私はどちらかというと新しい物好きで、JR東日本のSuica(スイカ)も発売直後から使い始めた。今年3月20日からは電子マネー機能付きのSuicaも登場したので、その当日、使っているSuicaを電子マネー対応に交換してもらおうと地元の駅に行った。緑の窓口にその旨告げると、交換対応自販機でやってくれという。しかし、自販機にカードを入れても交換のメニューがない。その時は面倒くさくなったので、そのまま放っておいた。
最近は対応する店も増えてきたし、改めて電子マネー対応にしようと自販機に入れてみたが、やはり交換のメニューはない。駅員を呼んでみてもわからない。新宿駅でもやはりメニューが出ない。「新宿駅のこの交換機でチャージすれば、電子マネー対応カードに交換できます」なんてことがでかでかと書いてあるのに、だ。
新宿駅の駅員もすごく悩んでいたが、担当者を呼んで確認したところ、何かの記念など特殊なSuicaは電子マネー対応に交換できないのだそうだ(私のは記念品ではないけど)。交換するのであれば、現在の残金を使い切ってから、いったんSuicaを返却(デポジットの500円が戻ってくる)し、改めてSuicaを購入してくれという(そうでないと、余計な手数料がかかるとのこと)。
詳しいことはわからないが、Suicaにもいくつかのバージョンがあるらしく、初期型など一部のものはデータの転送に対応していないらしい。
それならそうと、自販機に注意書きをちゃんと書いておいてもらいたいものだ。こういうことがあまり話題になっていないところを見ると、電子マネーを使っている人はそれほど多くないのかも。