アフィリエート付きブログサービス「ブログ人」
3月 22nd, 2004NTTコミュニケーションズは3月30日から、TypePadをベースにしたブログサービス「ブログ人」を開始するとのこと(from RBB TODAY)。
ブログ人では、Amazonのアフィリエートプログラム(Amazonではアソシエイト・プログラムという)を手軽に利用できるようになっている。
ブログ人の最大の特徴は、書籍やCDを紹介するときにAmazonのデータベースから画像と商品データを自動的に持ってこれることだ。また、「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」といった有料サービスならばAmazonのアフィリエイトプログラムも利用できる。自分の好きな本やCDを紹介することで、副収入を得るチャンスが増えるというわけだ。同社は、Amazon以外にもアフィリエイト先を増やすべく、現在、他のECサイトと交渉しているという。
ネット上での活動によって何らかの収益を得られるというモデルは、個人の創作活動を活発にするという面もあるし、企業と個人のニーズがうまくマッチした例かなと思う(binWord/blogでもAmazonのアソシエイト・プログラムに参加している)。ただ、今後、ユーザーがもっと手軽に、意識せずに利用できるアフィリエートプログラムが増えてきた時(Google AdSenseのように。binWord/blogではこちらも使っているけど)、どうなるか。ユーザーは自分の発言や創作活動が、ある意味、企業のひも付きであることを忘れてしまいそうな気もしてちょっと恐い。自分の参加しているアフィリエートの意味というものを時々考えてみる必要があるのではないか。