Archive for the ‘storage’ Category
木曜日, 11月 16th, 2006
MacBookの内蔵ハードディスクに空きがほとんどなくなってきてしまった。今やっている仕事では、高解像度の図版データや音声データを取り扱う必要がある上、あちこち出張にもいかなければならない。実をいえば、iTunesのライブラリを外付けに移すなりすれば空きを作れなくもないのだが、はっきりいって運用が面倒くさい。
ちょうど東芝の「MK2035GSS」(200GB、2.5インチHDD、SATA)が出回り始めたので、こいつにを換装することにした(割高だけど……)。購入したMK2035GSSにはアップルマークが付いていたので、おそらく新しいMacBookのBTOで用意されているドライブと同じものだろう。
換装の手順は、新しいドライブをFireWireアダプタなどでMacBookに接続(私はこれdo台 MASTERを使っている。こいつは本当に便利)。バックアップソフトを使って新しいドライブにクローンを作る。Mac OS X標準のディスクユーティリティでもクローンは作れるようだが、不可視ファイルやらの問題が怖かったので、素直にPersonal Backup X4というソフトを利用した。Carbon Copy Clonerなどを使ってもいいだろう。
クローンができたら、optionキーを押しながらMacBookを再起動し、外付けしたドライブからシステムが起動できるかを確認。問題ないようなら、いよいよMacBookの内蔵ハードディスクを換装する。iBookでハードディスクを交換した時は本当に苦労したものだが、MacBookではこのあたりがずいぶん楽になっている。Apple自身が手順書を公開しているくらいだ。
新しいハードディスクで起動すると、システムやアプリケーションの起動時間が少し長くなったような気もするが(MK2035GSSは4200rpm)、ストレスを感じるほどでもない。常用しているアプリケーションで1つ立ち上がらなくなったものがあったが(ボリューム名を変更したせいか?)、これもインストールし直したら解決した。
しばらくはこれでやりくりできそうだけど、空いたら空いたでデータを詰め込んでしまうんだろうな……。
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水曜日, 4月 26th, 2006
3年前から気になっている、リムーバブルハードディスクiVDRについての説明会が開催された(以前の記事1、記事2、記事3、記事4、記事5)。
AV WatchやMYCOM PC WEBなどに記事が掲載されているが、ポイントはiVDR用コンテンツ保護の仕組み「SAFIA」がD-pa(地上デジタル放送推進協会)やBPA(BSデジタル放送推進協会)の認証を受けたこと。そして、(リムーバブルではない)内蔵向け規格「iVDR-Secure Built-in」が策定されたことだ。前者によって、デジタル放送の録画機器を発売できる態勢が「ようやく」整ったことになる。また、後者によって、後から内蔵HDD容量を増やせるハードディスクレコーダーなどが登場するかもしれない。
3年前にiVDRの規格が発表された時には、HD映像(ハイビジョン)録画の本命になるかもと思ったが、Blu-rayのレコーダーが先に出てしまうと、リムーバブルHDDは一般消費者にほとんど注目されずに終わるかもしれない。シャープがBlu-ray+iVDRのハイブリッドレコーダーを参考出品していたが(写真)、2つの大容量メディアを使い分けるというやり方は浸透するかなあ(もちろん、個人的にはものすごく気になる製品である)。
現在、2.5インチHDDの価格は、80GBで1万円前後で割高感がある。これに対して、光学系メディアは数が出ればすぐ安くなる。HDDには読み書きが自由・高速というメリットがあるが、これをどうアピールできるか。意外と、個人がパソコンで編集したHD映像の保存メディアとして便利かもしれないという気もするが。リムーバブルHDDを使ったレンタルビデオの構想も、ネット上での動画配信やCATVのビデオオンデマンドといった競合がどんどんでてきているし、先行きに不透明感あり。
あと、気になったのは、iVDR説明会の様子。デモ機の近くにいた説明員の方があまりiVDRについて詳しくないようだった。iVDRコンソーシアム参加企業の本気度はどんなもんなんだろう。技術的には(Blu-rayなどに比べて)枯れているものだし、メーカーがその気になったら完成度の高い録画機器がすぐ出そうで期待しているのだけど。
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火曜日, 11月 29th, 2005
以前から注目しているリムーバブルHDD規格「iVDR」。デジタル放送録画にも対応した「Secure iVDR」のライセンスが開始されたそうで、来年こそは製品が登場してほしいもの(一昨年から同じことを言っているが)。今まではなかった3.5インチのSecure iVDRも規格化されたので、テレビ録画機能付きパソコンも作りやすくなるかもしれない。
それにしても気になるのは著作権管理の仕組みだ。ライセンス業務を担当するSAFIAのページにある資料を見てみると、Secure “move and delete” function
とどーんと書いてあって不安。D-VHSなどでムーブする場合、機器間での転送中にエラーが起こると番組データが消えてしまうこともあるわけだが、Secure iVDRではどうなるのだろう。あと、録画データをiPodなどの携帯ビデオプレイヤー用に変換して利用する(なおかつオリジナルのデータが消えない)仕組みは用意されているのだろうか。
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木曜日, 1月 13th, 2005
一昨年前からiVDRというリムーバブルハードディスクの規格に注目している。これまでもリムーバブルハードディスクの規格は生まれては消えていった。しかし、iVDRはどこかのメーカーが独自に策定したものではなく、そうそうたる企業が名を連ねている点が異なる。
今のところ実際に発売されている対応製品は、アイ・オー・データ機器のアダプタとメディアのみ。昨年4月に発売されたiVDR mimi規格(1.8インチHDD)の20GBでは、メディア単価が高くてイマイチ魅力的ではなかったが、今度iVDR規格(2.5インチHDD)の40/80GBも発売されることになった。価格はそれぞれ20,790円、31,290円。現在、2.5インチHDDの40GBは7,500?10,000円程度、80GBは15,000?20,000円程度(PC Watchより)だから新しいメディアとしては頑張っているのでは。アダプタは今のところ、USB2.0版のみ。40/80GBのメディアを使うためにはACアダプタが必要だそうだ。FireWire(IEEE1394)版なら、バスパワー駆動できそうなんだが。
ともあれ、パソコン用のリムーバブルハードディスクとしては、だいぶ魅力的になってきたとは思う。
問題は、デジタル家電やカーナビでの採用状況だろう。昨年からいろいろな試作機は発表されているが、いっこうに製品が出てこない。著作権保護機能「iVDR-Secure」の規格化が今年6?7月に完了するそうだから、本格的な展開はそれ以降? ただ、記録型のBlu-rayやHD DVDの足音も聞こえてきているし、年末までに何とかしないとまったく盛り上がらないことになってしまうかもしれない。iVDR対応のハイビジョンレコーダーが出てくれば、面白いことになりそうなんだけどなあ。
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火曜日, 12月 14th, 2004
Lexar MediaがコネクタサイズのUSBフラッシュを規格化したという記事(PC Watchより)。
これならデジカメやオーディオプレイヤーから取り出したメモリをそのままパソコンに差せる。なるほど、これはいいな。
ただ、この規格は12×31.75×4.5mm。一方、miniSDは21.5×20×1.4mmだから、厚みではかなり不利ではある(USBコネクタの仕様だから仕方ない)。結局、また新しいフラッシュメモリの規格が加わったに過ぎないのかも。
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水曜日, 11月 10th, 2004
PC Watch「元麻布春男の週刊PCホットライン」によれば、米国の販売店では2GBのメモリースティックPROが300ドル以下で販売されているという。これは衝撃的! 何でそんなに値段差があるのか。
私もCLIE PEG-TH55を使っているが、メモリースティックの容量が足らなくて困っている。PEG-TH55でMP3データは聞かないが、EPWINGの電子辞書をWordSeekerで広辞苑や世界百科事典を利用。英辞郎の辞書データもWDICで見ている。
インタビューの録音には、サンヨーのICレコーダーICR-S290RMを使っているが、念のためPEG-TH55でも同時に録音している。
以前はPDAでのビデオ視聴に魅力を感じなかったが、最近はちょっと考えが変わってきた。とあるIT関係のセミナー資料(英語)をQuickTime形式で大量に入手して、これがなかなか英語の勉強になりそうなのだ。また、Pocket-DVD Studio for Palm+MMPlayerを使えば、市販DVDまでCLIE上で見られるようになった。
とにかくメモリはいくらあっても多すぎるということがない。4GBのメモリースティックPROもそろそろ出回りそうだし、米国から買っちゃうかも。正直いうと、ほとんどソニー製品でしか使えないメモリースティックからは離れたいのだけど。
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日曜日, 10月 24th, 2004
編集やライティングの仕事をしているせいで、デジタルデータがどんどん溜まっていく。テキストデータだけならどんなに書こうが数十MBもあれば十分なんだろうけど、スクリーンキャプチャや写真などの画像に、インタビューの録音、DTPソフトで作ったラフ、校正用のPDFデータ、イラストレータさんからの図版、さらにはCD-ROMのディスクイメージ等々のおかげで、1つの仕事だけでもかなりのディスク容量を食う。そういうわけで、1?2年に1回くらい、容量の大きなハードディスクドライブ(HDD)にデータを移し変えることにしている。
仕事が終わるたびにデータを消去すればいいと思うかもしれないが、デジタルデータはいくらため込んでも物理的な場所を取らない。念のため記録型DVDメディアにも書き出してはいるけど、複数枚のメディアに分散していると検索の手間がかかりすぎて実用的じゃないのだ。やっぱりハードディスクに全部突っ込んでおくのがいちばん楽。
過去の記事や企画書、画像が残っていたおかげで手間が省けたことは何度もあった。これだけHDDが安くなっているご時世なのだから、わずかな金を惜しんで貴重なデータを捨てるのは馬鹿げている。
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日曜日, 9月 26th, 2004
私がWindows上のファイル管理に使っているFileVisorというソフトが最近バージョンアップして6になった。
このソフトは、とにかくキーボードでの使い勝手がいい。画像ファイルをざっと確認したい時はビューアで、編集したい時はフォトレタッチソフトでという具合にアプリケーションを使い分けたい時があるが、こんなこともキーボードからワンタッチ。飛び飛びの場所にある複数ファイルの選択もキーボードだけでできるのだ。マウスで使う場合もWindows標準のエクスプローラよりはるかに使いやすい。
一番よく使うのは「しおり」機能。よく使うフォルダを「しおり」に登録しておけば、2つキーを押すだけでそのフォルダに移動できる。私は仕事ごとにフォルダを作って管理しているから、この機能なしだと著しく作業効率が落ちてしまう。FileVisor6の最初のバージョンでは仕様変更されて、キーボードから「しおり」が呼び出せなくなっていた。すぐサポートページで要望を出したが、数日後にマイナーバージョンアップされたところを見ると、同じ要望を出した人がけっこういたのだろう。
こういうファイル管理ソフトは、MS-DOSの時代からたくさん作られてきたが(「FD」などが代表的)、最近は昔ほど話題にならなくなってきたようだ。コマンドラインから文字を打ち込んでファイル管理を行っていたDOSではファイル管理ソフトの便利さは驚異的だったが、Windowsは基本的にマウスのドラッグ&ドロップで直感的にファイル操作が行える。標準のエクスプローラは特に使いやすいと思わないが、多くの人にとっては過不足なく使えるから、あまり不満は感じないのかもしれない。
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土曜日, 4月 24th, 2004
アイ・オー・データ機器のイベント「AVeLフェア」で、リムーバブルハードディスク「iVDR」関連製品の展示があった。内容は、PC Watchの記事でも紹介されていた「iVDR対応Rec-On」や、iVDR miniのメディアおよびリーダーなど。
説明員の方によれば、
・iVDRのメディアはヘッドとプラッタ(磁気円盤)が一体化している。一方、アイオメガのREVのメディアはプラッタのみ。ヘッドを一体化していない方がメディアのコスト的には有利だが、メディアの容量が限られてしまう(REVの場合は35GB)。iVDRは、今後メディアの密度を上げていける。
・iVDRは家電やカーナビで採用される予定がある。量産効果でメディアの価格を下げられる。
・iVDR miniと標準iVDRのメディアは、コネクタが同じ。アルプス電気製のオートローディングメカは両方に対応している。展示されていたアイ・オー・データ機器製の試作品でも、ドライブからはみ出るが、iVDRメディアを使うことも可能。
とのこと。
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火曜日, 4月 13th, 2004
IomegaのRRDはけっきょくどうなったんだろうと思っていたら、米Iomega、リムーバブルHDDストレージ「REV」を出荷開始(PC Watch)というニュースが。そうか、REVという名前になったのか。
1.8インチのiVDR Miniのメディアが20GBで24,000円。2.5インチのREVは35GBで8,000円前後。家電ではメーカーがコンソーシアムをしっかり作っているiVDRになるのだろうけど、PC周辺機器としてはどちらが優勢になるか。2.5インチiVDRメディアが出てくればもろにぶつかり合う戦場になりそうだ。
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