石垣島で海中立体写真(その1)

7月 7th, 2007
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以前「HotWired」で「プロダクトMonkey」という企画を担当していた頃、テクノロジーライターの大谷さんに「立体写真の誘惑」という記事を書いていただいた。記事で立体写真(ステレオグラム)欲がかなりかき立てられたのだが、この時はそれっきりになってしまっていた。
だが、今年、石垣島へバカンスに出かける直前、唐突に立体写真欲がわき上がった! ふだんペンタックスの防水コンパクトカメラ「Optio WP」を愛用しているので、この機種と同じような性能の中古カメラを探し、「Optio W10」を購入。ストロボを固定するための金具で、下図のようにセッティングを行った。まあ、首からカメラを2台ぶら下げている姿はけっこう「変な人」だが、思ったより取り回しもいい。同じメーカーで操作体系もほとんど同じだし、バッテリも使い回せる。
3Dcameras.jpg

さっそく石垣島で写真を撮りまくってみた。立体写真を撮るのは初めてだから勝手も何もわからない。2台のカメラの設定を揃えて、できる限り同じタイミングでシャッターを切るだけだ。で、撮れた写真を横に並べて、交差法平行法で眺めてみると……ちゃんと立体に見える! こんなに簡単に立体写真が撮れるとは正直驚いた。
水中では姿勢も安定しないしさすがに難しいだろうと覚悟をしていたのだが、石垣島の米原海岸は腰の深さでも熱帯魚がうじゃうじゃいて、しかもあまり逃げないからけっこう写真が撮りやすい。ボール状のサンゴと魚の写真なんか、かなり立体感がよく出ていると思うのだけど、どうでしょう?

Ishigaki_3D_01.jpg

Ishigaki_3D_02.jpg

Ishigaki_3D_03.jpg

Ishigaki_3D_04.jpg

「その2」へ続く。

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