Archive for the ‘event’ Category

飛び出す防災ずきん

水曜日, 10月 26th, 2005
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RESQ-PAC.jpg産業交流展2005で見かけたRES Q-PAC(レスキューパック)というリュックサック(クリックでムービーを表示)。製造・発売元は東京都荒川区の忠信企画。ストラップを引くと、防災フードにガスが充填されて頭部をガードする。ガスが充填された状態だと、フードはかなり硬くなる。それにしても、インパクトのあるデザインだ……。

WPC EXPO 2005のメモ

水曜日, 10月 26th, 2005
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東京ビッグサイトで開催中のWPC EXPO 2005についての覚え書き。
人だかりができていたのがウィルコムのブース。WX310シリーズやWX300Kの人気はもちろんだが、W-ZERO3の注目度がすごくて製品に触るまでかなり待たされた。よくできた製品だと発表時に思ったが、こんなにPDAが注目されるとは正直意外だ。これを契機にPDAが再び盛り上がる可能性もある?
flybook1_small.jpgflybook2_small.jpg
ノートパソコンで注目なのが、台湾製のA5サイズノート「FlyBook」だ。タブレットPCではないが、回転するタッチパネルディスプレイ(感圧式)を備え、無線LANやBluetoothも標準装備している。手書き文字認識にはオリジナルソフトウェアを使うが、この認識率もまずまず。今秋発売予定とのこと。

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CEATEC2005、気になる展示のメモ

日曜日, 10月 9th, 2005
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最終日のCEATEC2005を駆け足で回ってきた。以下は気になった展示のメモ。

テレビや新聞のニュースでは、大画面テレビやBlu-ray陣営vsHD DVD陣営の話題が大きく取り上げられているが、これらに関して正直それほど目新しい展示があったわけではない。ストレージといえばiVDRの展示もあったが、こちらは現在規格をハリウッドに打診中とのことで、製品などの動きがあるのは来年の頭以降になりそうな気配。
splashpower_small.jpg個人的に一番興味を引かれたのは、英国Splashpower(スプラッシュパワー)のワイヤレス充電技術。パッドの上に電子機器を置くだけで充電できるのだ。パッド自体の価格は150ドル程度を想定しているようで、思ったよりもかなり安い。充電の効率も有線と比べて遜色ないらしい。Splashpower対応製品が増えてくると、防水製品も作りやすくなるだろうし、小型電子機器の世界が大きく変わるかもしれない。

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今度は「書ける」点字ディスプレイ

金曜日, 9月 30th, 2005
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国際福祉機器展2005(H.C.R.2005)の展示から。
writable_brailledisplay_small.jpgH.C.R.での展示が楽しみなメーカーとして、ケージーエスがある。動画を表示できる点字ディスプレイや、Bluetoothのワイヤレス通信を取り入れたPDA的な製品を出展したりして目が離せない。
そして、今年登場したのが、「書ける」点字ディスプレイ。点字を表示する盤面に、専用のペンで「書く」とその部分が盛り上がり、接続したパソコン側にも画像として表示される。自分の書いた絵や字をなぞって確かめられるのだ! 動画ディスプレイの時は正直いって実用性はどうなんだろうと思ったが、この「書ける」ディスプレイは教育やレクリエーションなどの分野で大いに役立ちそう。

brailleprinter_small.jpgもう1つ、ユニークな製品が点字プリンタ。画像を7段階の濃淡(というかドットの高さ)で表現できる。テキストも点字として印刷されるが、対応しているのは英語のみ。現在、日本語対応を進めているところだという。

第10回セマンティックウェブとオントロジー研究会メモ

水曜日, 7月 20th, 2005
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7月19日に行われた「第10回セマンティックウェブとオントロジー研究会」のメモ。

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セマンティックWebとブログの今

月曜日, 7月 11th, 2005
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人工知能学会が7月19日に「第10回セマンティックウェブとオントロジー研究会」を開催するとのこと。「セマンティックWiki」、「ウェブログ作成支援システム」等々、かなり面白げなテーマが並んでおり、要チェック。ブログやWikiと結びつくことで、セマンティックWebがとうとう実現するのだろうか?

「混沌の館」ジェリー・パーネル氏の講演中止!

月曜日, 10月 18th, 2004
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ジェリー・パーネルといえば、『神の目の小さな塵』などで有名なSF作家だが、超コンピュータオタクとしても知られている。日経バイトでは、コンピュータエッセイ「混沌の館」を創刊当時から20年に渡って連載中。1979年からパソコン(当時はパソコンという言葉もなかったが)で執筆作業をやっているという筋金入りだ。ちなみにそのマシンは当時のお値段で12000ドルしたとのこと。ほんとこの人、いっつもパソコンのトラブルに見舞われて、ビデオカード変えたりネットワークの設定いじったり、何だかんだやってんだよなあ。

連載を書籍化した『ジェリー・パーネルの混沌の館にて―カリスマ・ユーザーが綴るパソコン20年史』発行記念として、WPC EXPO 2004内で10月21日に特別講演が行われることになっており、私も事前申込をすませて楽しみにしていた。ところが、今日メールが送られてきて、本人の体調不良により講演が休止になったとのこと。持病が悪化したということで病状が心配。それにしてもがっかりだ……。

障害者の支援ツールとして活用されるPDA

金曜日, 10月 15th, 2004
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国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)より。
明電ソフトウェアは、PDAを使用した障害者支援ソリューションを展示していた。
memoryassist.jpg「メモリアシスト」は高次脳機能障害向けのツール。新しい作業を覚えられない、過去の出来事を思い出せないといった場合に、作業手順などを記憶させておく。データはパソコンからもPDAからも入力可能で、画像や音声を組み合わせることもできる。ユーザーインターフェイスも利用者自身が使えるように工夫されているという。
talkassist.jpgもう1つの「トークアシスト」はコミュニケーション支援ツール。画面上の視覚シンボルに触れることで自由に文章を作成でき、音声出力も可能。あらかじめ300種類の言葉と絵が格納されており、パソコン上でシンボルや音声の追加もできる。使われているシンボルは、以前に紹介したPICシンボルではなく、UDST(Universal Design Symbol for TalkAssist)を使用している。
メモリアシスト、トークアシスト共に、Pocket PC上で動作する。これらのツールは、PDAを含むセットのほか、ソフトウェア単体でも販売されるとのこと。

白杖を認識する音声案内システム

木曜日, 10月 14th, 2004
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国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)より。
視覚障害者向けの案内システムというと、RFIDタグ(無線ICタグ)を埋め込んだ杖をリーダーが認識して、必要な情報を利用者に送信するといったものが話題になっていたりする。しかし、こういうシステムは大がかりで(利用者側にも設備を作る側にも)コストもかかるし、導入するためには地方自治体、役所等々、さまざまな組織の協力も不可欠だ。
hakujo_recog.jpgそれに対してNECTOAの音声案内システムは、極めてシンプル。駅や建物内に普通のカメラを設置。そのカメラに白杖が映ると、それを認識して音声案内や係員の呼び出しを行う(写真は白杖を認識したところ。白杖が赤く表示されている)。これなら導入も容易だし、けっこう効果も期待できそうだ。発想の転換で、大がかりでなくとも効果的なシステムは組めるものなのだな。

パワードスーツ、道半ば

水曜日, 10月 13th, 2004
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国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)より。
musclesuit.png日立メディコは、東京理科大学と共同研究中のマッスルスーツを参考出品。これは、空気圧式の人工筋肉で、着込めば利用者の筋力を補助してくれる、つまりパワードスーツだ。要介護者の動きを補助したり、肉体労働者の筋力補助、スポーツ選手の動きを再現といった用途が考えられている。デモでは腕の複雑な動作をいろいろ再現して見せていた。
現在は上肢の動作をできるハードウェアができたところ。プログラムした通りに動かすことはできるものの、利用者の動きをトレースすることはまだできない。下半身部分もまだ研究中。
しかし、以前テレビで見たようなスーツに比べて(それがマッスルスーツだったかどうかは定かでないが)、かなり小型化されてきてはいるようだ。