Archive for the ‘software’ Category
月曜日, 1月 28th, 2008
エルゴソフトがパッケージソフト事業を終了させるとのこと。私がMacを使い始めたのはMac OS Xになってからだが、egwordなどMacに特化したユニークなソフトウェアを開発している会社として注目をしていた。残念。
ただ、同社を取り巻く状況は厳しくなっていると思ってはいた。ワープロ分野ではマイクロソフトが本腰を入れてOffice 2008 for Macを投入してきたし、アップル自身もiWorkのPagesを出している。日本語入力システムにしても、Mac OS X標準の「ことえり」がどんどん使いやすくなっているし、ジャストシステムのATOKも強い(私自身、WindowsとMac OS Xでユーザー辞書を同期できる(ATOK Sync)ことからATOKを愛用している)。
そうそう、辞書が好きな人なら同社のegbridge Universal 2かegword Universal 2を今のうちに入手しておいた方がよいかも。egbridge Universal 2には三省堂「大辞林 第三版」、「ウィズダム英和辞典 第2版」、「ウィズダム和英辞典」、それにEPWING・ロゴヴィスタ辞典対応の電子辞典ビューアが標準搭載されている。この電子辞典ビューア(DictionaryViewer.app)がかなり使いやすい。私は普段Mac OS X標準の「辞書」(Dictionary.app)を使っているのだけど(英辞郎も使えるし)、EPWINGの辞典で調べ物をしたい時にはDictionaryViewer.appを使う。機能は完全一致、前方一致、後方一致とシンプルなのだが、動作が非常に軽快で使っていて気持ちがいい(ちなみに、このDictionaryViewer.appのクレジットには、「Powered by Jamming 2004」と書かれており、Jammingの技術が使われているようだ)。
こういうソフトウェアがなくなってしまうのは返す返すも残念。
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月曜日, 1月 21st, 2008
Mac OS X v10.5 “Leopard”のQuickLook(クイックルック)用に、InDesignやIllustrator、EPS、ついでにFreeHandのファイルも閲覧できるプラグイン「SneakPeek Pro」が登場。
CS3ならば、IllustratorファイルやInDesignファイル内で使っているフォントや画像ファイルのリストも見られる……ということなのだけど、私の環境ではなぜか動作していない。LeopardのQuickLookはまだ安定していないところがあって、プラグインが意図通りに有効にならないことがどうも多いようだ。ターミナルから「qlmanage -r」(QuickLook関連機能をリセットする)というおまじないを打ち込んでも効果なし。
きちんと動作すれば、すばらしいことになりそうなので、Leopardのアップデートも含めて時々状況をチェックしたい。
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月曜日, 1月 21st, 2008
以前「Firefoxで開いたページを携帯電話やPDAで閲覧する」というエントリーをアップした。これはFirefoxとMac OS XのAutomatorを使い、Firefoxで開いているページのリストを(自分が利用している適当な)レンタルサーバーやiDiskにアップロードして、携帯電話などで閲覧するというもの。ただし、以前のエントリーで紹介した方法そのままだとiPod touchで閲覧できない(iPod touchのSafariはページのテキストエンコーディングが明示的に指定されていないと文字化けするらしい)。そこで修正するポイントを。
(さらに…)
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金曜日, 1月 18th, 2008
MacWorld Expo 2008で見かけた、ちょっと気になるソフトウェア。GridIron SoftwareのFlowは、DTPデータやOffice文書など、複数ファイルがリンクされたドキュメントを管理するためのソフトウェアだ。
どのようにファイルがリンクされているのかがグラフィカルに表示されて、とてもわかりやすい。レイヤーや使用しているフォントなどの情報も管理画面から一覧できるようだ。DTPの場合、データ入稿する際にリンクされているファイルを入れ忘れるというのはよくあるミスだが、Flowはあるドキュメントに関連するファイルをまとめてアーカイブしてくれるのでこういう事故を未然に防げる。また、何かのドキュメントとリンクしたファイルを(Mac OS X標準の)ごみ箱に捨てようとすると、Flowが警告を発してくれたりもする。
ファイルのリンク関係だけでなく、各ファイルの履歴も自動的に管理できるのもすばらしい。例えば、DTPデータに含まれる、特定の画像だけを以前の状態に戻すなんてことが簡単にできてしまうのだ。
Flowは現在アルファ版の段階で、発売は2008年夏の予定(このページからベータテスターの登録が行える)。価格は未定だが、担当者によれば、普通のユーザーが買えるような価格帯を考えているということで、何百ドルもするようなことはないらしい。
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土曜日, 12月 29th, 2007
今年は例年よりも早く仕事が終わったので(といっても昨日だけど)、不義理をしている方々にきちんと年賀状を出すことにする。ネットの無料素材をダウンロードして、Illustrator CS3でベクトル化、てきとーに組み合わせてデザインを作る。
この際なので、分散していた連絡先データをMac OS Xのアドレスブック.appにまとめる。iPodや携帯電話(リュウドの携帯シンクが必要)とも手軽にシンクロができて実に快適だ。
あとは、宛名をさっさと印刷して……と思ったら、さくっと使える宛名書きソフトがMacには意外なほど少ない。アドレスブック.appもPagesも縦書き印刷ができない! これはMac OS XのCocoaフレームワークが縦書きに対応してないからのようだ(現在縦書き対応のソフトは独自にコードを書いて対応している)。しかし、Leopardになってもこの状態というのはちょっとねえ。
アドレスブック.appとの連携機能がないソフトは、入力が二度手間になるから使いたくない。それならということで年賀状ソフトを物色してみると、アジェンダのLeopard対応「宛名職人Ver.15」は延期、再延期のあげく、発売日未定……(担当者の立場だったらと思うとぞっとする)。
あれこれ探して、山本ソフトウェアの「葉書AB」にたどり着いたのだが、これが実にすばらしい。アドレスブック.appからドラッグ&ドロップだけで実に簡単に印刷できる。連名印刷や複数枚の一括印刷も可能。そうそう、こういうソフトが欲しかったのだ。独自にデータベースを持つのではなく、そのままアドレスブック.appのデータを使ってくれた方がありがたい。フォントが選択できなかったり、レイアウトの自由度がそれほど高くなかったりはするけど、私の用途には十二分。来年もこのソフトを使わせてもらうことになりそうだ。作者の山本さんに感謝。
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水曜日, 9月 26th, 2007
iWork ’08に含まれる表計算ソフト「Numbers」は1つのシート内に、複数の表を自在に貼り付けられる。表作成の自由度が高くてこれはいい!と思ったのだが、早々と挫折。セルの内容を編集するためのキーボードショートカットが見つからないのだ。
Excelの場合、Windows版なら「F2」キー、Mac OS X版なら「control+U」キーで選択されているセルの内容を編集できる。このキーボードショートカットがないと、いちいちマウスに持ち替えて、セルをダブルクリックしないといけないからとてもわずらわしい(みんなそうやっているんだろうか?)。Mac OS Xは、メニューから呼び出せるコマンドに対して自由にキーボードショートカットを割り当てられるのだが、セルの編集機能はメニュー項目にないため、その技も使えない。
仕事で使うためのソフトは、こういう細部の工夫も欠かせないのではなかろうか。これさえ改善されれば、Numbersも常用しようかと思うんだけどなあ。
(追記:2007年9月30日)
インスペクタウィンドウを表示して、「表」(左から3つ目のアイコン)を選択。「表示オプション」の「Retunキーで次のセルに移動」のチェックを外すと、Returnキーでセルの編集ができるようになる(jimさんからの情報)。
(追記:2008年1月25日)
option+returnで、セル編集が可能(hiroshimoさんからの情報)。
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日曜日, 9月 9th, 2007
久しぶりに英語学習熱が高まってきた。リスニングはもちろんなのだけど、単語力もつけたいので効率的に単語帳を作る方法を考えてみる。まあ、効率的=効果的とは限らないわけで、鉛筆で何度もガリガリ単語を書く方が効果的かも知れないけど、ちょっとしたお遊びだ。
・まず、対象のテキストをWordで読み込む。使ったのは、Windows版のWord 2003と、Mac OS X版のWord 2004。
・わからない単語を選択して、「蛍光ペン」ツールでハイライト。
・いちいち「蛍光ペン」を選ぶのが面倒なので、ハイライトした単語を選択して、「書式のコピー/ペースト」を「ダブル」クリック。
・こうすれば、単語をクリックするだけで簡単にハイライトできるようになる。
・「編集」→「検索」を呼び出し、Windows版なら「オプション」、Mac版なら下向きの矢印をクリックして、オプションを表示させる。
・「書式」をクリックして、「蛍光ペン」を指定。
・Windows版なら「見つかったすべての項目を強調表示する」、Mac版なら「検索結果をすべてハイライト表示する」にチェックを入れる。
・「検索する文字列」を空欄のまま検索すると、ハイライトした単語がすべて選択される。
・ここで「編集」→「コピー」を実行。
・新しい文書を開いて、「ペースト」を実行すれば、ハイライトした単語の一覧が出来上がる。
ハイライトしたあと、検索から新規文書の作成まではスクリプトで簡単に自動処理できそう。暇があればやってみよう。
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日曜日, 9月 2nd, 2007
私はWebのニュースをチェックする場合、各サイトのトップページから興味のあるすべての項目をタブで開き、見終わったタブから次々閉じていくというやり方をしている。Firefoxなどのタブブラウザを利用している人ならば、ごく一般的な使い方だろう。
こうやってニュースチェックをしている途中で外出しなければならないことはよくある。そんな時、移動中にPDAや携帯電話のフルブラウザを使ってニュースチェックの続きができればなあと思っていた。複数パソコンでブラウザにFirefoxを使っているなら、Google Browser Syncを使えばいいが、携帯電話やPDAではそうもいかない。はてなブックマークのようなソーシャルブックマークを使うという手もあるが、記事ごとに登録していくのは面倒だ。また、不正な利用を避けるためか、こういうソーシャルブックマークサービスでは自動処理が行えなくなっている。
そこで、現在タブで開いているページへのリンクを1つのHTMLファイルとして生成し、自分が使っているWebページサービスやレンタルサーバーなどにアップロードすればよいのではないかと考えた。
(さらに…)
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火曜日, 12月 12th, 2006
以前のエントリで、EdyやSuicaでは利用履歴の管理が行いにくい旨を書いたが、プラトの「マスターマネー5」にEdyデータ取り込み機能が追加されたようだ。利用にはPasori(パソリ)が必要。
あちこちのネット記事を見ると、Mac用のParallels Desktop(日本語版)でもPasoriが使えているようだし、ちと気になる(最近はマスターマネー5もParallels上で使っていたりするのだ)。
(2006年12月13日追記)
Suica対応についてプラトに尋ねたところ、現状JRが一部企業にしかデータを公開していないためマスターマネー5側では対応できないとのこと。
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火曜日, 12月 5th, 2006
Mac OS X用の目覚ましタイマーソフト「iBeeZz」がバージョンアップしたとのこと。このソフトはMacがスリープ状態になっていても、指定した時間に起動させてさまざまな処理を実行させられる。重宝していたのだが(以前の記事)、ここ2年ほどはバージョンアップも行われず残念に思っていた。当然ながら新バージョンではユニバーサル・バイナリとなり、インテルMacにも対応している。
radio SHARKのアプリケーションを使っているとMacがスリープしなくなるが、これが気になる人も使ってみるとよいかも。
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