Archive for the ‘gadget’ Category
月曜日, 6月 14th, 2004
知り合いに英語リスニングの勉強法を尋ねたところ、ニュースを聞いてスクリプトを読む方法(私も現在実践中)のほか、早回しで聞くのが効果的だったという返事。教材テープを2割増で再生してダビング、それが聞けるようになったらさらに2割増で再生してダビングということを繰り返す。速いスピードに慣れてから元の教材を聞くと、かなりリスニング力がアップしていると実感できるそうだ。
こういうことがパソコン上でできるものはないかと探してみると、 「Amazing Slow Downer」というソフトが見つかった(Windows用とMac用あり)。単に音声を早回しにするだけだとピッチ(音の高さ)が高くなってしまうが、Amazing Slow Downerでは、ピッチは元のまま早回しできるのだ。さらに、早回しにした状態で、MP3やAAC、AIFFとしても保存可能だから、iPodで外に持ち出せる。
うーん、でも、私はもうちょっとリスニングに慣れてから、早回し学習法を試すかな……。
ちなみに、このソフト、再生速度を遅くして楽器の練習に使う人が多いらしい。テープ起こしに使うのにもよさそうだ。AppleScriptで制御できれば、さらに便利なんだけどなあ。
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火曜日, 6月 1st, 2004
ここのところ、iPodで英語教材を聞くことに凝っている。「英語学習やMacやblogなど」で詳しく紹介されているが、ネット上に公開されている音声データをiPodに取り込み、スクリプト(原稿)もTransNotesなどを使ってiPodに読み込んでしまうのだ。音声データは再生位置を記憶するようにしておくとさらに便利。
ただし、狭いiPodの画面で音声を聞きながらスクリプトを追っていくのはちょっときつい。音声データを巻き戻したり早送りしたりすると、今聞いている場所がどこかわからなくなってしまう。スクリプト中にわからない単語があっても、すぐに意味を調べられないし。
そこで、Palmデバイス(SONY CLIE PEG-TH55)でスクリプトを読むようにしたら、これが実に快適なのである。
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日曜日, 5月 16th, 2004
私の学習リモコン熱は今のところ落ち着いてはいるのだが、使用中のRM-A1500に100%満足している訳でもないので、新しい学習リモコンのネタは常時チェックしていたりする。RM-A1500のボタン数がもう少し多くて、システムマクロが使いやすければ……。
目下気になっているのは、オンキヨーのAVセンター「Integra DTX-7」付属の「RC-564M」、同じく「TX-SA502(N)」付属の「RC-569M」あたり。使い勝手はわからないが、ボタン数などのスペックは十分そう。これらのリモコンは、部品として量販店から注文できるようだ。
さて、もう1つ注目しているのが、カナダIntrigue TechnologiesというメーカーのHarmony Remoteという製品群(参考記事)。そこのページを久しぶりに見てみたら、マウスやキーボードで有名なLogitechが、同社を買収したというプレスリリースがあった(日本法人ロジクールのページにこのプレスリリースはない)。Logitechはリビングのデジタル家電戦略に力を入れていくそうで、Intrigue Technologiesの買収もその一環と書かれている。
近い将来、日本でもHarmony Remoteの学習リモコンが発売されるか?
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月曜日, 5月 3rd, 2004
iTunesやiPodで使うAAC形式は再生位置の記憶機能がある(ネタ元:Nitram+Nunca Alternative)。これを使うと、ある曲の途中で別の曲を再生し再度元の曲を再生した時、以前に聞いていた位置を覚えていてくれる。スピーチものを聞くのがとても便利になるのだ。
この機能を利用するには、AACファイルのファイルタイプをMac上で変更するだけだが、個別のファイルをいちいち編集するのも面倒だし、シェアウェアを買うほどでもないなあと思ったので、スクリプトで処理することにした。といっても、Appleが公開しているサンプルスクリプト(Change to AAC)をちょっと書き換えただけ。iTunesで作成されたAACファイルをドラッグ&ドロップすると、そのファイルのファイルタイプを”M4B “に書き換えるというものだ(Mac OS X用。元ファイルを直接変更することに注意)。iPodと同期させた後にファイルタイプを書き換えてもアップデートでは更新されないようなので、同期させる前に使った方がよいだろう。あ、そうそうiTunesのライブラリやプレイリストからファイルの実体をFinderで表示するには、曲を選択して「command」+「R」キーを押せばいい。
私はAppleScriptをいじるのがはじめてで、大ボケをかましている可能性もあるのだけど、興味がある人は自己責任でどうぞ(ダウンロードはこちらから)。
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木曜日, 4月 22nd, 2004
今日から4月25日まで、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で第11回東京国際ブックフェア2004が開催されている。同時開催のデジタルパブリッシング フェアで電子書籍・出版関連の製品が出展されているので、行ってみた。お目当ては、LIBRIé(リブリエ)をはじめとした電子書籍端末だ。
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水曜日, 3月 31st, 2004
英語学習やMacやblogなどでiPodを使った英語学習の方法が紹介されている。そうか、英語のテキストデータをiPodに入れておけば、音声を聞きながら文章も確認できる!簡単なことだが、気付かなかった。
さらに、Nitram+Nunca Alternativeでは、AAC形式を利用して「以前に再生停止した場所を記録しておく」方法が解説されている。これはいい!
ちなみに、テキストやWebページのデータをiPodに転送するツールとして、TransNotes for iPodがある。このツールは、Nitram+Nuncaさんが作られたものだ(『Mac OS Xビュンビュンテクニック iLife’04編』でも紹介させていただいた)。
以前運動しながらiPodで英語を勉強しようという野望を描いていたが、やっぱり運動しながらだとバテてさっぱり頭に入らなかった。しかし、テキストもいっしょに持ち運べたり、停止位置記憶ができるのは面白い。電車での移動中などにもう一度挑戦してみるか。それにしても、私もつくづくモノから入る人間ではある。
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金曜日, 3月 26th, 2004
鳴かず飛ばずだった電子書籍だが、LIBRIé(リブリエ)(型番:EBR-1000EP)で今度こそ盛り上がるかも、という気がしてきた。電子書籍がブレークしなかった理由の1つに、普通の人が使ってみたいと思う読書端末がなかったということがあるだろう(少なくとも私は、でかくて検索もできないΣBookにまったく食指が動かない)。
LIBRIéのレビューについては、すでにeblogblogなどで詳しく紹介されており、動作速度を除けばなかなか魅力なようだ。
ただ、LIBRIéで使われるBBeB Bookフォーマットの電子書籍は、今のところ60日間レンタルのものしかない。PC Watchの記事によれば、当初はレンタルのみだが、そういうニーズがあるのは理解している。ユーザーの意見を聞きながらよりいいサービスを考えていきたい
ということだそうだが。
私としては、販売用コンテンツだけでなく、ユーザーが所有しているテキストをLIBRIéで読めれば普及はかなり加速するのではないかと思う。もちろん、プレーンテキストやPDFをそのまま読めるという仕様では、出版社は賛同しないだろう。
しかし、方法はあると思う。例えば、テキスト→BBeBフォーマットのコンバータを有料で販売し、このコンバータは特定のPC上でしか動作しないようにする。そして、このコンバータでBBeBに変換したコンテンツは特定の端末でしか利用できないようにすれば、違法コンテンツの拡大は防げるのではないか。ASCII24の記事によれば、凸版印刷(株)、(株)大日本印刷や電子書籍フォーマットのスタンダードであるドットブックを提供している(株)ボイジャーがコンバーターの開発にあたるなど、20社がBBeB規格に賛同している
という。ユーザーの立場に立った展開をしてもらいたいものだ。
電子書籍には、すでに青空文庫のような充実したコンテンツの蓄積がある。これらのコンテンツを自由にLIBRIéで読めるようにして、まず電子書籍というものに馴染んでもらうことが重要ではないだろうか。
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水曜日, 3月 24th, 2004
携帯シンク Plus for MacのCDMA版を購入したので、前回書いたようにこれを使ってWindows XPとMac OS XのPIMデータを同期してみる。Windows側のPIMソフトはOutlook2003、Mac OS X側はOS標準のアドレスブックとiCal。私はWindowsマシンをメインで使っているおり、Mac OS X側ではサブセットのデータが見られればいい(もちろん完全に同期できればいうことはないが)。
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水曜日, 3月 17th, 2004
auからA5505SAという端末が発表された。
海外で通話できるグローバルパスポート対応(一部の国ではメールも可能)、100万画素のデジカメ、EZナビウォーク対応の電子コンパス内蔵、miniSDスロット搭載、USBマスストレージクラス対応(外付けディスクとして認識される)と、かなり注目を集めそうな端末だ(A5503SAより厚みがあるのだけ残念)。しかし、私としていちばんうれしかったのが、A5503SAと同じくFMラジオを内蔵していること。やっぱりラジオ好きの人ってけっこういたのだな。
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日曜日, 2月 1st, 2004
ここのところ、取材(インタビュー)記事の仕事が多くなってきたので、ICレコーダーを買い換えることにした。録音機器としては、カセットテープレコーダー、MDレコーダーときて、ソニーのICレコーダー「ICD-MS1」でしばらく落ち着いていた。ICD-MS1はメモリースティックに記録するタイプで、使い勝手も悪くないのだけど、いくつか不満点があった。
・録音がモノラルなので、複数人のインタビューを録音した時、どれが誰の発言かわかりにくい。
・録音形式がソニー独自なので、再生には付属ソフトを使う必要がある。
・メモリースティックでデータをやり取りするのが面倒くさくなってきた。
サンヨーから昨年末に発売された「ICR-S290RM」(Amazon)は、このあたりの不満がすべて解消されている製品に思えて、気になっていた。モニターキャンペーンにも応募したくらいだ。外れたけど。ちなみに、モニターキャンペーンに応募して外れた人は、ICR-S290RM(もしくはICR-S170M)を買った場合、ステレオタイピンマイクとステレオヘッドホンのセットがもらえるとのこと(2004年6月末日まで)。
実際にICR-S290RMを使ってみると、評判に違わず実によい製品であった。詳しいレビューはPC Watchやケータイ Watchの記事を参照してもらうとして、私が気に入ったのは、
・録音形式が標準的なMP3
・ステレオ録音
・USBメモリとして、PCとダイレクトに接続可能
というあたり。ありゃ、メーカーの宣伝文句とまったく同じか。あと、miniSDスロットを備えている点もいい。本体といっしょに128MBのメディアを購入して使っている。
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