OperaからFirefoxに乗り換えたワケ

4月 1st, 2005
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WebブラウザとしてOperaを愛用してきたが、Firefoxをメインで使うことにした。


乗り換える理由はいくつかあって、まず対応するWebページ。私が使っているクレジットカード会社のページは、Operaだとダメ(User Agentを切り替えても不可)だが、Firefoxでは見られる。OperaでOkでFirefoxではダメなページもあるのだろうけど。
それと最近はMac miniの使用頻度が上がってきているから、Windowsマシンとの間でブックマークを同期しておきたい。Operaにもいろいろ同期ツールは出ているが、MacとWindowsの両方で使うならFirefox用のBookmark Syncronizerが一番手軽なようだ。
拡張機能が豊富で、なおかつこれらのインストールやアップデートがとても手軽というのも大きかった。今のところ上記のBookmark Syncronizerのほか、All-in-One GestureLinkyCopy URL+All-in-One Search buttonEz SidebarRight EncodingUser Agent SwitcherSagebbs2chreaderAuto Copyを組み込んでいる。設定や拡張機能を使うことで、Operaの使い勝手はだいぶ再現できてきた。

細かいところでは、テキストやリンクを別のアプリケーションにドラッグ&ドロップでコピーする際の動作もFirefoxとOperaでは異なる。Operaはテキストを範囲選択してドラッグ&ドロップで別アプリケーションにコピーするということができない(Windows版、Mac OS X版とも)。これに対して、Firefoxはテキストのドラッグ&ドロップでコピーが可能だし、リンクをドラッグすればURLが対象アプリケーションに貼り付けられる(Windows版のInternet ExplorerやMac OS XのSafariとほぼ同じ動作)。画像に関しては、Mac OS X版のOperaやSafariがドラッグ&ドロップでコピーできるのに対し、FireFoxでは画像のURLが貼り付けられる(Windows版FirefoxはOneNote 2003に画像をそのまま貼り付けられた。対象アプリケーションによって動作は異なる)。ドラッグ&ドロップでWebページ内の要素をコピーできると、気になった情報をメモするのに便利なのだ。
また、テキストをダブルクリックした際、Operaでは日本語文字列をうまく範囲選択できない点も気になっていた。

ただし、Operaにもまだまだよいところがたくさんある。1つはWebページの表示や全体的な動作が軽快なことで、特にWindows上ではFirefoxよりもかなり速く感じる。
また、一度閉じたタブをCtrl+Zやマウスジェスチャーで開き直せる。Firefoxでもタブを開き直すことはできるが、Operaではそのタブの履歴も残っているのだ(そのタブで読んでいた前のページに戻ることができる)。
(追記:Operaはキーボード操作のためのショートカットが充実しているのも魅力。shift+カーソルキーでページ内のリンクを自由に移動できるのはとても便利)
あと、設定ファイルをちょいちょいといじくれば、メニューなどを比較的簡単にカスタマイズできる(……とはいうものの、私が行っていた程度の簡単なカスタマイズは、Firefoxの拡張機能でほとんど実現できた。それに、Operaはカスタマイズした内容を新しいバージョンに引き継ぐのがちょっと面倒くさかったりする)。
Opera 8では、印刷用にページレイアウトを自動調整する機能も付くようだし、けっきょく併用していくことになるかも。

2 Responses to “OperaからFirefoxに乗り換えたワケ”

  1. TAKE Says:

    はじめまして  現在ONENOTEとFIREFOXを使ってスクラップブックを作っているのですが  これまでのIEではコピー&ペーストをしたときにしっかりとリンク先が貼り付けられるのですがFIREFOXではそのリンク先が貼り付けられないのですがどのように対応すればよいかご存知でしょうか? もしよろしければ教えていただけると幸いです

  2. Tats_y Says:

    これは私もやりたいと思っていることではあるのですが、今のところ解決策が見つかっていません。OneNote側での対応が必要になるのかもしれませんね……。

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