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東京ビッグサイトで開催中のWPC EXPO 2005についての覚え書き。
人だかりができていたのがウィルコムのブース。WX310シリーズやWX300Kの人気はもちろんだが、W-ZERO3の注目度がすごくて製品に触るまでかなり待たされた。よくできた製品だと発表時に思ったが、こんなにPDAが注目されるとは正直意外だ。これを契機にPDAが再び盛り上がる可能性もある？

ノートパソコンで注目なのが、台湾製のA5サイズノート「FlyBook」だ。タブレットPCではないが、回転するタッチパネルディスプレイ（感圧式）を備え、無線LANやBluetoothも標準装備している。手書き文字認識にはオリジナルソフトウェアを使うが、この認識率もまずまず。今秋発売予定とのこと。

ストリーミングサーバーなしでストリーミング配信できる「Clipstream Video」も気になる。動画を公開するには、Clipstream Video形式にエンコードしてWebサーバーにアップロード、HTMLに20行程度のJavaアプレットの記述を追加する。これだけでストリーミング配信ができるというもの。閲覧側には、Windows Media PlayerやQuickTime Playerなどのソフトウェアも不要で、Webブラウザだけで再生ができるそうだ。ラインナップにはライブ映像配信版の「Clipstream Live」もある。
左の写真は、富士通から参考出展されていた「印刷型ステガノグラフィ」。目には見えないコードを画像に埋め込む技術だ。一見ただの写真だが、カメラやスキャナで撮影するとデータを読み出せる。BREWで作られた携帯電話用アプリを写真を撮影して、サイトに誘導するといったデモが行われていた。

サン電子はポッドキャスティング対応のインターネットラジオ端末BiBioをデモしていたが、それより驚いたのはいつの間にかハーブ飲料やボディケア用品まで扱うようになっていたこと（8月からグランルポで販売）。コンパニオンによるショーでは、ボディケア用品とともにTalkMasterIIなんかも登場して何だか摩訶不思議であった（コンパニオンが可愛かったので、ムービーをiPod用にビデオキャスティングしてみる）。

This entry was posted on 水曜日, 10月 26th, 2005 at 22:53 and is filed under event, movie. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.