエイト広告や検索連動型広告の仕組みも自分ではわかっていたつもりだったが、広告ビジネスの最前線で戦う人の解説は目から鱗。広告ビジネス視点からのWeb2.0や、トラフィックに対する考え方を知ると、Webもこれまでとは違うように見えてくるはずだ。
ネット広告業界に就職したい学生さんや、企業のマーケティング担当者、ネットビジネスを展開したいと考えている方々は、細かい技術論に入る前にこの本でネット広告ビジネスの本質をがっちりつかんでいただくのが吉ではないかと思う次第。
ちなみに、佐藤氏はセプテーニに新卒で入社後1年でトップ営業マンになり、同社のネット広告事業を1人で立ち上げ、26歳で取締役になったという経歴の持ち主である(このエピソードは、『そこまでやるか!』(日経ビジネス人文庫)で読める)。

アップル本の決定版『アップル・コンフィデンシャル2.5J』本日発売

木曜日, 4月 27th, 2006
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アップル・コンフィデンシャル2.5J(上)―世界一スタイリッシュでクレージーなコンピュータ企業の30年企業30年周期説なんてものがあったりするが、アップルほどドラマに満ちた30年を経た企業はほかに類を見ない。1976年4月に創設されたアップル(法人化されたのは1977年)は30年の間に、アップルII、Macintoshという革命的なパソコンを送り出し、DTPやグラフィックの市場を作り出し、創業者をほっぽり出し、ダメダメになって、そうしたら創業者が復帰して息を吹き返し、iPodを大ヒットさせ……etc。
このドラマチックなアップルの30年を余すところなく描いたのが、オーウェン・リンツメイヤー氏と林信行氏による『アップル・コンフィデンシャル2.5J』(上)(アスペクト刊、各巻税込2100円)だ。リンツメイヤー氏の原著『Apple Confidential 2.0』に、ITジャーナリスト林信行氏の書き下ろし原稿を大幅追加(全体の1/3が日本版オリジナル!)。iPodやMac OS X誕生の物語、日の目を見なかった最先端技術、流通や販売戦略の大改革など、長年のMacファンにも知られていないエピソードがたっぷり詰まっている。
『アップル・コンフィデンシャル2.5J』(上)、いよいよ本日発売です。

今年は496ページ! PCJapan用語辞典2006

日曜日, 3月 12th, 2006
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pcjapan200604.jpg毎年恒例となっている特大付録付きのPCJapan4月号が3月13日(月)に発売される。付録はもちろん『PCJapan用語辞典』。2006年版は、何と496ページ、見出し項目は2700以上、まさに暴力的な分厚さ(作り手にとって……)の辞典なのだ。パソコンのCPU、チップセット、周辺機器から、セキュリティ、ネットカルチャー、デジタル家電まで、ITの今を知るために必要な情報がぎっしり詰まっている。毎回のことだが、既存の項目についても大幅に改訂。すでに廃れてしまった規格、旬の技術、そうしたITを取り巻く「空気感」が伝わるように心がけたつもりだ。編集した私がいうのも何だが、これが付録について1080円というのはなかなかお買い得ではなかろうか。
pcjdic2006.jpgちなみに、2003年版からのページ数をグラフにしてみると以下のようになる。ちょっとずつ増加ペースがアップしているのだなあ(判型、ページあたりの文字数は同じ)。果たして来年はどこまで行くか!?pcjdic_graph2006.png

現場で役立つDTVの入門書

火曜日, 8月 23rd, 2005
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どんな分野の仕事でも、ツールの使い方を覚えるだけでは十分といえない。特に、映像制作のように数多くのスタッフが関わる仕事の場合、全体像や現場のワークフローがわかっていないとスムーズに作業をこなすことはできないだろう。
アスペクト『クリエイターのための実践スタジオワーク DTV編』(目次はこちら)では、現役ディレクターとして活躍している千崎達也氏が、撮影プランの立て方から、カットの作り方、システム構築、編集ワークフロー、演出面から見た編集テクニック、そして納品までを解説。これから映像制作の世界に入っていく人、あるいは映像制作はベテランでもDTVはこれからという人にとって、かなり役に立つ内容が詰まっていると思う。この本1冊読んでおけば、仕事をする上での安心感がだいぶ違うはず。私もこの本の編集作業を担当したおかげで、映像制作についていっぱしの口がきけそうな気がしている今日この頃である。

PCJapan用語辞典2005デジタル版

月曜日, 8月 22nd, 2005
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PC雑誌『PCJapan』の毎年恒例付録がPCJapan用語辞典。2005年版は432ページの大ボリュームなのである。
これをパソコン上で使えるようにしたのが「PCJapan用語辞典2005デジタル版」で、このソフトを含む「PCJapan Special CD-ROM2005」がPCJapanの年間定期購読者にはもれなくプレゼントされる(市販もあり(価格は税込み2,000円))。
私は紙版の編集と、デジタル版の制作作業を担当している。自分で作っておいていうのも何だが、このPCJapan用語辞典2005デジタル版はなかなか重宝する。ローカルのパソコン上で使うものだから動作も軽快だし、Windows標準のHTML Help形式なので余計なソフトもインストールされない。さらに、説明文内の用語にはリンクが貼ってあるため、用語間を1クリックでジャンプできてこれがとても快適なのだ。
PCJapan Special CD-ROM2005には、PCJapan全目次データもHTML Help形式で収録されている。PC関連のマニアックな情報に興味がある人はぜひ使っていただきたい。

(さらに…)

『ウェブログのアイデア!』増刷です

月曜日, 6月 20th, 2005
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blog_idea_s.jpg3月に発売した『ウェブログのアイデア!』ですが、おかげさまで増刷です。前作『ウェブログ☆スタート!』よりちょっと速いペース。このbinWord/blogからお買いあげいただいた方も多く、本当に感謝しております。
この1年、ブログはものすごい勢いで普及しましたね。何やら、総務省は小中高校生のだれもがブログを書くような環境をづくりをめざす方針を決めたそうだし(笑)。『ウェブログのアイデア!』でも教育での活用を提案していたりしますが、お上から「IT社会で日本が優位に立つからやれ」といわれると子供たちのやる気をそぐような気がして心配ではあります……。
ともあれ、教育からビジネス、ホビーまで、様々な分野におけるブログのアイデアと活用Tipsが詰まった『ウェブログのアイデア!』、この機会にぜひどうぞ(目次はこちらから)。

Tigerの解説ムックが早くも登場

水曜日, 5月 11th, 2005
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IT業界では、Mac OS X v10.4 “Tiger”が大きな話題を呼んでいる。数値の上では、コンマ1桁のバージョンアップだが、その中身はというと、コンピュータの使い方を根本的に変えるかもしれない新技術が盛り込まれている。それは「Spotlight」だ。パソコン内のあらゆるデータを検索する技術であり、すでにいろいろなメディアでも取り上げられているが、実際に使ってみると誰でも衝撃を受けるはず。私はこれまでWindowsマシンをメインで使ってきたが、データの大部分をMacに移している最中だ。メール、アドレス帳、これまで書いたり編集してきたさまざまなデータ、スキャナから取り込んだ書籍や雑誌、そうしたデータを一瞬で呼び出せる快感は、自分で使ってみないとわからない。

そういうわけで、『Mac OS Xビュンビュンテクニック v10.4 Tiger完全対応版』(アスペクト刊・1449円・Amazon)である。Tigerの基本操作から、便利な使い方まできっちり解説。WindowsとMacを併用するユーザーに役立つ、「WindowsとMac OS Xの連携」にも多くのページを費やしている。このムックのおかげで私のGWは完全につぶれてしまったが、後悔はない……(とほー)。Macユーザーの方も、そうでない方も、一度書店で手にとっていただきたい。

今度は432ページ!『PCJapan』の付録用語辞典

木曜日, 3月 10th, 2005
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pcjapan200504.jpgいろいろあって休刊してしまったが、何とか昨年10月に復活を果たした『PCJapan』。用語辞典の編集を担当している私も、正直なところかなりホッとした……。
さて、4月号恒例の用語辞典は、何と432ページ! 書店や取次(書籍の卸)にイヤがられそうな分厚さだ。昨年までは「ハッカー用語辞典」だったのだが、今年からは大人の事情により「PCJapan用語辞典」に改名と相成った。
pcjapan200504jiten.png「ハッカー」本来の意味は「コンピュータやネットワークに関して並はずれた知識と技量を持つ人のこと」(RFC 1983)だが、世間的には、犯罪行為をはたらく「クラッカー」(RFC 1983)と混同されているから、まあしょうがない。
名前は変わっても、濃いめの解説はもちろん継続。「本当に使える」ということを目指して、用語選択、解説にもこだわっているのがウリなのだ。
『PCJapan』2005年4月号の発売は、3月11日。980円で、432ページの用語辞典が付いてくるのはけっこうお得だと思います。