これは18禁か? 入水鍾乳洞の奇岩
11月 14th, 2007○鍾乳洞を立体写真に収める
10月頭、知人に「入水鍾乳洞」へ行かないかと誘われる(「じゅすい」ではなく「いりみず」だ)。ググってみると、もう二度と行きたくないという人もいれば、すごく面白かったという人もいる。とにかく濡れることは必至のようだ。濡れる洞窟となれば、防水デジカメで立体写真を撮るのがスジだろうということで、喜々として現地に向かう(以下の立体写真はクリックで拡大、平行法でご覧ください)。使用したカメラは、ペンタックスのOptio WP+Optio W10。
入水鍾乳洞は基本的に一本道になっており、最初のAコースは明かりもきちんと点いていて濡れずにすむ。その奥のBコースは、明かりは所々あるものの、相当濡れる。最奥のCコースには明かりもないという。
さて、Aコースを進んでいくと、地蔵洞など奇岩がポツポツ現れて、期待をそそる。そして、Bコースに入ると……。何だか、子供に見せてはいけないような気がする光景が広がっていた。
うーん、こういう画像って、何だかコンテンツフィルタリングに引っかかってしまいそうな気がする。気のせいか?
B、Cコースは、足首〜膝くらいまで水があって、恐ろしく冷たい。こんな冷たい水に浸かって最後まで行くのは絶対無理!と思ったが、10分くらいすると感覚が麻痺して気にならなくなってしまった。
途中、「胎蔵くぐり」等々のポイントを通過する。ものすごく道が狭くなっており、あらかじめ聞いていないと通れないと思って引き返してしまいそうだ。こうしたポイントでは通り抜けるのに苦労するし、所々四つんばいになるところもあるので、ヘッドライトはあった方がいい。入り口の店ではロウソクが売っていたけれど、あれでB、Cコースに挑戦するのはどう考えても無謀。
Cコースの最後近くには、匍匐前進しないと進めないと思われるところがある。冷たい水に全身浸かりながらくぐり抜けたのだが、実は上に道があってそんなに濡れずに通過できるのであった。鍾乳洞に入る前に、きちんとガイドさんの話を聞いておくべし。ずぶ濡れになって鍾乳洞を出たけど、近くの「星の村ふれあい館」で風呂に入って生き返ったー。
○幻想的なあぶくま洞
せっかくなので、近くにある有名な「あぶくま洞」にも入ってみることにする。こちらは、きちんと観光コースとして整備されていて、濡れずに歩き回れる。「頭上注意」の注意書きが随所にあるけど、まったく危険なし。ちなみに、入水鍾乳洞ではほとんど「頭上注意」と書かれていないけど、頭をぶつけない箇所がない(入水とあぶくまの両方に行くなら、入水を先にした方がよいと思う)。
あぶくま洞の内部は、実に美しく一見の価値がある。ただ、幻想的に見せるためにカラフルなライティングをしているのはやり過ぎじゃないかな。確かに、すごく不思議な絵にはなるのだけど、もうちょっと見る人、撮る人の想像力にまかせてほしいというか。そうそう、あぶくま洞の見所はかなり奥行きがあるので、コンパクトデジカメだとうまく撮影できなかった。きれいな写真を撮るなら、一眼レフと三脚がないときついだろう。