最近購入したノートン・インターネットセキュリティ2005(以下、NIS2005)の調子がどうもおかしい。
1回目のインストールは2004バージョンに上書きしたのだが、CPU使用率がすぐ100%になってまったく使い物にならない(例によって、ccApp.exeがCPUパワーを食いまくっている)。アンインストールしてからインストールし直し、AutoProtectや送信メールチェックなどの機能をオフにしたらまともに動くようになった(2004でも同じような現象を経験)。
……と安心して、原稿を調子よくガリガリ書いていたら、またしてもccApp.exeの奴が貴重なCPUパワーを! CPU使用率が100%になると、日本語変換が激遅になって仕事ができない。
今度は2005をアンインストールして、レジストリに残っているデータも徹底的に削除してからインストールし直したのだけど、症状が治まらない。あきらめて2004に戻したら、ピタリと症状が治まった。仕事が詰まって原因追及している余裕もないから(ブログは更新してますが)、しばらく2004で行くことにする。
BB Watchの「イニシャルB」でもNIS2005のトラブルが報告されているし、私だけの問題ではない模様。その一方、何の問題なく動作しているユーザーも多いし、どういう条件の時にトラブルが起こるんだろう? メーカーのFAQを見てもわからずじまい。NIS2005が悪いのかどうか確かなことはいえないけど。
こういうパソコントラブルへの対処は非生産的で、気力を削ぐんだよねえ。
(2004年11月25日追記)
シマンテックのユーザーサポートからの回答では、専用の削除ツールを使って、以前のバージョンのデータを完全に削除してほしいとのこと。うーん、もしかすると私の操作には漏れがあったのかもしれない。ただ、現在安定しているシステムが動かなくなるといやなので、暇な時に実行することにする。
(2005年3月23日追記)
ここ数日、NIS2004を有効にしていると、OperaではGoogleの検索結果が途中までしか表示されないようになってしまった(Internet ExplorerやFireFoxなら問題ないのだけど)。NIS2004を無効にすると問題なく表示されるから、NIS2004が怪しい。シマンテックのサポートに質問は送ったが、使い慣れたブラウザが使えないのは非常に不便。
そこで、改めてNIS2005のインストールに挑戦する。サポートからの長い回答(A4で5ページちょっとにもなった)通り、アプリをアンインストールして、削除ツールを何本もダウンロードして実行して、レジストリを削除して……。ようやくNIS2005をインストール。設定画面を表示する時、異常に待たされたりするなど気になる症状は出るものの、今のところ問題なく動いている。OperaでGoogleを検索した時もきちんと表示されるようになった。しかし、ほんと、恐ろしく手間がかかった……。
(2005年3月25日追記)
うまくいったと思ったが、やはりccApp.exe、ccEvtMgr.exeがCPUパワーを食ってしまう症状が時々現れる。また、NIS2005の影響かどうか定かでないが、Operaをしばらく使っているとWebページにアクセスできなくなることがある。Operaを立ち上げ直せば大丈夫なのだが、非常にウザい。
シマンテックのサポートに聞くと、影響を与えている可能性のある常駐アプリケーションを特定して外すという回答が送られてきたが、セキュリティソフトのために便利なソフトを外すというのも本末転倒でイヤなんだなあ。別メーカーのセキュリティソフトを試してみるかも。
(2005年4月5日追記)
NIS2005に耐えられず、ウイルスバスター 2005 インターネットセキュリティを使い始めた。今のところ、非常に快適!