Archive for the ‘hardware’ Category
木曜日, 8月 25th, 2005
ムサシ ソリューションフェア2005において、Kirtasのブックスキャナ「APT BookScan1200」が展示されるというので行ってみた(日本での販売元はプロダクトテクノロジー)。これは本のページを自動でめくり、スキャンしてくれるというシロモノ。話には聞いていたが、実物の動きはかなりインパクトがあるものだった(下のムービーはQuickTimeで作成したMPEG-4形式)。
APT BookScan1200では、真空を使うことで本にダメージを与えることなくページをめくっていけるとのこと。3枚の鏡を使うことで見開きページを別々に撮影している。読み込み速度は1時間あたり1200枚の画像だそうで、本を裁断していないことを考えるとかなりのスピードではないか。金とスペースがあったらぜひ買いたい製品ではある(1台2000万円以上はするようだ)。
Googleが進めている図書館蔵書のデジタル化プロジェクトもこうしたブックスキャナを利用しているのだと思われる(GoogleがAPT BookScan1200を導入しているかどうかは不明)。
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金曜日, 7月 15th, 2005
PC Watchで紹介されていた「Optimus keyboard」。なんとすべてのキーが液晶ディスプレイになっていて表示を自由に変えられるのだという。カスタマイズできるキーボードとしては、キーを並べ替える「DX1 INPUT SYSTEM」という製品もあるが、全部ディスプレイというのは力業ここに極まれりのインパクト。色物のような気もするが、写真を見る限りデザイン的にも美しい。初心者向けのキーボード練習ゲームなんかも登場してくるのだろうか。製品ページで紹介されているレイアウトを見ると、MacのCommandキーやoptionキーが表示されているので、WindowsとMac両対応で出すつもりなのだろう。
入力デバイス好きとしては何とも気になる製品だが、やっぱりけっこうなお値段になっちゃうのだろうな。
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金曜日, 12月 3rd, 2004
紙文書のデジタル化は前からやりたいと思っていた。メーカーのプレスリリースだとか、打ち合わせの資料、雑誌の記事などなど、紙の状態だと場所を取るし、結局紙のままでは後から情報を探し出せないからだ。しかし、数年前フラットベッドスキャナで書類のスキャニングをやってみた時は、USB1.1で転送速度が遅かったし、1枚1枚スキャニングする手間に耐えかねて2枚目で早くも挫折。かといって、ADF(原稿自動送り装置)付きのスキャナを買うほどでもないよなあと思っていた。
ところが、プリンタの調子が悪くなって買い換えたMFC-5840CN(Amazon)には、標準でADFが付いている。エー・アイ・ソフトの読んde!!ココと組み合わせて使ってみたところ、意外なほど実用的だった。
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水曜日, 12月 1st, 2004
使っていたプリンタにガタが来たので、ブラザー工業のFAX付きデジタル複合機「MFC-5840CN」(Amazon)に買い換えた。プリンタ商戦では、キヤノンとエプソン、それにHP(日本ヒューレット・パッカード)の名前は挙がるが、ブラザーはあまり出てこない。ユーザーレビューも少ないので、ちょっと心配ではあった。しかし、愛用している同社のラベルプリンタ「P-Touch 9300PC」はデキがいいし、複合機の前モデル「MFC-3820JN」も通な人に評判がいいから、思い切って買ってみたのだ。実売価格が26000円程度と安かったこともある。
しばらく使ってみたところ、心配になってきた。製品が心配なのではなく、「もしかしてブラザーの担当者が間違って卸値を安くしすぎて、上司に怒られているんじゃないのか?」と余計な心配をしたくなるほどよくできている!
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火曜日, 11月 23rd, 2004
6年以上愛用してきたNECのインクジェットプリンタ「PICTY320」(HPのDeskJet 720cのOEM版)の調子が悪くなってきた。紙送りに失敗することが多く、1枚分のデータが何枚にもまたがって印刷されたり。これを機会に、プリンタ&コピー&スキャナ&FAXのデジタル複合機に買い換えることにする。現在使っているスキャナ(エプソンのGT-7000U)は遅いし、FAXも感熱紙タイプの奴なので、このあたりも何とかしたいと思っていたのだ。
FAX機能を備えているということで、候補をピックアップすると以下のようになる。
・キヤノン「PIXUS MP790」(Amazon)
・HP「Photosmart 2710 All-in-One」(Amazon)
・HP「Photosmart 2610 All-in-One」(2710から無線LANと自動両面印刷を除いたモデル)(Amazon)
・ブラザー工業「MFC-5840CN」(Amazon)
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木曜日, 10月 7th, 2004
昔に比べて、ノートパソコンも随分お洒落になってきたものだ。特にそう感じたのが、11月15日からエキサイトイズムで発売される『dynabook REALFLEETモデル』のExcite ism別注モデル(限定100台で、価格は262,500円)。茶系のお洒落な配色で、パームレストは天然皮革、キーボードも3色に分かれていて一味違う。ちなみに付属のケースやマウスも革張りだ。
iBookやPowerBookのようなモダンデザインもいいけど、こういう暖かみのあるデザインも捨てがたい。
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木曜日, 6月 10th, 2004
私の使っているキーボードは、PFUの「Happy Hacking Keyboard Lite2」(日本語配列・USB・白モデル)。サイズ、キーの打ちやすさ、配列(Controlキーの位置とか)など、非常に気に入っている。ファンクションキーやテンキーがないからパソコン初心者にはお勧めできないかもしれないが、机の上に資料を広げてキーボードを打つことが多いような人にはお勧めの製品だ。
近頃はよく使うキーの表面がすり減ってテカテカしてきた。湿気が多い時には指がキーに吸い付く感じがして気持ち悪いから、そろそろ買い換えようかなあと思っていたところ、グッと来るモデルが発表された。
それは、かな無刻印モデル。私はローマ字入力でしか使わないから、かなの表記が目障りでしょうがなかった。パソコン歴は相当長いが、未だにJISのかな配列は覚えていなかったりする。だが、JIS配列の記号配置に慣れているから、US配列だとストレスが溜まる。かな無刻印モデルは、日本語配列でありながら、かなの刻印がなく、まさに私の望み通り。自分だけかと思っていたが、けっこうリクエストは多かったのだろう。さっそく注文することにした。
あとは、「Happy Hacking Keyboard Professional」の無刻印モデルに、USBの日本語配列も追加してくれないかな。
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木曜日, 10月 16th, 2003
明日16日まで、東京ビッグサイトで国際福祉機器展H.C.R.2003が開催されている。私も行ってみたが、すごい人の数で大変な盛り上がりようだった。同展で見かけたIT関連機器について、いくつか紹介してみたい。
まずは、ケージーエスの点字ディスプレイだ。盤面から小さな突起がせり上がって、ディスプレイ上の文字を点字として「表示」してくれるデバイスだ。これまでは、文字データを1行単位で表示する製品しかなかったが、今回参考出品されていた製品ではなんと「動画」まで表示できてしまう。ディスプレイ上でさまざまな図形が踊ると、それに合わせて指の下で突起が上下するのだ。
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木曜日, 9月 25th, 2003
ZDNNの「役割を終えるBIOS――-最後の“レガシー”コンポーネント」では、「Intel Platform Innovation Framework for EFI」について説明している。EFIは、PCのファームウェアとOSのインターフェイス規格。次期WindowsのLonghornではEFIをサポートし、ネットワーク経由でのリモートメンテナンスなんかもできるようになるらしい。
Longhornが登場するまでEFIなんて関係ないのかと思いきや、Intel Platform Innovation Framework for EFIベースのファームウェアだと、デベロッパーはユーザーインターフェイス部分を自由に拡張できるそうだ。以前、MP3再生やOutlookデータ閲覧機能を備えたBIOSについて述べたが、OSなしでこうした多彩な機能を備えたPCがどんどん登場することになるかもしれない。しかし、「BIOS」が高機能になって音楽再生やメール閲覧までできたりしたら、ほとんどWindowsを立ち上げる必要がなくなってしまったりして。
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水曜日, 9月 10th, 2003
何やら最近、パソコンのBIOS(Basic Input Output System)が熱いらしい。BIOSというのは、ハードウェアの基本的なコントロールを行うプログラムで、パソコンのマザーボードなんかに組み込まれている。
だいぶ昔は、CPUのクロックやらメモリ周りの設定やらをいじるため、BIOSの設定画面をよく見たもの。しかし、今ではせいぜいシステム復旧時など、起動ドライブの順番を変える時くらいしか呼び出さない裏方さん……と思っていたら大間違いだった。
シャープのノートパソコン「PC-SV1-7DB」なんかだと、Windowsを立ち上げなくてもTVやDVD、CDが視聴できる。
また、PC-SV1-7DBに搭載されているものかどうかはわからないが、VIAは「etBIOS」によって、CD/MP3プレーヤー・VCD/DVDプレーヤー・TVチューナーを実現しているそうだ。わずか256KB(MBではない)のサイズ、そして追加ハードウェアなしで。
さらに、今度はPhoenix TechnologiesがOSを起動せずにOutlookのデータを参照できるソフトウェア「FirstWare Assistant」を発表したとのこと。このソフトウェアは、「cME BIOS」の上で動作するらしい。Outlook使いの私としては、かなりぐっと来るものがある。
BIOSメーカーの技術者さん達は、人知れず地道にすごいことをやってきているのだなあ。なんだか感動的だ。
それに、家電的な使いやすさが求められるにつれBIOSの重要性が高まってきているというのは、マイクロソフトのMedia Centerなどとはまったく正反対のアプローチであり、その意味でも興味深い。
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