SMEが、CCCDの楽曲をCDで再販

8月 1st, 2005
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昨年、いくつかのレコード会社がCCCDからの撤退を発表した。CDJournal.comによれば、SMEはCCCDで発売していた作品を通常のCDで再出荷しているそうだ。ラインナップを見てみると、BEAN BAG「豆と希望」が含まれている! CATVで流れていたこのバンドのPVを見てCDを買おうと思ったのだが、CCCDだったので買わずにいたのだ(私の音楽環境はiTunesとiPodだけ)。Amazonでは、まだCCCDの方しか取り扱っていないようだけど(8月1日現在)。
それにしても、レコード会社はつくづく馬鹿なことをやったものだ。CDを買わずにコピーする層はCCCDになったところで正規盤を買ったりしないのではないかな。で、CDをきちんと買っていた層が買わなくなって売上が下がると。だいたい、今は娯楽に満ちあふれているのだから、使い勝手の悪い商品を買うくらいならみんな別の娯楽にお金を回してしまうだろう。iPodをはじめとした携帯オーディオプレイヤーの普及状況も含め、まともな分析もできなかった奴らは、今でもそれなりのポストに就いていたりするんだろうか。

2 Responses to “SMEが、CCCDの楽曲をCDで再販”

  1. yunnan Says:

    待ちに待ったニュースですわ。
    iPodを購入してからというものCCCDは買わなかったですからね。Amazonで「CCCD」って書いてあると、どんなに好きな曲が入っていても「やめとこー。」iPodで聴けないCDなんて場所とるだけですもん。うちにはコンポも、ポータブルCDもあって、ダビングも出来るにもかかわらず。

    それにしても、コピーコントロールは商品価値を落とすだけのアイディアでしたね。CDに限らず「人に使わせないで独占的に権益確保」の図式は今後成立しなくなるのではないかと思ってます。多少のとりっぱぐれはあっても沢山使ってもらって、たくさん収入を得るビジネスの方が遥かに成功するでしょう。

  2. Tats_y Says:

    まったく同意です。デジタル放送のコピーワンスについても見直しがはじまってますし、業界各社もさすがにやばいと思い始めているようですね。

    それにしても、レコード会社のお馬鹿な判断で割を食ったアーティストは多かったんじゃないですかねー。記事でも書いたBEAN BAGの場合、ファーストアルバムだったわけですし。

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