Archive for the ‘AV’ Category

DVDをビデオiPod用に変換するツールがまもなく登場

火曜日, 10月 18th, 2005
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先のエントリーPocket DVD StudioがiPodに対応したら買っちゃうかもと書いたが、PQDVD.comを見たら「PQ-DVD for iPod Video」が「Coming soon…」とのこと。出るとは思っていたが、対応が早い(→結局ビデオiPodも買ってしまうのか?)。
いずれにせよ、このソフトが実用的に使えるのであれば、UMD付きで価格を上げたDVDビデオなんて売れなくなりそうな気もする。

iPod with Videoでアップルが狙うものとは

月曜日, 10月 17th, 2005
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Apple iPod 60GB ブラック [MA147J/A]アップルがビデオ再生機能付きiPodとビデオコンテンツの販売を開始した。アップルとしては確信犯的にユーザーサイドからの盛り上がりを刺激しようとしているのだろうな。
初代iPodの時は「Rip-Mix-Burn」というキャッチコピーで音楽CDからの取り込みを煽り、それがユーザーに熱狂的に受け入れられた。その結果、レコード会社とのパワーバランスも大きく変わり、iTunes Music Storeの成功につながっている。今回のiPod with VideoもQuickTime Proを使えば一般ユーザーが簡単にビデオデータを作成できる。QuickTime Proがなくとも、QuickTimeを利用したソフトからデータを書き出せばiTunesを経由してiPodへすぐに転送できる。数ヶ月以内にはほぼ間違いなく、iPod with Video対応のテレビ録画機器が各社から登場するはず。ビデオポッドキャスティングというのもそれなりに話題にはなるだろうが、映像を作るのはかなりの手間がかかる。影響が大きいのは、やはりテレビ録画だろう。それがムーブメントになれば、音楽で起こったのと同じようにビデオコンテンツを所有する会社とのパワーバランスが変わり、強い立場でコンテンツ配信ビジネスに乗り出せるという読みがあるのでは。
個人的にはiPod nanoにとても満足していることと、iPod with Videoにはリモコンがない点などが気になるので、すぐにはiPod with Videoを購入しないとは思う。しかし、Pocket DVD StudioがiPodに対応したら買っちゃうかも。出先でビデオなんか見ねえやと思っていたが、最近は新幹線や飛行機に乗る機会が増えてきて、あればあったで楽しいかなと。

CEATEC2005、気になる展示のメモ

日曜日, 10月 9th, 2005
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最終日のCEATEC2005を駆け足で回ってきた。以下は気になった展示のメモ。

テレビや新聞のニュースでは、大画面テレビやBlu-ray陣営vsHD DVD陣営の話題が大きく取り上げられているが、これらに関して正直それほど目新しい展示があったわけではない。ストレージといえばiVDRの展示もあったが、こちらは現在規格をハリウッドに打診中とのことで、製品などの動きがあるのは来年の頭以降になりそうな気配。
splashpower_small.jpg個人的に一番興味を引かれたのは、英国Splashpower(スプラッシュパワー)のワイヤレス充電技術。パッドの上に電子機器を置くだけで充電できるのだ。パッド自体の価格は150ドル程度を想定しているようで、思ったよりもかなり安い。充電の効率も有線と比べて遜色ないらしい。Splashpower対応製品が増えてくると、防水製品も作りやすくなるだろうし、小型電子機器の世界が大きく変わるかもしれない。

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iPod nanoを磨いてニマニマする

火曜日, 9月 13th, 2005
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Apple iPod nano 4GB ブラック [MA107J/A]いつもなら床に入ったら3分以内に寝付き朝まで熟睡するのだが、9月8日は午前3時半になぜか目が覚めてしまった。いや、もちろんアップルの新製品発表がこの時間帯に行われるのは知っていたけど、少なくとも表層意識でそういうつもりはなくて。まあ、そういうわけであとはWebでiPod nanoを見ていたら、なぜかカチカチやっていたというお定まりのコースだ。ブツは黒の4GB

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現場で役立つDTVの入門書

火曜日, 8月 23rd, 2005
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どんな分野の仕事でも、ツールの使い方を覚えるだけでは十分といえない。特に、映像制作のように数多くのスタッフが関わる仕事の場合、全体像や現場のワークフローがわかっていないとスムーズに作業をこなすことはできないだろう。
アスペクト『クリエイターのための実践スタジオワーク DTV編』(目次はこちら)では、現役ディレクターとして活躍している千崎達也氏が、撮影プランの立て方から、カットの作り方、システム構築、編集ワークフロー、演出面から見た編集テクニック、そして納品までを解説。これから映像制作の世界に入っていく人、あるいは映像制作はベテランでもDTVはこれからという人にとって、かなり役に立つ内容が詰まっていると思う。この本1冊読んでおけば、仕事をする上での安心感がだいぶ違うはず。私もこの本の編集作業を担当したおかげで、映像制作についていっぱしの口がきけそうな気がしている今日この頃である。

CCCDを名乗らない東芝のセキュアCD

土曜日, 8月 20th, 2005
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SMEがCCCDで発売していた曲を通常の音楽CDとして再出荷したりするようになってきたので、レコード会社もいろいろ反省したのかと思いきや、今度は東芝がセキュアCDとやらを発売するとのこと。パソコンには専用ソフトを使ってWMAデータをコピーできるが、iTunesやSonicStageなどには非対応。にもかかわらず、CCCDロゴを使わないらしい。今のところ、HDDやフラッシュメモリのプレイヤーとしては、iPodがトップシェアなのだから、こういうことをするとまたユーザーからのクレーム対応に追われるんじゃないかと思うんだけどねえ……(WMAプレイヤーの伸びに賭けている?)。
複雑なコピープロテクションはコストアップにもつながるだろうし、顧客を絞り込んでしまう。それよりはアルバムの価格を半額にしてお得感を出すとか音楽配信を安価に行うなどして、より多くの人に買ってもらう方がいいんじゃないのかなあ。日本の場合、レンタルCDの存在もあるから一筋縄ではいかないのだろうが、レコード会社は結果的に音楽市場の縮小に結びつく行動ばかりしているようにも見える。

AppleとGoogleがiTMSで提携?

日曜日, 8月 14th, 2005
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Appleに対してGoogleが、iTunes Music Storeに関する提携を持ちかけているとの噂があるらしい(MACお宝鑑定団より)。すでに米Yahoo!は、オーディオ検索サービスのYahoo! Audio Searchのベータ版をスタートさせているから、こういう噂が出てくるのも当然といえば当然。ちなみにYahoo! Audio SearchではiTMSも検索対象になっている。
Googleが音楽検索サービスをやるなら、「70年代に発売されたがお下劣すぎて即発売中止になった曲」といった、オーディオデータ自体のメタデータには含まれていない情報からも検索できるといいなあ。

iTMSで音楽の買い方が変わってきた

土曜日, 8月 13th, 2005
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日本のiTunes Music Storeは開始から4日で100万曲を超える販売達成したそうだが、私もこの10日ほどの間にちょこちょこ曲を買っている。iTMSの発表当日に買った3曲に加え、RCサクセション「トランジスタ・ラジオ」globe「Feel Like Dance」同「Departures」H2O「想い出がいっぱい」Def Techのアルバム「1 x 2 (Limited Edition)」忌野清志郎「Jump」を購入。今までレゲエなんてまったく聞きもしなかったが、iTMSのトップアルバムに名を連ねていたDef Tech「1 x 2」を試聴して気に入ってしまった。

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これはヤバすぎ、iTMS

金曜日, 8月 5th, 2005
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SteveJobs_iTMSJapan.jpg今日のIT業界、音楽業界はiTunes Music Storeの話題一色。国際フォーラムの会場でデモを行ったのは何とスティーブ・ジョブズ自身で、アップルの力の入れようが伝わってくる。
家に帰って、さっそくiTMSにアクセスしてみる。100万曲の品揃えとはいってもまだまだ欲しい楽曲は少ないが、インターフェイスがよくできているのでブラウズしているだけでも楽しい。試しに買ってみたのは、Diana Ross「Endless Love」荒井由実「天気雨」U2「Vertigo」(iPodのCMでかかっていた曲)の3曲。購入手順が簡単すぎて、これはヤバい。クセになりそうだ。
iTunes Music Storeはこれから日々充実させていくそうだが、どういう曲が追加されたのかを知りたければ、「iTunes Music Store RSS Feed Generator」を使うといい。このページで国や曲のジャンル、フィードのタイプ(追加された曲、新譜、売れているアルバムなど)を指定すれば、RSSフィードが生成される。これをRSSリーダーに登録しておけばいつでもチェックできる。

SMEが、CCCDの楽曲をCDで再販

月曜日, 8月 1st, 2005
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昨年、いくつかのレコード会社がCCCDからの撤退を発表した。CDJournal.comによれば、SMEはCCCDで発売していた作品を通常のCDで再出荷しているそうだ。ラインナップを見てみると、BEAN BAG「豆と希望」が含まれている! CATVで流れていたこのバンドのPVを見てCDを買おうと思ったのだが、CCCDだったので買わずにいたのだ(私の音楽環境はiTunesとiPodだけ)。Amazonでは、まだCCCDの方しか取り扱っていないようだけど(8月1日現在)。
それにしても、レコード会社はつくづく馬鹿なことをやったものだ。CDを買わずにコピーする層はCCCDになったところで正規盤を買ったりしないのではないかな。で、CDをきちんと買っていた層が買わなくなって売上が下がると。だいたい、今は娯楽に満ちあふれているのだから、使い勝手の悪い商品を買うくらいならみんな別の娯楽にお金を回してしまうだろう。iPodをはじめとした携帯オーディオプレイヤーの普及状況も含め、まともな分析もできなかった奴らは、今でもそれなりのポストに就いていたりするんだろうか。