Archive for the ‘Mac’ Category

StickyBrain、日本語検索も完璧に!

水曜日, 6月 1st, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

以前に紹介したが、StickyBrainというかなりすごいソフトがある。Web上の気になる情報やアイデアなどをポンポン放り込んでいけて、検索も超高速なのだ。しかし、日本語検索がうまくできず、さらにバージョン3.5.0は特定の環境においてまったく動作しなくなってしまっていた。
バージョンアップを待ち望んでいたわけだが、開発元もようやく原因の究明ができたようだ。うまく動作しない状態なんかを図入りで説明した手紙まで送った甲斐があるというもの。ネットを見ると、ほかにも開発元にフィードバックしている人がけっこういるらしい。
新バージョンの3.6.0をざっと使ってみた限りでは、日本語の検索もうまく行っているようだ。うーむ、すばらしい。

TigerのDictionary用データはXMLで書かれている

月曜日, 5月 30th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

Tiger_dictionary.pngMac OS X v10.4 “Tiger”には、辞書ソフト「Dictionary」が入っている。標準で付いてくるのは、「New Oxford American Dictionary」と「Oxford American Writers Thesaurus」の2つで、おまけとは思えない充実ぶりだ。任意のアプリケーションで単語を選択し、アプリケーションメニュー→「サービス」→「Look Up in Dictionary」を実行すれば単語の意味を調べられる。Safariなら、選択した単語を右クリックして「辞書で調べる」を選ぶだけ。
しかし、英英辞典しか入っていないのが何とも残念。自分でDictionary.app用のデータを作ることはできないものかと、/Library/DictionariesフォルダをFinderで覗いてみると、「New Oxford American Dictionary.dict」と「Oxford American Writers Thesaurus.dict」というファイルがあった。これらはパッケージ形式になっているので、さらに中身を見てみる(右クリックのメニューから「パッケージの内容を表示」)と辞書データ本体はXMLで書かれているようだ。しかも、「Dictionary DTD」という辞書用の仕様に乗っ取っているらしい。見出しや語義などのタグもきちんと用意されているのだけど、あいにく私はXMLがまったくわからない。XML用のツールを使えば、何とかなりそうなんだけどなあ。誰か挑戦してみませんか?

(2007年10月27日追記)
Mac OS X 10.5 “Leopard”では、自分で辞書を作ることができるようになったようだ(該当記事)。

NetNewsWireとMarsEdit

火曜日, 5月 24th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

ranchero softwareのRSSリーダー「NetNewsWire」とブログエディタ「MarsEdit」のコンビネーションがとてもいい感じだ。NetNewsWireでは、TigerのSpotlightにも対応し、指定した条件のフィードを表示するスマートリスト機能が装備されている。内蔵のWebブラウザもよくできていて、サクサク記事を読んでいける。MarsEditは、すでに投稿した記事の編集もしやすいし、画像のアップロードも手軽。あとサムネール画像の作成機能が付けば、個人的にはいうことなしだ。

(さらに…)

Spotlight対応の素材集に期待

火曜日, 5月 17th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

ここのところ、Mac OS X v10.4 “Tiger”のSpotlightをあれこれいじっている。アップルのダウンロードページを見ると、Spotlight対応ソフトもかなり増えてきている模様。それで思ったのだが、アプリケーションだけでなく素材集もSpotlight対応になるとかなり便利そう。

(さらに…)

Tigerの解説ムックが早くも登場

水曜日, 5月 11th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

IT業界では、Mac OS X v10.4 “Tiger”が大きな話題を呼んでいる。数値の上では、コンマ1桁のバージョンアップだが、その中身はというと、コンピュータの使い方を根本的に変えるかもしれない新技術が盛り込まれている。それは「Spotlight」だ。パソコン内のあらゆるデータを検索する技術であり、すでにいろいろなメディアでも取り上げられているが、実際に使ってみると誰でも衝撃を受けるはず。私はこれまでWindowsマシンをメインで使ってきたが、データの大部分をMacに移している最中だ。メール、アドレス帳、これまで書いたり編集してきたさまざまなデータ、スキャナから取り込んだ書籍や雑誌、そうしたデータを一瞬で呼び出せる快感は、自分で使ってみないとわからない。

そういうわけで、『Mac OS Xビュンビュンテクニック v10.4 Tiger完全対応版』(アスペクト刊・1449円・Amazon)である。Tigerの基本操作から、便利な使い方まできっちり解説。WindowsとMacを併用するユーザーに役立つ、「WindowsとMac OS Xの連携」にも多くのページを費やしている。このムックのおかげで私のGWは完全につぶれてしまったが、後悔はない……(とほー)。Macユーザーの方も、そうでない方も、一度書店で手にとっていただきたい。

QuickTime 7では、音程を変えずに再生速度を変えられる

金曜日, 4月 29th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

Mac OS X v10.4 “Tiger”が発売され、さっそくあれこれいじっている。
QT7_AVC_small.pngTigerではQuickTimeのバージョンが7になり、録画や録音も単体でできるなど、かなり強力なツールになっている。面白い変更点として、新しく「A/Vコントロール」から再生速度の変更ができるようになったのだが、試してみると速度を変更してもピッチ(音程)が変わらない。
もしかして、と思い、以前AppleScriptで作成したテープ起こし支援スクリプトを動かしてみると、こちらでもピッチはそのまま。QuickTime 6までは速度を速めるとピッチが高くなっていたのだ。
テープ起こし(文字起こし)や外国語のリスニング、楽器の練習などにも便利に使えそう。

(2005年5月20日追記)
さらに調べてみると、Tigerでは上記のテープ起こし支援スクリプトのうち、再生と一時停止を行うものがうまく動作しない。現在ムービーが再生中かどうかを判定して、再生・一時停止を切り替えるだけの極めて単純なものなのだが。どうも一部プロパティの仕様がQuickTime 7では変更されたようだ。現在、対応策を調査中。せっかく再生速度変更が賢くなったのに……。

(2005年5月21日追記)
再生・一時停止のスクリプトが動作していなかったのは、私のミス。というか、何でQuickTime 6まではこれで動いていたんだろう……。

Spotlightの可能性について考える

月曜日, 4月 18th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

ここのところ、Mac OS Xの新バージョン「Tiger」が待ち遠しくて仕方がない。中でも、検索機能のSpotlightには期待大。検索のスピード、ユーザーインターフェイス、いずれもすばらしい。これまでにWindowsで作ったデータもすべてMac OS X上にコピーして検索を行おうかと思っているくらいだ。
Spotlightは、今のところローカルドライブにしか対応していないということだが、工夫次第ではネットワーク上のデータも検索できるかも。ネットワーク上の他のMacに対し、Spotlight検索を行う命令を出すソフトウェアがあればよいのではないかな。NASは無理にしても、他のMacにつながっているハードディスクのデータなら比較的簡単にSpotlight検索の対象にできそうな気がする(私にそんなソフトは作れないけど……)。
また、Bonjour(旧名:Rendezvous)を利用すれば、ネットワークでつながったWindowsマシンに対しても命令を出しやすいのではないだろうか。Windowsマシン上で動作するソフトウェアが命令を受け取り、Googleデスクトップ検索などの検索ソフトを実行して、その結果を指令元のMacに送ることができれば、Spotlight上からネットワークに接続されたマシンの情報を一元管理できるかも。
いろいろ想像がふくらんでくるなあ。

Spotlightはローカルドライブのみに対応

木曜日, 4月 14th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

Mac OS X v10.4 “Tiger”の説明会が開催された。新機能説明はこれまで多くのメディアで取り上げられてきたとおりだが、個人的に気になったことをアップルの担当者に質問してみた。
まず、デスクトップ検索機能のSpotlightは、ネットワークドライブ上のファイルも検索可能なのか?
これに対する回答は、「現時点ではローカルドライブのみに対応」とのこと。WindowsのデータもすべてNASにぶち込んでSpotlightで検索しようともくろんでいただけに、非常に残念。FireWire接続の大容量HDDをMacにつないで、Windowsと共有するか……? なお、アップルでは、ネットワークドライブへの対応も今後の課題として考えているという。
もう1つ、VoiceOverや音声認識、音声合成の日本語対応はいつになるのか?
「ユーザー様のお声次第です」
えー。米国ではユニバーサルアクセス機能を装備することが法律で義務づけられているのに対し、日本にはそうした法律がない。だから、要望をアップルに寄せてほしいそうだが……。音声認識、音声合成の日本語対応が実現すれば、さまざまな施設や学校などでMacの導入が進むと思うんだけどね。

StickyBrainはMac版「知子の情報」か?

日曜日, 4月 3rd, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

だいぶ前から「知子の情報」Amazon)の代わりになるソフトウェアを探していた。知子の情報は、不定形の文章型データベースソフト。思いつきとか、Webで見つけた記事等々をこのソフトに放り込んでいる。知子の情報では、データが1つのファイルとしてまとまっており、カードをめくる感覚でデータを探していける。全文検索や索引検索の機能も強力だ。
ただ、優れたソフトウェアではあるものの、さすがに設計の古さが目に付くようになってきた。最新版であるVer.9の登場は7年前で、バージョンアップされる気配もない。知子の情報で扱えるのは、基本的にテキストデータだけだから、画像を貼り付けるといったこともできない。
そうはいっても、これに匹敵する使い勝手のソフトがなかなか見つからなかった。

(さらに…)

Mail.appで任意のBccを自動付加

土曜日, 4月 2nd, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

Macでの作業比率が高まってきたので、メールの管理についてもあれこれ思案中。
「本田雅一の週刊モバイル通信」(PC Watch)によれば、本田氏はメールの管理をExchangeから、SAKURA Internet(レンタルサーバー)でのIMAP4に移行したそうだ。3GBのレンタルサーバーが月1500円とは安くなってきたものだな。メールの検索もMac OS XのSpotlightからできるのはとても魅力的だ。ただ、今まで使っていたアドレスも変えなければならない上、移行作業もそれなりに面倒。サーバー側のスパムフィルターも自分で工夫する必要があるだろうし。
しばらくは、WindowsマシンのOutlookでメールを一括管理して様子を見ようと思うが(消極的)、時々Mac上からメールを送ることもあるので、メールデータが分散しないようにしたい。Mac OS XのMail.appでは自分のアカウント宛に自動でBccするようにできるが、任意のアドレスを指定したいこともある(Gmailにも転送しておきたいのだ)。で、Mac OS X HINTSで見つけたのが以下のTips。

(さらに…)