アドレスブックとの連携が強化されたラベル印刷ソフト「P-touch Editor」
6月 15th, 2008手紙の宛名書きや書類のラベル作りに重宝しているのが、ブラザーのラベルプリンタ(私が使っているのはP-touch 9300pc、現行モデルはP-touch 9500pc)。私は昨年中にMacの環境をLeopardにバージョンアップしたのだが、この時点では専用のラベル印刷ソフト「P-touch Editor」がLeopardに対応していなかった。ブラザーに問い合わせたところ、「4月頃、Leopard対応版を公開する予定です」。Lepard対応に半年近くも!と呆れたが、4月4日に公開された新しいP-touch Editor Ver.5は待たされた甲斐のある出来になっていた。
まず、ラベルを新規作成する際のテンプレートが増えて、なおかつ一覧から選びやすくなった。以前は、テンプレートを1つずつダイアログで開いていかないといけなかったからなあ。
また、Snapモード(ウインドウがコンパクトなバー状にある)が追加されて、画面のキャプチャなどをさっと取り込んで印刷できるようになった。
編集機能では、オブジェクトの位置合わせ機能やテキストの制御が大幅に強化されている。テキストの制御というのは、文字の大きさを枠に合わせるかどうかや折り返しを指定できるというもの。以前のバージョンでは、長文をコピー&ペーストして適当なサイズに調節するのがとても面倒くさかったのだ。
ほかにも広範囲にわたるブラッシュアップがなされているが、個人的に最大の強化点は、Mac OS X標準アドレスブックとの連携じゃないかと思っている。
ツールバーの「アドレスブック」ボタンをクリックすると、画面下部に連絡先の一覧が現れる。「フィールドの追加」ボタンをクリックして、アドレスブックの項目を配置してラベルを作成。あとは、印刷したい連絡先を選ぶだけでラベルが作れる。