Archive for the ‘book’ Category

【重版】加速するデジタルものづくり革命『インクジェット時代がきた!』、光文社新書より発売

火曜日, 11月 11th, 2014
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4334036848(2014年11月11日追記)
おかげさまで、重版です。
(元記事:2012年5月17日)
相次ぐ家電メーカーの大損失、国内製品の競争力低下……。連日のように、日本の製造業の不振が伝えられています。
高度経済成長期以降の大量生産・大量消費時代は終わったにもかかわらず、まだその枠組みから方向転換できないことに、日本の製造業、ひいては日本全体が停滞している一因があるのでしょう。
こうした状況の中、新しいものづくりの考え方が広まりつつあります。
例えば、キヤノンはデジタルカメラ生産の完全自動化ラインを進めています(参考:日本経済新聞 2012/05/14)。
英エコノミスト誌は、ソフトウェア、新素材、ロボット、新製造法による「製造業のデジタル化」を「第3の産業革命」と名付けました。
版や型を使って同じモノを大量に作るのではなく、1つ1つ異なるモノを低コストで作る。そんな「デジタルものづくり革命」が進行しているのです。
この革命を支える重要な技術の1つがインクジェットです。家庭やオフィスのプリンターに使われるインクジェット技術ですが、用途は印刷に留まりません。フルカラーの立体フィギュア、大画面テレビ、自動車のエンジン部品、人工骨まで、さまざまなモノを作るためにインクジェットが使われるようになってきています。
資源やエネルギーの利用を抑えつつ、低コストに一品ものを作れるインクジェットにより、ものづくりは大きく転換しようとしています。
光文社新書『インクジェット時代がきた!』(山口修一、山路達也)では、この技術革命の進行を紹介しています。
10年後のものづくりはどうなっているのか? その手がかりの一端が本書の中にあります。

■目次
○はじめに 傾きつつある日本のものづくり産業
○序章 20世紀型ものづくりの終焉
○第1章 インクジェットとは何か?
○第2章 ケーキに印刷、家にも印刷
・(1)印刷物をまるかじり――食品業界
・(2)モード界に新革命――アパレル業界
・(3)外壁だっておしゃれにプリント――建築業界
○第3章 2次元から3次元の印刷へ
・(1)思い出も工芸品も、まるごと復元――アート、工芸
・(2)紙のように薄いハイテク機器―エレクトニクス
・(3)スリム化する重工業――鋳物
○第4章 モノから医療へ
○終章 インクジェットで未来はどう変わるのか?
○おわりに インクジェットものづくり革命

【4刷!】岡田斗司夫『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』、PHP新書より発売です

木曜日, 10月 16th, 2014
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就活の大変さがハンパないです。
何十社と応募しても内定が出なくて鬱になる。何とか内定を取ったと思ったら、ブラック企業で死ぬほど働かされてやっぱり鬱になる……。
なんでこんなおかしな状況になってしまったのでしょう? はたして対策はあるのでしょうか?

こんな状況に対して、岡田斗司夫の出した答えが、『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』(PHP新書)。
大企業で働いていても公務員になっても安心できなくなった現代で「そもそも就職は無理なんじゃないの?」、そう彼は指摘します。
そんな世界で生き残るために必要なのは、「コンテンツ(能力)」、「コミュニティ(人間関係)」、「キャラクター(人柄)」という「3つのC」です。3つのCを活かして、「就職」ではなく「お手伝い」をするのが、これからの働き方なのだと。

就活に悩んでいる学生さん、就活中のお子さんがいる親御さん、そして今の自分の働き方に疑問を感じているすべての社会人の方へ。新しい働き方を今日から目指してみませんか?

■目次

  • 第1章:もう就職できないかもしれない
  • 第2章:でも、そんなにお金は必要なのか?
  • 第3章:お金は動かなくても経済はまわる
  • 第4章:「お手伝い」という働き方
  • 第5章:最後は「いい人」が生き残る
  • 終 章:あらためて就職を考えよう
  • 少子高齢化時代の驚愕シナリオ『日本の地価が3分の1になる!』

    水曜日, 9月 17th, 2014
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    『日本の地価が3分の1になる! 2020年 東京オリンピック後の危機』(三浦展/麗澤大学 清水千弘研究室、光文社)の制作をお手伝いしました。
    「現役世代負担率」(20~64歳に対する65歳以上の割合)は、ある地域の経済活動を左右し、地価というわかりやすい指標に大きな影響を与えることが明らかになってきました。ショッキングなタイトルなんですけど、こうなることはもう薄々みんな気づいているんじゃないですかね。
    それならば、75歳まで働く社会にすればどうなるか? 移民をどのくらい入れれば、地価は維持できるのか? 将来の東京で浮上する街、停滞する街は?
    本書では、どうすれば都市の活力を高めることができるかを考えていきます。
    山路は、特別座談会(三浦展、清水千弘、島原万丈)の構成を担当しました。

    【目次】
    ・第一章 超高齢社会における地価の下落
    ・第二章 人口と地価の理論
    ・第三章 生産年齢人口の減少を埋めるのは外国人か高齢者か?
    ・第四章 東京主要駅周辺の現状と未来
    ・特別座談会 不動産価格下落を防ぐ処方箋 島原万丈×清水千弘×三浦展

    動画投稿という生き方『YouTubeで食べていく』

    金曜日, 8月 15th, 2014
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    人気者になって何千万円も稼ぐスター、活躍の場をネットに移してブレークした芸人、従来とは異なる販路を開拓した中小企業……。YouTubeによって新たな生き方、ビジネスが誕生しました。
    光文社新書
    『YouTubeで食べていく』

    では、動画サービスの黎明期から最前線を走り続けてきたビデオブロガー、ジェット☆ダイスケが、動画投稿ビジネスを熱く語ります。
    私も編集でお手伝いさせていただきました。

    ■目次
    第1章 どうやって動画でお金を稼ぐのか?
    第2章 ユーチューバーとは何者か?
    第3章 私とクリエイティブとネット動画
    第4章 「動画の置き場」から「人」主体のメディアへ
    第5章 動画サイトがビジネスのプラットフォームになる
    第6章 まったり発信から始めよう
    <インタビュー>
    ・HIKAKIN――日本で一番の人気者
    ・シバター――炎上狙いのヒールキャラ
    ・劇団スカッシュ――新しいドラマの形を生み出した演劇集団
    ・MEGWIN――YouTubeに可能性を見出した芸人
    ・アリケイタ――インターネット上のフレッシュな情報を紹介
    ・AppBank――YouTubeで新たな販路を開拓
    ・飯塚敦――「カレー」キュレーターとしてまったり発信

    5/30発売、未来を作る暴論『ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!』

    金曜日, 5月 30th, 2014
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    ホリエモンこと堀江貴文さんと、オタキングこと岡田斗司夫による対談『ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!』が、徳間書店より5/30(金)に発売されます(山路が構成を担当しました)。


    (さらに…)

    さよならデータサイエンティスト!『1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする』

    火曜日, 3月 25th, 2014
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    さよならデータサイエンティスト!
    ベストセラー『統計学は最強の学問である』の著者、統計家 西内啓による「最強」の課題解決フレームワークがこの1冊に。Excelを使うだけで、誰でも「価値ある答え」にたどり着くことができる、明日の仕事にすぐ役立つ、Excelを使ったデータ解析実践書です。サンプルデータを使い、手を動かしながらデータ分析を学べます。

    山路が構成、編集を担当しました。

    ■目次
    ○第1章:統計解析で課題を解決するためのフレームワーク
    – 解析の正しい進め方―――価値ある分析を行うための3つのポイント
    – 利益に直結するものを決める―――アウトカム
    – 着目すべき分析対象を決める―――解析単位
    – 違いを生み出す「特徴」を洗い出す―――説明変数
    – 解析手法は自動的に決まる―――質的なデータと量的なデータ
    ○第2章:仕事で使う統計解析 初級編
    – 和食レストランチェーンの売上を増やすには?
    ・分析1:顧客の性別や家族構成は、売上に影響するか?
    ・分析2:来店回数と利用金額の間にはどんな関係があるか?
    ・分析3:売上に影響を与えている、複数の要因を洗い出す
    ・報告:売上を向上させるために、どんな手を打つべきか?
    ○第3章:仕事で使う統計解析 実践編
    – 事務機器販売の営業戦略を立てる[営業部門]
    ・分析1:受注単位になっている売上記録を、スタッフ単位に集計し直す
    ・分析2:売上、採用時試験、ストレスチェックのデータを結合する
    ・分析3:売上に影響する、スタッフごとの特徴を明らかにする
    ・報告:成果を上げているのは、どんなスタッフか?
    – 情シスの手助けなしで、サイト訪問者の分析を行う[マーケティング・EC部門]
    ・分析:ページ種別ごとのアクセス回数を、重回帰分析にかける
    ・報告:どんな行動を取るユーザーの売上が大きいのか?
    – 画像処理機器の販売台数を予測する[調達部門]
    ・分析1:月ごとの特徴と過去の出荷台数を説明変数にする
    ・分析2:月ごとのダミー変数と出荷台数で重回帰分析を行う
    ・分析3:将来の出荷台数を予測する
    ・報告:どのくらいの在庫バッファを用意すれば、機会損失のリスクを抑えられるか?
    ○第4章:上級編進化したExcel 環境を活用して解析を効率化・高度化する
    – 進化した活用術 1:データ結合を効率化する
    – 進化した活用術 2:データマイニング機能を使った重回帰分析
    – 進化した活用術 3:質的なアウトカムの分析を行うナイーブベイズ分類
    – 進化した活用術 4:アウトカムに影響を与えているパターンを分析する
    – 進化した活用術 5:時系列分析をスピーディに行う
    – 進化した活用術 6:分析結果のビジュアライゼーション

    岡田斗司夫による宮崎アニメ評論の決定版『『風立ちぬ』を語る』、光文社新書より11/15発売!

    金曜日, 11月 15th, 2013
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    「これは、美しいものを追ってしまう人間の、『罪』を描いた映画です」

    宮崎駿監督の最新作にして、最後の長編作品となる『風立ちぬ』。興行収入が100億円を突破する一方で、作品内容については賛否が分かれます。
    「二人の愛に感動した!」「あっけなくて何だかよくわからない……」「みんなタバコ吸い過ぎ!」
    はたして宮崎駿監督は、この作品で何を描こうとしたのか?

    光文社新書『『風立ちぬ』を語る 宮崎駿とスタジオジブリ、その軌跡と未来』では、岡田斗司夫が作品、人物の両面から『風立ちぬ』を読み解き、宮崎駿とジブリの実像に迫ります。

    さらに、『カリオストロの城』を題材にした技法解説、宮崎駿・吾朗親子の確執、『借りぐらしのアリエッティ』に込められたジブリスタッフの意図、引退騒動の真相分析も必読です。

    『『風立ちぬ』を語る 宮崎駿とスタジオジブリ、その軌跡と未来』は、11月15日、光文社新書より発売です。Kindle版の電子書籍も同時に発売されます。

    【目次】
    ・プロローグ 人間・宮崎駿に迫る
    ・第一章 『風立ちぬ』を語る
    ・第二章 アニメ作家・宮崎駿のすごみ
    ・第三章 父と息子
    ・第四章 ジブリはどこに向かうのか
    ・第五章 『風たちぬ』への疑問に答える
    ・エピローグ 『風立ちぬ』と『火垂るの墓』、宮崎駿と高畑勲

    デジタルアーカイブが世界観を変えていく『データを紡いで社会につなぐ』

    木曜日, 11月 14th, 2013
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    首都大学東京の渡邉英徳准教授から、新著『データを紡いで社会につなぐ デジタルアーカイブのつくり方』(講談社現代新書)をいただきました。
    昨今、ビッグデータをビジネスや研究に利用しようという動きが進んでいます。渡邉先生が取り組んでいる「デジタルアーカイブ」というのは、膨大なデータをITによって誰にでもわかりやすい形にして表現すること。例えば、代表作である「ヒロシマ・アーカイブ」は、被災者の体験談や写真などの資料をGoogle Earthにマッピングした作品です。空中の火球や全焼地域と、体験談が重ね合わさることで、「その時」に何が起こったのかを疑似体験することができます。テキストだけでも映像だけでも実現できない、まったく新しい表現手法です。
    東日本大震災におけるIT活用について取材した拙著『Googleの72時間 東日本大震災と情報、インターネット(林信行氏との共著)では、渡邉先生の「マスメディア・カバレッジ・マップ」を取り上げさせていただきました。これは、NHKニュース報道の書き起こしデータからTV報道された場所/されなかった場所を抽出し地図上にマッピングするというもの。Twitterのツイートと重ね合わせることで、「報道の空白域」が可視化されました。
    データがわかりやすく可視化されることで、専門家でない人も世界のとらえ方が変わってくる。そんな興奮が味わえる好著です。
    デジタル教科書をめぐる議論が盛んになってきていますが、こういう人の世界観を変えうるコンテンツがもっと教育現場にも導入されてほしいですね。

    岡田斗司夫×小飼弾の『未来改造のススメ』Kindle版、販売開始

    火曜日, 8月 6th, 2013
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    ○「カネ」「モノ」「個人」の時代は終わった!
    非モテから不況まで、とにかく今の日本人は不安で不安でしょうがない。そんな日本人の不安や問題を一刀両断するのは、岡田斗司夫と小飼弾『未来改造のススメ』
    「理屈民族」な彼らは、タブーも慣習も空気もお構いなしに極論をぶちかまします。
    「コンテンツはタダだ!」
    「大学なんていらない!」
    「働くことは、バカの免罪符だ!」
    「非モテな悩みは、これで解決できる!」
    2人の異能者による、知の限りを尽くした究極の「ロジカルエンターテインメント」をぜひご賞味ください。

    ○電子書籍版の追加コンテンツ
    本電子書籍アプリは、2010年7月に株式会社アスペクトより刊行された『未来改造のススメ―脱「お金」時代の幸福論』をベースとした「バージョンアップ版」です。同書の全内容に加え、刊行後に行われた対談やツイッター上での公開読書、各章末のブックガイドを収録しています。
    価格は735円、紙版の50%オフです。

    (さらに…)

    iPhone/iPadユーザー必須のiCloud使いこなしガイド『初めてでも絶対わかるiCloud & iTunes』

    火曜日, 5月 14th, 2013
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    4797374063iPhoneやiPadの人気を受けて、アップルの提供するクラウドサービス「iCloud」のユーザーも急増しています。アップルによれば、現在のiCloudのユーザー数は全世界で3億人ということです。
    iCloudというのは、iPhoneやiPadの間で連絡先や予定、ブラウザ、その他もろもろのデータを自動的に同期してくれる超便利サービス。ところが、知り合いのiPhone/iPadユーザーに聞いてみると「何するものかよくわからなくて」と使っていない人が意外に多いようです。せっかく無料で使えるのに、なんともったいない!
    この「iCloud」とパソコン上のコンテンツ管理ソフト「iTunes」でできることから、設定方法、便利な使い方まで解説したのが、『初めてでも絶対わかるiCloud & iTunes』。初歩的な概念や設定からパソコンとの連係機能まで、やさしく解説しています。
    さらに、お勧めのiCloud対応アプリの紹介や、GoogleやMicrosoftなど他社製クラウドサービスとの使い分けなど、中上級者にとっても役立つ情報もたっぷり盛り込んだディープな1冊です。

    ■目次

    • §1 iCloud iTunesでできることを知る
    • §2 iPhone/iPadをiCloud用に設定
    • §3 パソコンでiCloudの初期設定
    • §4 写真はフォトストリームで管理
    • §5 メールやスケジュールを一元管理
    • §6 iCloud上の書類を複数の端末で編集
    • §7 端末の買い換え・不具合にも対応
    • §8 iTunesで楽曲やアプリを管理しよう
    • §9 さらにiTunesを使いこなすテクニック
    • §10 便利に使えるiCloud対応アプリを厳選
    • §11 アップル以外のサービスも柔軟に活用