電池不要の「紙」端末が作るセンサーネットワーク
10月 29th, 201000年代の初頭、ユビキタスコンピューティングの文脈で話題になった「センサーネットワーク」。身の回りに小型のセンサーを多数配置して、コンピュータに人間の状態を認識させ、よりよいサービスを作っていこう……というようなことが言われたのだけれど、こうしたセンサーネットワークが実用化されたという話はとんと聞こえてこない。
ところが、最近になってセンサーネットワークに関する話題が少しずつ出てくるようになった。それは、「エネルギーハーベスティング」の技術が進歩してきたから。要するに、センサー端末を電池レスにして、環境中にあるエネルギーで動作させられるようになってきたのだ。
東京大学大学院 情報理工学系研究科の川原圭博博士が、エネルギー源として注目しているのは「電波」。「紙」に印刷した安価なセンサーで、テレビなどの電波を受信してここから電力を取り出そうとしている。
詳しくは、下記の記事で。