米国では、HD映像のレコーダーが999ドルで登場
水曜日, 1月 21st, 2004日本ではまだハイビジョン放送を録画できる機器が全然そろっていなかったりするわけだけれど、米国ではHDテレビとハード・ディスク・レコーダをセットにして999ドル!HD放送が25時間録れ,タイムシフト再生も自在!
なんて製品も登場しているそうで、うらやましい限り。
日本ではまだハイビジョン放送を録画できる機器が全然そろっていなかったりするわけだけれど、米国ではHDテレビとハード・ディスク・レコーダをセットにして999ドル!HD放送が25時間録れ,タイムシフト再生も自在!
なんて製品も登場しているそうで、うらやましい限り。
昨年からラジオ聴きたい熱が高まっていたのだが、デジタル放送用セットトップボックスにはFMアンテナ端子が付いていないことを発見。以前J-COMに電話で確認した時には、確かにFMアンテナ端子もあるといっていたはずなのだけど……。
ただし、BSデジタルにはラジオ番組がけっこう用意されている(数えてみたら23局あった)ので、これでもいいかなーという気になってきた。風景写真なんかが表示されて、ひたすら音楽かトークが流れる。どうせなら、放送中の曲名リストを表示してほしいところだが、それをやっている局はあまり多くないようだ。あと、これは放送側の責任ではないが、画面を消して音声だけ流す機能がテレビにあればいいのにと思う。ま、外部のアンプをつなげばよい話ではある。
そうそう、デジタル放送用STBの取り付け工事の時、J-COMにアンケートを頼まれたのだが、その中に「地上・BS・110度CSデジタルチューナーなしで、D4端子付きの安価なテレビがCATV会社から発売されたら買いますか?」(細かな表現はうろ覚え)という質問があった。
地上デジタル放送の再送信に関しても、J-COMは最初2004年4月以降といっていたのを、2003年末に前倒しして開始している。今は地上デジタル放送を見られないエリアも多いし、ここでうまい手を打てばCATVが躍進する可能性もあるかもしれない。
デジタル放送用セットトップボックスがやって来たおかげで、我が家でもハイビジョン放送が楽しめるようになった。
とはいっても、ハイビジョン放送自体は、まだまだ少ない。NHKのBShiは常にハイビジョン放送を流しているが、それ以外で比較的コンスタントに流しているのは地上デジタルのNHKデジタル総合テレビと、BSデジタルのデジタルWOWOWくらいだ。NHK以外の地上デジタル放送は、疑似ハイビジョン放送ということで、既存のSD映像をHD映像に変換して流している。ま、疑似とはいっても、送信途中のノイズが少なくなるせいか、地上アナログよりもだいぶきれいに映る。
ハイビジョン放送の画質は、予想以上でかなり満足感が高い。今まで興味がなかった相撲中継にも思わず見入ってしまったりするのだが、画面の情報量が多いというか、観客1人1人の動きまで目に入ってくる感じだ。インタビューで人物がアップになると、鼻毛も映ってしまいそうでドキドキしてしまう。ハイビジョン放送になると、機材が変わるだけでなく、ライティングやメイクアップといった部分にも新しいノウハウが必要になるだろう。
デジタルWOWOWでは、ハイビジョン+5.1ch放送もあったりして、DVDよりもいい画質で映画を楽しめたりする……のだが、1つ大きな落とし穴がある。
前回記事のコメントでtoshiさんもおっしゃっているように、ハイビジョン放送をHD映像のまま録画できる機器がまだまだ少ないのだ。
今までは、D-VHSか、アイ・オー・データ機器のRec-POTくらいしかなかった(Rec-POTは特定製品との組み合わせでないと追いかけ再生ができないらしい)。
ここに来て、シャープから地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー内蔵のデジタルハイビジョンレコーダーが出たので、これから各社も続くとは思うが、価格や性能がこなれてくるのはまだしばらくかかりそうな気配(しかし、このシャープのレコーダーって、CATVのSTBからも録画できるのかなあ)。
こうした機器を買わないでハイビジョン放送を堪能するには、放送時間にテレビの前に正座していなくてはいけないという、何とも前時代的な状況なのであった。
昨年申し込んだJ-COMの地上デジタル放送再送信の工事が1月9日に行われた。これまでのセットトップボックス(STB)をデジタル放送用のものに取り替えて、信号などの調整を行うだけだから、工事といってもそれほど大げさなものではない。
新しいSTBは松下電器産業のTZ-DCH100という機種だ。
入出力端子は、以下の通り。
・ケーブル入力端子:CATVの宅内線をここに接続。
・分配出力端子:テレビのアンテナ端子に接続。テレビのアナログチューナーで今まで通り1?12チャンネルを見ることもできる。
・コンポーネントビデオ出力端子:D4に対応。
・コンポジット映像、S映像端子、音声端子(左右)×各2:ビデオに接続。
・デジタル音声出力端子:光角型の端子。アンプなどへ。
・i.LINK端子:D-VHS等の機器へ。
・Irシステム端子:対応しているビデオデッキであれば、赤外線の信号を出して録画操作をコントロールできる。
・回線接続端子:双方向のクイズ番組やショッピングでデータを送る時には、この端子に電話回線を接続する。
以前話を聞いた時にはS端子はないといっていたが、もしかしたらSTBはユーザーによって違ったりするのかも。
ここのところ調子の悪かったテレビがまったく映らなくなってしまった。せっかくだから、ちゃんとハイビジョン放送を見られるものにしたい。私にとって必要な条件をまとめてみると、
・D4端子は必須
・CATV経由で地上デジタル放送を見るつもりだから、デジタルチューナーは不要
・プラズマや液晶は高すぎるから論外。値段は10万円台前半
・今まで使っていたのが4:3の25インチ。16:9なら28?32インチくらいはほしい
28インチでいいかなと思っていたが、知り合いに聞くと、ワイドの場合最低32インチはないと画面がかなり小さく感じるという。
条件に合う製品を探してみると、ソニーの「KV-32DX850」、「KV-32DX650」、東芝の「32ZP58」、パナソニックの「TH-32FP50」が見つかった。どれもD4端子は2つ。ソニー製品ならAVマルチ端子があるから、コンポーネント端子が1つ余計に使えるか。しかし、ソニーのテレビはほかより横幅が広い……。
前から気になっていたiPod用ケースが、Showcaseという製品だ。
なかなか発売されなかったのだが、Apple Store Ginzaをのぞいて見たら入荷していたので即座に購入。
値段の割には安っぽいパッケージと外見だなあと一瞬思ったが、iPodを入れてみるとけっこういい感じだ。前面は透明プラスチックでホイールやボタンの操作もできるし、背面のアルミボディも一部見えるようになっていて、iPodのデザインを極力活かすように工夫されている。FireWireケーブルの付け外しもケースに入れたまま可能。本当は、iSee20のように、全面がクリアになっているのがよいかなと思っていた。Showcaseでは側面部が白いゴム素材になっているが、握りやすくてすべりにくいし、これはこれで悪くない。ベルトクリップを使う時はiPodが横向きになるのだけど、これも実際に使ってみると脚を動かしやすいから理にかなっている。
前回の記事でも書いたが、QuickTime 6.5でauムービーメールの再生や編集がサポートされた。これについて、アップルが製品説明会を開いたので行ってみた。説明会では、KDDIのEZムービー開発担当者がQuickTimeとEZムービーの関係についてかなり詳しく語ってくれたが、そのうち私が興味を持ったポイントをいくつか。
アップルがQuickTime6.5を発表した。6.5は、移動体通信向けマルチメディアコンテンツの仕様である3GPP2に対応している。CNET Japanの記事によれば、auもQuickTime6.5を採用し、携帯電話ユーザーが自分でビデオクリップの撮影や編集をできるようになるらしい。ちなみに、NTTドコモのFOMAは3GPPを採用しており、同じくQuickTimeとの相性がいい。
これまでauのムービーは独自規格であり、PC上での再生には専用ソフトが必要な上、ほかのフォーマットにも変換できないという非常にナンセンスなものであった。
ドコモ、auともにQuickTimeを採用したことで、ケータイムービーが盛り上がる舞台装置が整ってきた。
私はA5503SAを買ったばかりなのだが、3GPP2対応にアップデートしてくれないかなあ……。
QuickTimeの説明を読んだら、
QuickTime 6.5では新たに、auにより日本国内で使われているモバイル(携帯電話)用マルチメディア形式であるAMC(.amc)フォーマットも作成・再生できるようになりました。
という記述が! さっそく試してみよう。
今年の頭からauのA5301Tを使っていたのだが、これが何とも不満足な端末だった。とにかく分厚くて、動作がもたつく。文字入力する時、必ず1文字くらい行き過ぎて非常にイライラするのだ。ストリーミングがらみの仕事を手がけていたということもあって、いちはやくケータイムービーを体験しようと思ったから買ったのだが……。
最近、ラジオに興味が出てきたこともあって、FMラジオチューナー付きのサンヨー端末「A5503SA」へ乗り換えることにした。で、結果からいうと満足度はかなり高い。
ラジオについて騒いでいたら、知り合いの編集者がメールをくれた。彼のおすすめは、ソニーのワールドバンドレシーバーとのこと。ワールドバンドは感度がよくてコンパクト、関西の放送局も聞くことができるので一番お勧めだそうなのだが、システムがすごい。放送局1局に対して、1台のラジオと1台のノートパソコンを割り当てているそうだ(!)。
ビデオデッキのように、週間プログラムを使ってラジオ番組を6局同時にPCでタイマー予約しています。
ははあ。
音声ファイルはMP3にしてFTPサーバに自動的にコピーして自分にだけ公開していますので、アメリカやイギリスにいても文化放送やAM神戸をリアルタイムに近い感覚で聴くことができます。(これ本当に便利!!)あと、毎日iPodにコピーして持ち歩いています。
これは、確かに便利そうだ。ただ、コストがなあ。下の写真は、彼が送ってくれたもの(クリックすると拡大表示)。
……あの、もしかしてどっかのジャーナリスト宅でも盗聴しているんでしょうか?(笑) ラジオの世界も奥が深いものなのだなと感心する。
ラジオということで、私はとりあえずauのFMチューナー付き携帯電話「A5503SA」を買ってきた。むむ、これはかなりよい買い物をしたかも。これについては後日、また。