もう防水じゃないデジカメは使えない
7月 16th, 2005私はどちらかというと「旅の記憶は心のフィルムに焼き付ける」派なので、旅先でもあんまり写真を撮らない……のだが、沖縄へ行く2日前になって急にデジカメが欲しくなってきてしまった。全然、「心のフィルム派」ではなかったようだ。
はじめは、「やっぱり薄型だよなあ」とカシオの新製品「EX-S500」(Amazon)あたりを考えていたのだが、せっかく沖縄に行くのだから水辺の撮影もしたい。しかし、EX-S500用の防水ケースはまだ出ていない。あれこれ物色していて見つけたのが、ペンタックスの「Optio WP」(Amazon)。そういやこういう製品も出てたなあとカタログページを見ていたら、ムラムラとわき上がる物欲。これは、今の私のために作られたようなデジカメでは!
沖縄であれこれ使ってみたのだが、本当によくできた製品だと感心した。携帯電話並のコンパクトさで、起動時間も0.6秒と高速だ。胸ポケットに入れたり首からぶら下げておいて、必要な時にさっと取り出せるのがいい。そして、一番のウリである防水機能は、1.5mまでの水中撮影ができる。こんな小さなデジカメを防水ケースなしで海に沈めるのはなかなかスリリングだったが、拍子抜けするほど問題なく動いてくれた。ただ、水中では液晶ファインダーがちょっと見づらいし、流れがあるから被写体を上手に捉えるのはかなり難しい。水中ではムービー機能の方が使いやすいかも。また、ムービー機能が非常に楽しかったので、動画撮影ボタンがシャッターボタンとは別に欲しくなった。
専門誌のレビューを見ると、画質についてはあまりよい評価を受けていないようだが、4年前のデジカメから買い換えた私にとっては十分すぎるほど。詳しいレビューは、デジカメ Watch、ITmedia ライフスタイル、デジタルARENAなどを参照のこと。
ロワジールホテル沖縄のロビーには蝶の温室があって自由に入れる。写真は、オオゴマダラのサナギをガラス越しに撮影したモノ。美しい金色をしていて、はじめは作り物かと思った。
美ら海水族館のナポレオンフィッシュ。
(QuickTimeのMPEG-4形式。992KB。右クリックして現れるメニューから「ファイルを保存」を選択してください)
瀬底島の海。シュノーケルもなしで、ビーチからじゃぶじゃぶ入っていっただけだが、意外と小魚がいた。海中ではオートフォーカスがあまり効かないので、パンフォーカスにして撮っている。(Photoshopで自動カラー補正)
ウミヘビ発見。ムービーで撮ってみた。シュノーケルを持って行けば、もっと長く撮れたのに……。
(QuickTimeのMPEG-4形式。664KB。右クリックして現れるメニューから「ファイルを保存」を選択してください)
異常に攻撃的な魚。ちょいとつついたらかみついたり、ぶつかったりしてきた。沖縄の魚は元気がいい?
(QuickTimeのMPEG-4形式。2.1MB。右クリックして現れるメニューから「ファイルを保存」を選択してください)
防水タイプのデジカメなんて海や山くらいでしか使いどころがないかなと思っていた。しかし、濡れた手で持っても急に雨に降られても平気というのは、機械に気を遣う必要がなくて思った以上に快適だった。しかもOptio WPは防水性能がよいだけでなく、携帯性や画質などの性能もいい。これからは夕立が多くなってくるだろうから、いつも持ち歩いて雨の情景を撮ってみようかと企んでいる。
6月 22nd, 2006 at 20:00
ペンタックスの防水カメラ
海の季節になりますが、レジャーにデジカメを持っていく場合には注意が必要です。
精密電子機器ですから砂と水が大敵です。
オリンパスで生活防水機能のつ…