情報はデジタルでまとめなさい『「超」情報検索・整理術』
木曜日, 6月 18th, 2009「パソコンやインターネットを活用していますか?」
そう問われたら、あなたはどう答えるでしょう。
仕事の文書をワードやエクセルで作り、メールで連絡を取り合う。息抜きに、動画を楽しんだり、ミクシィで友達とおしゃべりをする。こうした使い方も、十分にパソコンやインターネットを活用していると言えますが、「情報」や「知識」をどう取り入れ、どう活用するのかということに関して、多くの人はまだ旧態依然としています。
テレビやネットで流れる情報はどん欲に取り入れるのに、1ヶ月前に自分が思いついたアイデアは何だったかも思い出せない。前にもやったような仕事だなあと思いつつ、似たような作業を毎日延々と繰り返す。そんなことはありませんか?
パソコンやネットを活用すれば、膨大な情報をストレスなく扱えるようになります。ここでいう情報というのは、あなた自身がどういうことに興味を持っているのか、どんな仕事をしたのか、誰といつ会う/会ったのか、そうした細々としたことも含みます。こうした膨大な情報を人間の脳みそだけで覚えようとしても、すぐパンクしてしまいますし、紙のノートに書き留めても必要な時に呼び出すことができません。
ここ数年で、情報を整理するための道具立ては飛躍的に進化しました。これらを誰でも生かせるように解説したのが、ソフトバンク文庫NF『「超」情報検索・整理術』(ソフトバンク クリエイティブ刊、本体価格638円)です。本書では、各種サービスやツールを使って、効率的に情報を扱うワザを紹介します。しかし、これはパソコンやネットを長時間使えということではありません。そうではなく、短時間で効率的に情報を処理することで、休んだり好きなことをするためのゆとりを作るために活用していただければと思います。