第3世代iPod nano専用ネックストラップ型ノイズキャンセリングヘッドフォン(長い……)
1月 22nd, 2008私は第1世代のiPod nanoを愛用していて、外出する時には肌身離さず持って行く。主な用途はポッドキャスティングとOurWorldなどの英語ニュースを聞くこと(後者は最近さぼり気味ですが)。
だから、動画が再生できる第3世代のiPod nanoにも別に食指は動かなかったのだが、あるアクセサリの登場で俄然第3世代nanoが欲しくなってしまった。それは、radStrap NOISE CANCELという、第3世代iPod nano専用のネックストラップ型ヘッドフォンだ。
第1世代iPod nanoを使い始めた頃、ネックストラップ型のLanyardインイヤー式ヘッドフォンと組み合わせていて、これはかなり使い勝手がよかった。しかし、ノイズキャンセリング機能がないため、電車や飛行機では騒音が気になって仕方がない。ヘッドフォンで大音量の音声を聞くと、難聴になってしまうという話も聞くから、できる限りボリュームは絞って聞きたい。そこで、以前のエントリーでも紹介したソニーのMDR-NC22を使うようになった。こちらは小さいながら静音性能がけっこう高く、満足度は高かったのだが、専用アクセサリでない悲しさ。取り出そうとするたびにケーブルが絡まるのが難点だった(MDR-NC22と同等のノイズキャンセリング機能を備えたネックストラップ型のMDR-NC32NXもあるが、iPod nanoと組み合わせるためにはストラップ穴付きのケースも必要になり、ごちゃごちゃしそうだったので汎用的に使えるMDR-NC22を選択した)。
そこへ、radStrap NOISE CANCELだ。第3世代iPod nanoと完全に一体化し、電源もiPodから取るため電池が不要。思い切って、第3世代iPod nanoといっしょに購入した。
radStrap NOISE CANCELはiPod nanoのDockコネクタにぴったり装着するのだが、ノイズキャンセリングユニットがあるため、一般的なケースは使えない(ついでにいえばiPod nanoのHOLDスイッチもいじれなくなる)。そのため、iPod nanoの前面だけを覆う専用ケースが付属している。このままでは裏面の美しいアルミ部分が傷だらけになるので、保護フィルムを貼って使うことにした。
実際にしばらく使ってみたところ、取り回しはほぼ完璧。ノイズキャンセリングユニットもコンパクトにまとまっており、使っていて気になることはない。ネックストラップは強い力が加わると外れるように工夫されており、安全性にも配慮されている。Dockコネクタもすっぽり覆われてしまうので、パソコンと同期する時、いちいちカバーとユニットを外さなければいけないのが少し面倒だけど。
私はオーディオの音質には詳しくないのだが、少なくともノイズキャンセリング機能をオフにした状態では、高音も低音もしっかり出ていて不満を感じなかった。
で、肝心のノイズキャンセリング機能なのだが、うーん、まあまあというか、ちょっと微妙かな……。騒音が低減されるというより、騒音の中でも音声が浮いて聞きやすくなるという感じ。正直いってMDR-NC22より劣る。特に地下鉄の場合は、MDR-NC22の方が明らかに優れていると感じた。MDR-NC22の方がずっと音が丸くなるという印象だ。ちなみに、飛行機内の騒音カットはうまく働いてまずまずだった。飛行機と地下鉄ではノイズの特性がかなり違うのだろう。
総じていえば、radStrap NOISE CANCELは悪くない製品だと思う。ノイズキャンセリング性能は期待したほどではなかったが気休め程度には利くし、やはりiPod nanoと完全に一体化したネックストラップ型の使い勝手は抜群によい。最近英語のリスニングもさぼり気味だったけれど、ネックストラップでいつも首からぶら下げておけば隙間時間に聞こうという気になるのではないかという期待もある(12月末にradstrap NOISE CANCELを買ってから、今のところリスニングは続いてます)。やっぱり身につけるガジェットはストレスなく運用できることが一番じゃないかと。
9月 30th, 2008 at 14:45
これからは4代。まだまだ使えますか。
9月 30th, 2008 at 21:55
あ、しまった。第4世代のiPod nanoを試す機会があったのに、このヘッドフォンが使えるかチェックするのを忘れてました……。