Archive for the ‘Mac’ Category
AppleとGoogleがiTMSで提携?
日曜日, 8月 14th, 2005Appleに対してGoogleが、iTunes Music Storeに関する提携を持ちかけているとの噂があるらしい(MACお宝鑑定団より)。すでに米Yahoo!は、オーディオ検索サービスのYahoo! Audio Searchのベータ版をスタートさせているから、こういう噂が出てくるのも当然といえば当然。ちなみにYahoo! Audio SearchではiTMSも検索対象になっている。
Googleが音楽検索サービスをやるなら、「70年代に発売されたがお下劣すぎて即発売中止になった曲」といった、オーディオデータ自体のメタデータには含まれていない情報からも検索できるといいなあ。
iTMSで音楽の買い方が変わってきた
土曜日, 8月 13th, 2005日本のiTunes Music Storeは開始から4日で100万曲を超える販売達成したそうだが、私もこの10日ほどの間にちょこちょこ曲を買っている。iTMSの発表当日に買った3曲に加え、RCサクセション「トランジスタ・ラジオ」、globe「Feel Like Dance」、同「Departures」、H2O「想い出がいっぱい」、Def Techのアルバム「1 x 2 (Limited Edition)」、忌野清志郎「Jump」を購入。今までレゲエなんてまったく聞きもしなかったが、iTMSのトップアルバムに名を連ねていたDef Tech「1 x 2」を試聴して気に入ってしまった。
これはヤバすぎ、iTMS
金曜日, 8月 5th, 2005今日のIT業界、音楽業界はiTunes Music Storeの話題一色。国際フォーラムの会場でデモを行ったのは何とスティーブ・ジョブズ自身で、アップルの力の入れようが伝わってくる。
家に帰って、さっそくiTMSにアクセスしてみる。100万曲の品揃えとはいってもまだまだ欲しい楽曲は少ないが、インターフェイスがよくできているのでブラウズしているだけでも楽しい。試しに買ってみたのは、Diana Ross「Endless Love」、荒井由実「天気雨」、U2「Vertigo」(iPodのCMでかかっていた曲)の3曲。購入手順が簡単すぎて、これはヤバい。クセになりそうだ。
iTunes Music Storeはこれから日々充実させていくそうだが、どういう曲が追加されたのかを知りたければ、「iTunes Music Store RSS Feed Generator」を使うといい。このページで国や曲のジャンル、フィードのタイプ(追加された曲、新譜、売れているアルバムなど)を指定すれば、RSSフィードが生成される。これをRSSリーダーに登録しておけばいつでもチェックできる。
デスクトップアクセサリのKonfabulatorをYahoo!が買収
月曜日, 7月 25th, 2005Mac/Windows環境で動作するデスクトップアクセサリ(ウィジェット)の動作環境「Konfabulator」の開発元がYahoo!に買収された。Yahoo!は情報をパソコンに送り込む(あるいはサイトにユーザーを誘導する)新しいルートを確保するつもりなのだろう。これまで有料だったKonfabulatorは無料で提供されることになる。
昨年、Mac OS X v10.4 “Tiger”のDashboardがKonfabulatorに似ていることが話題になった。アップル純正の環境が出てきたことで、MacのアクセサリはDashboardが優勢になっていくのかなと思っていたら、こんなドラマが待ち受けていたとは。
手持ちの曲の歌詞を検索
月曜日, 7月 4th, 2005ふと、LiFE with PhotoCinema 2(Mac版、Windows版)で、夏っぽいポップスをBGMにしてみたいなあと思った。手持ちの曲でそれらしいのがないかと思い、TigerのSpotlightで「夏 愛」なんて入れてみた。
結果として表示されたのは、
・PRINCESS PRINCESS「REGRET」、「THE SUMMER VACATION」、「WEDDING」
・永井真理子「真夏のイブ」
・桑田佳祐「波乗りジョニー」、「悲しい気持ち」
・B’z「Fly The Flag」
・川本真琴「DNA」
・JUDY AND MARY「Brand New Wave Upper Ground」
・元ちとせ「翡翠」
・スピッツ「マーメイド」
・大黒摩季「そして」
の12曲。
種明かしをすると、widget236氏制作の「Sing that iTune!」を使わせていただいているのだ。これは、KonfabulatorとDashboard用のウィジェット(Dashboard版はこちら)で、iTunesで再生している曲の歌詞をネットで検索して表示してくれるという超すぐれモノ。最近のバージョンでは、テキストファイルへの保存機能も付いた。元々はiPodのメモ帳で歌詞を持ち歩くための機能だが、このテキストファイルがSpotlightの検索に引っかかってきたわけだ。Konfabulator版ならWindowsのiTunesでも使えるから、Googleデスクトップ検索などと組み合わせればWindowsでも似たようなことができるだろう。ちょっとしたことだが、けっこう遊べる。
これからはデスクトップ検索と検索エンジンが結びついて、こういうことがもっと当たり前のようにできるようになってくるのだろうな。テレビ番組の録画情報を元にネットから情報を自動収集してきて、手持ちの録画データに含まれている発言を検索できたりしたら、面白そう。
積ん読が楽しくなるバーチャル書棚
土曜日, 7月 2nd, 2005今年頭、Macファンの間で話題を呼んだ「Delicious Library」というソフトがある。これは本やCD、DVDなどを管理するためのソフト。iSight(Amazon)などのWebカメラでバーコードを読み取ると、Amazonにアクセスしてその商品のデータを引っ張ってきてくれる。パソコンで蔵書管理というのは本好きオヤジの夢だが、たいてい面倒くさくなって3冊くらいで挫折するもの。それがバーコードをスキャンするだけで、バーチャル書棚ができてしまうのだ。
やっぱりOperaに戻ったワケ
金曜日, 6月 17th, 2005ちょっと前、メインのWebブラウザをOperaからFirefoxに換えたのだが、結局Windows環境ではまたOperaに戻ってしまった。最大の理由は、Opera CEOの笑いに対する真剣な姿勢、ではなくスピード。Operaのサクサク感に慣れると、Firefoxでももたつく感じがしてしまう。
さらに、新しいOpera 8ではウィンドウ幅に合わせてWebページをレンダリングしてくれるのがすばらしい。画面表示だけでなく、印刷する時にも用紙内にきっちり収まるのだ。私はよくWebページを印刷するので、この機能はとても重宝している。Windows版のOperaは起動に時間がかかっていたが(どうもフォントを大量に入れているとこうなるらしい)、Opera 8でこの問題も修正されたようだ。私が使っている銀行のページでオンラインバンキングもできるようになった。
Mac OS XでもOperaは使っているが、メインはSafari。Safariは機能的にシンプルだが動作が快適だし、他のMac OS X用アプリと連携しやすい。例えば、任意の範囲を選択して別アプリにドラッグ&ドロップできるし(Operaはこれができない)、StickyBrainのメモとして取り込むのも楽。それに、情報収集ツールとして、WebブラウザよりもNetNewsWireのようなRSSリーダーをよく使うようになってきたので、Webブラウザ本体にあまり機能を求めなくなってきたということもあるかもしれない。といいつつ、Firefoxがバージョンアップして速くなったらまた乗り換えてしまうかもしれないけど。
インテルチップ搭載のMacの狙いはWindowsアプリケーション?
月曜日, 6月 6th, 2005Macにインテル製プロセッサが搭載されるのはないかというニュースがここ数日話題になっている。
乗り換えにはいろいろなメリット、デメリットがあると思うが、私としてはメリットの方が大きいのではないかと思う。
大きな理由は、エミュレーションソフトだ。Macには、Windows環境(正確にはPC/AT互換機)をエミュレートするVirtual PCなどがあり、Windows用アプリケーションを動作させられる。しかし、CPUの違いを吸収するため、実際のWindowsマシンよりも相当動作が遅くなってしまう。MacのCPUがインテル製になれば、こういうオーバーヘッドがなくなるため、エミュレーションソフトの動作もかなり高速になるはず。Mac1台で、Windows、Mac OS X、両方のソフトが快適に使えるというのはかなり魅力的なセールスポイントになるのでは。
携帯万能は、Windows-Macデータ共有の救世主になるか?
金曜日, 6月 3rd, 2005最近はMac miniを使う割合が増えてきた。しかし、いまだにアドレス帳や予定表の管理はOutlookで行っている。Mac OS X v10.4 “Tiger”のアドレスブックではCSVやタグ区切りのテキストデータを読み込めるようになったのだが、フィールドの対応がOutlookと微妙に異なるから、データを完全に移行させるのがけっこう面倒くさい。Outlook側で複数行からなるフィールド(メモなど)を作っていたりすると、タブ区切りやCSVに変換した時にうまく読み込めなかったりする(これはOutlookのデータをExcelに書き出して、簡単なスクリプトで処理すればいい問題だけど)。予定表を丸ごと移すのもそれなりに大変だし、Palmとの同期を設定するのもちょっと面倒そうで……。以前、携帯電話経由でWindowsとMacのデータを同期しようかと思ったが、案の定面倒くさくて続かなかった。携帯電話を経由させると、データを完全に同期させられないということもあったし。
そういうデータ同期・移行マニアの救いになるかもしれないと思って注目しているのが、トリスターの「携帯万能15」。WindowsとMac OS Xのハイブリッドで、アドレスや予定表データをWindowsからMac OS Xに移せるらしい。すごく気になる。もし、携帯万能でデータ移行が完全にできるなら、Mac OS XでのPalm環境も整えてみるか。