安価なナノチューブで二酸化炭素をしっかりキャッチ
3月 15th, 2009発電所などから大量に排出される二酸化炭素(CO?)。こうしたCO?を回収しようということはずいぶん前から言われてきたことだが、実際の動きは鈍い。大きな理由は、CO?の回収コストが排出権取引の相場よりもはるかに高いことにある。
こうした中、(独)産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門の鈴木正哉博士の開発した新材料は、CO?回収コストを大幅に低減させる可能性があるというので、詳しい話をお聞きした。
その新材料は、天然に存在するナノチューブ構造「イモゴライト」を安価に再現したもの。新材料を使った回収法のアイデアもさることながら、火山灰層土壌でなぜ作物が育ちにくいかを研究していくうちにイモゴライトが発見されたという経緯も興味深い。
詳しくは、下記の記事で。