iPod with Videoでアップルが狙うものとは
10月 17th, 2005アップルがビデオ再生機能付きiPodとビデオコンテンツの販売を開始した。アップルとしては確信犯的にユーザーサイドからの盛り上がりを刺激しようとしているのだろうな。
初代iPodの時は「Rip-Mix-Burn」というキャッチコピーで音楽CDからの取り込みを煽り、それがユーザーに熱狂的に受け入れられた。その結果、レコード会社とのパワーバランスも大きく変わり、iTunes Music Storeの成功につながっている。今回のiPod with VideoもQuickTime Proを使えば一般ユーザーが簡単にビデオデータを作成できる。QuickTime Proがなくとも、QuickTimeを利用したソフトからデータを書き出せばiTunesを経由してiPodへすぐに転送できる。数ヶ月以内にはほぼ間違いなく、iPod with Video対応のテレビ録画機器が各社から登場するはず。ビデオポッドキャスティングというのもそれなりに話題にはなるだろうが、映像を作るのはかなりの手間がかかる。影響が大きいのは、やはりテレビ録画だろう。それがムーブメントになれば、音楽で起こったのと同じようにビデオコンテンツを所有する会社とのパワーバランスが変わり、強い立場でコンテンツ配信ビジネスに乗り出せるという読みがあるのでは。
個人的にはiPod nanoにとても満足していることと、iPod with Videoにはリモコンがない点などが気になるので、すぐにはiPod with Videoを購入しないとは思う。しかし、Pocket DVD StudioがiPodに対応したら買っちゃうかも。出先でビデオなんか見ねえやと思っていたが、最近は新幹線や飛行機に乗る機会が増えてきて、あればあったで楽しいかなと。
3月 31st, 2006 at 02:03
アップルvsアップル。
ちょっと前から度々話題になっていましたが、いよいよ佳境ですかね。 ビートルズの…