Archive for the ‘AV’ Category

お風呂で聞くMP3

日曜日, 7月 31st, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

AQA026_small.jpgサン電子の防水MP3プレイヤー「AQA026」(USBメモリ付きモデル)を試用する機会があった。
AQA026本体は丸っこく、底にはゴムが付いていてすべりにくくなっている。風呂場にぴったりのデザインだ。上部にハンドルが付いていて、ぶら下げて使えるのもいい。
再生機能は、極めてシンプルにできている。本体の裏蓋を開けて、MP3ファイルを入れたUSBメモリをセット。ボタン類も再生/一時停止、1曲戻し、1曲早送り、モード切替(シャッフル、リピート)だけなので、操作に迷うことはない。一時停止してから一定時間が経過したら、自動的にパワーオフになっているのも気が利いている。
音質は取り立ててよいわけではないが、音が割れるようなこともない。音が響く浴室で短時間音楽を聞く分には十分だろう。風呂場で聞く「木星」(ホルスト)なんてのも乙なものだ。

(さらに…)

ビデオポッドキャスティングがWeb2.0と結びついたら

土曜日, 7月 23rd, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

米Appleが9月にも音楽ビデオ販売に進出するのではないかとの報道があり、ビデオ対応のiPodも登場するのではないかという噂も出ている。また、ソニーはPSP用動画配信サービスを発表した。1年くらい前までは、こういうポータブルプレイヤーでビデオを見るというのは、私としてはあまりピンと来なかった。撮り溜めた録画を電車の中で視聴(消化?)したり、映画の予告編やCMを見るのは、まあそれなりに面白げではあるが流行らないだろうなと思っていたのだ。
しかし、検索技術の急速な発達(もちろんGoogleマップなどのローカルサーチも含めて)やメタデータの盛り上がり、そしてこうしたWeb2.0といわれる潮流がうまく合わさってくれば、ビデオ配信(ビデオポッドキャスティング?)はかなり魅力的なメディアになり得るのではないかと思う。

(さらに…)

手持ちの曲の歌詞を検索

月曜日, 7月 4th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

ふと、LiFE with PhotoCinema 2Mac版Windows版)で、夏っぽいポップスをBGMにしてみたいなあと思った。手持ちの曲でそれらしいのがないかと思い、TigerSpotlightで「夏 愛」なんて入れてみた。
結果として表示されたのは、
・PRINCESS PRINCESS「REGRET」、「THE SUMMER VACATION」、「WEDDING」
・永井真理子「真夏のイブ」
・桑田佳祐「波乗りジョニー」、「悲しい気持ち」
・B’z「Fly The Flag」
・川本真琴「DNA」
・JUDY AND MARY「Brand New Wave Upper Ground」
・元ちとせ「翡翠」
・スピッツ「マーメイド」
・大黒摩季「そして」
の12曲。
種明かしをすると、widget236氏制作の「Sing that iTune!」を使わせていただいているのだ。これは、KonfabulatorDashboard用のウィジェット(Dashboard版はこちら)で、iTunesで再生している曲の歌詞をネットで検索して表示してくれるという超すぐれモノ。最近のバージョンでは、テキストファイルへの保存機能も付いた。元々はiPodのメモ帳で歌詞を持ち歩くための機能だが、このテキストファイルがSpotlightの検索に引っかかってきたわけだ。Konfabulator版ならWindowsのiTunesでも使えるから、Googleデスクトップ検索などと組み合わせればWindowsでも似たようなことができるだろう。ちょっとしたことだが、けっこう遊べる。

これからはデスクトップ検索と検索エンジンが結びついて、こういうことがもっと当たり前のようにできるようになってくるのだろうな。テレビ番組の録画情報を元にネットから情報を自動収集してきて、手持ちの録画データに含まれている発言を検索できたりしたら、面白そう。

げに騒がしき世界

金曜日, 7月 1st, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

ここしばらく、QuietComfort2というノイズキャンセリングヘッドフォンを愛用している。
ネットや雑誌でやたらほめられているので「本当かいな」と思っていたのだが、新幹線や飛行機で移動する用件が立て続けに入ったので、この機会に思い切って買うことにした。2週間以内なら返品もできるし。
実をいえば、ノイズキャンセリングヘッドフォンという奴はあまり信用していなかった。4000円くらいの製品を使ってみたことがあるのだが、ホワイトノイズが耳についてしょうがないし、ノイズキャンセリングの効果もあるんだかないんだか。
電車の中で、QuietComfort2のスイッチを入れてみる。シーンとするのではなく、周りの音も割と聞こえる。電車のアナウンスもかなりはっきり聞き取れるレベルだ。静寂ではなく、不快な音が減る感じ。しばらく使っているとその状態が当たり前になってくるのだけど、ヘッドフォンのスイッチを切ると、途端にものすごい騒音がぐわっと押し寄せてきて驚いた。物理的な圧力を感じるほどの騒音に囲まれて暮らしていたとは。
これは音に限らず、情報についても当てはまるんだろうな。けっきょく人間が処理できる情報量はたかがしれているわけで。最近私はメールチェックやWeb巡回などの頻度も意識的に減らして、アウトプットを増やそうと努力しているが、必要な情報を入手しつつバランスを取るのがなかなか難しい。このあたりのうまい方法論や技術が、今後のトレンドになっていくように思う。

スーパーハイビジョンを家庭に放送する必要ってあるのだろうか?

木曜日, 5月 26th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

「NHK、「放送技術研究所一般公開 2005」を開催」(AV Watch)という記事で、走査線4,000本の超高精細映像システム・通称スーパーハイビジョンが紹介されている(詳細記事が追加された)。

家庭への伝送システムの試作・実験を2008年に、家庭への放送技術を2011年、実験放送を2015年、家庭用ディスプレイ・音響装置開発を2020年、本放送を2025年に行なうというもの。「あくまで目安だが、2025年は日本で放送が開始されて100周年にあたるので、新次元の放送として実現させたい」という。

配信方法としては、現在21GHz帯を使った衛星放送が有力とのこと。
しかし、そんな高精細コンテンツを放送で流す必要があるのだろうか? 見たい人は映画館のような施設に行くとか、ネットで買うという方が現実的だと思うけど。放送という形態を否定するつもりはないが、スーパーハイビジョン放送にはさすがに疑問を感じるなあ。まあ、私の場合、不要と思っていたハイビジョン放送にはまったりしているから、あまり大きなこともいえないが。

iVDRがデジタル放送録画に対応

水曜日, 4月 27th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

以前から個人的に注目しているiVDRが、デジタル放送録画対応になる模様(AV Watch)。

著作権保護機能にCPRMを採用しているDVD-RW/RAMなどと同様に、ムーブにも対応する予定。今後はオーディオやネット配信などのフレームワーク策定を進めるほか、日本からはやや遅れるものの、米国のデジタル放送についても米国連邦通信委員会(FCC)などへの申請を予定しているという。

iVDRの報告会では、各社のiVDR対応機(iVDRレコーダーも!)が参考出品されたそうだ。
HD DVDとBlu-rayの規格は統合されるんだか何だかよくわからない状態になっているし、コピーワンスのデジタル放送(特にハイビジョン放送)を録画・編集して手軽にムーブできる機器が今のところないから、iVDRには非常に期待している。もっとも、本来はコピーワンスのあり方について業界が根本からきちんと考え直すべきではあるんだけど。
最近忙しくて、せっかくハイビジョン番組をRec-POT Mで録画しても、けっきょく見ずに消去してしまうことの繰り返し。メディアに書き出して残しておきたい番組もけっこう多い。しかし、iVDR対応レコーダーが出たところで、VHSテープの代わりにiVDRカートリッジが溜まっていくだけのことかもしれないな。

次世代DVDは今のハイビジョンテレビで楽しめない?

水曜日, 4月 20th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

ITmediaに衝撃的な記事が掲載されている。今売られているハイビジョンテレビでは、HD DVDやBlu-rayの次世代DVDのソフトをハイビジョンクオリティで楽しめないかもしれないという。
現在策定中の著作権保護の仕組みでは、次世代DVDでのHD映像出力がHDMI端子のみという可能性があるらしい。何十万円も出して大型のハイビジョンテレビを買った人はどうなるのか……?

ラジオICレコーダーの「TalkMaster」が大幅にパワーアップ

火曜日, 3月 22nd, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

今時のラジオ好きの間では、ラジオ番組をどうやってデジタルデータとして録音するかがホットなトピックになっている(まあ一部の話ですが)。私はradioSHARKをMacにつないで便利に使っているが、これ以外にもサン電子のTalkMaster(トークマスター)などが注目されている。このTalkMasterがものすごくパワーアップして、「TalkMasterII」になった。
radioSHARKがパソコンにつないで使うことを前提にしたチューナーであるのに対し、TalkMasterIIは単体でラジオの聴取・録音が可能というシロモノ。現在のradioSHARKでは国内のFM放送(一部を除く)に対応していないが、TalkMasterIIではFM/AMが聞けるのはもちろん、AMステレオにも対応(修正:AMステレオには非対応)。さらに、パソコンからはUSBマスストレージクラス、要するに普通のUSBメモリと同じように扱える。録音フォーマットはMP3だし、ちゃんとID3タグを付けてくれるのも気が利いている。
私はradioSHARKも買っちゃったしラジオを自宅で聞くことが多いから、TalkMasterIIはたぶん買わないと思うが、それでも非常に気になる。ボイスレコーダーとしてもよさそうなんだよなあ。

radioSHARKアプリがスリープからの復帰に対応

金曜日, 2月 25th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

一部で話題のradioSHARKソフトウェア(Mac用およびWindows用)がバージョンアップしている。Mac用は1.05になり、スリープ状態からの復帰が可能になった(Macがスリープしていても、録音設定時刻になるとスリープから復帰する)。
詳しくは、こちらの追記を参照のこと。

携帯できるインターネットラジオ端末

木曜日, 1月 13th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

オーストラリアのTorian社が無線LAN対応のインターネットラジオ端末「Infusion」を発表したというニュース(nikkeibp.jp)。
ラジオ好き・ガジェット好きにはぐっと来る製品……のような気もするけど、冷静に考えてみるとイマイチ使いにくそうではある。
無線LANのホットスポットを探しては立ち止まり、チューニング。気に入った音楽が見付かったたら、その曲を録音して移動(Infusionには録音機能も付いている)。うーん、それなら自宅で気に入った番組を録音して、iPodなどのプレイヤーで持ち出した方が便利そう。やっぱりラジオは、いつでもどこでも受信できるということがキモだろう。
会社などで無線LANが自由に使えるのであればいいだろうけど、普通はセキュリティをかけているはず。Infusionは、WEPやWPAなどのセキュリティにも対応しているんだろうか? ニュース表示機能もあるというが、日本では携帯電話でニュースを見た方が早そうだ。
普通のFMラジオも付いているそうなので、普段はこちらを聞きながら散歩して、セキュリティの甘いアクセスポイントが見つかったらめっけものという感じで使うことになるのかな……。