Archive for the ‘net’ Category
火曜日, 12月 6th, 2005
やじうまWatchで紹介されていたWeb Two Point Oh!がとってもツボにはまった。これは話題のWeb2.0「っぽい」企業名とサービス内容をランダムに表示してくれるというもの。
確かにWeb2.0の波が来るのは間違いないんじゃないかと思うけど、トレンドに振り回されすぎるのも考えもの。情報をキャッチアップしようと思っているだけでは、けっきょく何にも身に付かないのだろうと自省する。Web Two Point Oh!なんかのお馬鹿サイトを見ると、ちょっと頭が冷やされていい。
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土曜日, 8月 13th, 2005
今週、国内サービスが立て続けにGoogle Maps APIへの対応を発表した。
・地図からのブログ検索サービス「maplog(マップログ)」
・地図から求人情報が検索可能な「Find Job!」
・映画館情報サービス「映画生活」
海外では、サンフランシスコ地域情報サービスのCraigslistと地図を結びつけたHousingMapsがすでに大人気らしい。米Yahoo!も「Yahoo! Maps Web Services」を開始したし、今後は生活情報サービスのほとんどがこうした地図に対応してくるだろう。サービス同士がスピーディにつながっていく、この様がまさにWeb2.0(伊藤直也の「アルファギークのブックマーク」)なのかと感心する。
上に挙げたのは地図の活用だが、それ以外でも検索エンジンは生活の隅々にまで入り込み、情報をランク付けしてユーザーに提示する。もはや検索エンジンなしでWebの情報にアクセスすることはできない。しかし、検索エンジンは広告収入によって収益を上げており、果たしてどこまで中立性を保っていられるのか? 特定の思想・信条に肩入れするということはないのか?
こういうことを考える際、『検索エンジン戦争』が参考になるだろう。これは、ジェフ・ルート氏と佐々木俊尚氏の連載「そこが知りたい!検索エンジンの裏側」(INTERNET Watch)などの原稿を元にした書き下ろし。検索エンジンの歴史から現在の三国志(Google vs Yahoo! vs MSN)、広告と検索エンジンの関係などが要領よくまとめてあり、今の検索エンジンの世界を一望できる。企業としてのGoogleの特異性や、SEOビジネス(著者の一人ジェフ・ルート氏はSEOの専門家でもある)の解説も読み応えあり。
今では、検索エンジンは空気のようになっている。なくてはならず、なおかつその存在を意識されないものになっており、既存の大手マスメディアよりもさらに強大な権力となっていく可能性も高い。こうした危機感に駆られた人々はオープンソースの検索エンジン「Nutch」を開発している。もしかしたら、将来的には検索エンジンのアルゴリズムをチェックする第三者組織も必要になってくるのかもしれない。
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土曜日, 7月 23rd, 2005
米Appleが9月にも音楽ビデオ販売に進出するのではないかとの報道があり、ビデオ対応のiPodも登場するのではないかという噂も出ている。また、ソニーはPSP用動画配信サービスを発表した。1年くらい前までは、こういうポータブルプレイヤーでビデオを見るというのは、私としてはあまりピンと来なかった。撮り溜めた録画を電車の中で視聴(消化?)したり、映画の予告編やCMを見るのは、まあそれなりに面白げではあるが流行らないだろうなと思っていたのだ。
しかし、検索技術の急速な発達(もちろんGoogleマップなどのローカルサーチも含めて)やメタデータの盛り上がり、そしてこうしたWeb2.0といわれる潮流がうまく合わさってくれば、ビデオ配信(ビデオポッドキャスティング?)はかなり魅力的なメディアになり得るのではないかと思う。
(さらに…)
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月曜日, 5月 16th, 2005
Mac OS X v10.4 “Tiger”のSpotlightによって、ローカルなデータの検索性は格段に向上した。
しかし、私の場合、仕事の打ち合わせその他でけっこうWeb上のサービスを使っている。ブログ以外にも、Wikiだとか、グルーウェアだとか。GoogleとSpotlightの両方がまだカバーできてなくて、なおかつ確実に需要があるのが、こういうWeb上のプライベートデータなんじゃなかろうか。
URLとID、パスワードを登録しておけば、まとめてサービス内のデータを検索できるサービスが欲しい。考えてみると、それがマイクロソフトの.NET Passportが目指していたものか。.NET Passportは自分でもほとんど使っていないし、eBayもサポートを中止したりしてあまり盛り上がっていないようだが。
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月曜日, 4月 18th, 2005
米Adobe Systems、米Macromediaを約34億ドルで買収(INTERNET Watch)というニュースは、IT業界において今年一番のビッグニュースではないだろうか。PDFとFlashというリッチコンテンツの両方が組み合わさったら、Webアプリケーションのリッチ化がますます進みそうだ。
アドビ システムズは、自社製品にOperaのレンダリングエンジンを採用をしたりして、マイクロソフト追従型ではない、独自のWeb戦略を進めている。それこそ、今後はOpera Softwareなどを買収して、リッチコンテンツに特化したWebブラウザを開発してもおかしくない気がする。さらに、whatwgなどが絡んできたら、ブラウザ市場は一変してしまうかもしれない。
PDFやFlashを組み合わせたWebアプリケーションが普及すれば、WindowsなどのOSはあくまでWebブラウザを動かすだけの土台にすぎなくなる。Webブラウザさえあればほとんどの仕事はこなせるようになるということは以前から言われていたが、デファクトスタンダードのリッチコンテンツブラウザが登場すれば、その動きは急加速するだろう。すでにアナリストも「AdobeとMacromedia合併で、MSの強敵誕生?」という見方をしている。
もう1つ、アドビとマクロメディアの合併ということで注目しているのがドローソフト。アドビのIllustratorは業界標準になっているが、非デザイナーな私にとって使いやすいとはとてもいえないソフトだ。ドローソフトとしては、昔からマクロメディアのFreeHandの方が数歩先を行っていたように思う(Illustratorにはいまだにコネクタライン機能もない)。合併によって、Illustratorなども機能強化されるとよいが。
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月曜日, 2月 21st, 2005
現在インターネット上を流れているメールの過半数はスパム(迷惑メール)。プロバイダーや受信者側ではさまざまなフィルター等を利用してスパムを遮断しようとするわけだが、100%とはいかないから、メールの信頼性がどんどん下がっている。また、機密情報の漏洩という問題もあったり。
というわけで、信頼できる情報伝達手段としてFAXを売り込むメーカーも出てきた(IT Proニュース)。アプリケーションから印刷先として同社のFAXサーバー専用機を指定すると、相手先にFAXが送られて送信記録も残る。まあ、機能的には従来のFAXソフトとあまり変わらないようだが、他社製品はソフトウエアがほとんど。FaxPress Premierは専用機なので性能や耐障害性に優れている
ということらしい。
もしかしたら、今後はFAXソフトで使う文字の書体やサイズ、文章のレイアウトなんかについても統一規格が出てきたりするかも? 送信側のメールソフトから「機密」を選べばインターネットではなく、FAXを使って送信。受信側では、OCR(光学式文字認識)機能を使って、元のテキストデータを自動的に復元するとか。しかし、テクノロジーのすさまじい無駄遣いだな……。
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木曜日, 7月 29th, 2004
オープンソースのデータベース「MySQL」の開発元が、ホスティングサービス「MySQL Hosting」の提供を始めたそうだ(INTERNET Watchより)。
MySQLを使うアプリケーションはどんどん増えていて、私もMovable TypeでMySQLを使っている。あと、XOOPSも使ってみたい。ただし、複数のMySQLデータベースを手頃な価格で使える(なおかつサポートがしっかりしてそうな)サービスがなくてどうしようかと思っていた。
MySQL Hostingのプランは、$9.95?34.95で1?10個のMySQLデータベースが使える。私は、500MBのストレージと3つのMySQLデータベースの「Intermediate plan」に食指が動いている。24時間無休の電話・チャットサポートも魅力的。
今の仕事が一段落したら、MySQL Hostingに移行するかな……。
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火曜日, 7月 13th, 2004
WIRED NEWSで紹介されていた「Facetop」というビデオ会議システムは、すごいインパクトがある。これは、半透明のデスクトップ画面とビデオ映像を同時に送受信するというもの。相手の姿がデスクトップ画面に透けて映されるので、共同作業を進めやすいらしい。
これなら、昔懐かしい潜水艦ゲーム(だっけ?)もネットワーク経由でできそうだ。
記事によれば、
フェーストップは、米アップルコンピュータ社の『マックOS X』上で動作する。フェーストップが実現できたのは、マックOS Xのレンダリングエンジン『Quartz』(クオーツ)によるところが大きい。Quartzを使用すれば、インターフェースのあらゆる箇所を半透明にできるからだ。スミス氏によると、Quartzのおかげで、最初の試作品はわずか45分ほどで完成したという。
Windows版は、Longhornの登場を待つ必要があるとのこと。
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日曜日, 6月 20th, 2004
私は、有料メール転送サービスのPobox.comを長い間使っている。今までにプロバイダを何回も乗り換えたが、Pobox.comのおかげでメールアドレスを変える必要がなかった。複数のメールアドレスを作って、仕事用、一般公開用、メーリングリストの購読用などと使い分けている。
サービスはすべて英語だが、当然ながら日本語メールのやり取りも問題ない。カスタマーサポートの対応も驚くほど迅速なので、好感度高し。
大抵のプロバイダーでは、送信サーバー(SMTPサーバー)からメールを送信する際、ユーザーのメールアドレスをチェックする。プロバイダーが設定したメールアドレスからでないとメールが送れないが、Pobox.comは自身のSMTPサーバーを用意しているのでこちらを使えばいい。
(さらに…)
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日曜日, 6月 20th, 2004
知り合いからのお誘いをいただいて、話題のGmailを試用中。Googleがベータテストを行っている、1GBの容量を持ったメールサービスだ。
すでにいろいろな記事で詳しい使い勝手が紹介されている。
・1GBの衝撃! Googleの無料Webメールサービス「Gmail」(MYCOM PC WEB)
・シリコンバレー101「第84回 Gmailに満足できなくなった理由」
・Windows XPスマートチューニング「第121回 自動デスクトップクリーンアップ機能の実行日数を調整する」
ちょっと使ってみた感想としては、Web上のサービスであるにもかかわらず、実に快適に動作するということ。ショートカットキーも用意されており、メールソフトに近い感覚で使える。また、自分のメールをGoogleの検索技術を使って探し出せるというのは大きな魅力だ(現時点では日本語での検索に未対応)。
(さらに…)
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