ATOK 2009 for Macの英語入力支援機能を親指シフトで使う

7月 22nd, 2009
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B002BUEXLY毎年バージョンアップされるジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」。私もついつい毎年バージョンアップしてしまう。今回のATOK 2009 for Macもものすごく大きく変わっているではないのだが、細かいところが着実に改良されていて、満足度は高い。
購入前から期待していたのが、英語入力支援機能の「ATOK 4E」だ。長い英単語でも数文字打てばば残りを補完してくれるから、入力効率も上がるし、スペルミスも少なくなりそう。今回購入したのは、「ATOK 2009 for Mac」ではなく、「ATOK 2009 for Mac [プレミアム]」。[プレミアム]には、「ロングマン英英/英和辞典」も搭載されているので、英文を入力する時に役立つかもと思ったからだ。


まだそれほど使い込んではいないが、ATOK 4Eの出来はよさげ。綴りが曖昧な単語を補完してくれるので、いちいち辞書を調べずにさくさく入力できる。
ただ問題は、私が最近親指シフト派になったこと(Teslaというツールを使う)。Teslaでは、ローマ字入力(あるいはかな入力)をエミュレートする。だから、英語入力支援機能が働く(ATOKの)「半角英字」モードにして「test」と打つと、「satasisa」となってしまうのだ。固定の英字入力モードの時は自動的にTeslaがオフになるのでこういうことは起こらない(それにしても親指シフトをやっていない人にはさっぱりわからない説明だろうなあ……)。
「半角英字」の時にTeslaをオフにすればよいわけだが、メニューバーのアイコンをいちいちクリックするのは面倒……。と思っていたら、なすこじさんがTeslaを改良して、AppleScriptでTeslaのオン/オフを切り替えられるようにしてくれている!(Teslaはこちらから入手できる。AppleScriptに対応しているのは、2009年4月20日のバージョン)
以下のようなスクリプトをスクリプトエディタに貼り付けて適当な場所に保存。

tell application "scriptChecker"
if TeslaMode is true then
set TeslaMode to false
else
TeslaMode to true
end if
end tell

このスクリプトをiKeyなどに登録してショートカットキーを割り当てれば、Teslaのオン/オフがキーボードだけでできるようになる。なすこじさんに感謝。
親指シフトを使っていて、ATOK 2009 for Macの英語入力支援機能も使いたいという人(あまり多くはなさそうだがw)は試してみては。

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