電子辞書道楽(その5)

7月 11th, 2003
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(前回からの続き)
thesaurus2003.pngキャッチコピーを考える場合など、類義語をぱっと見たいだけなら、『デジタル類語辞典2003シソーラス』(ジャングル)というソフトもなかなか便利。単語を入力すると、関連する単語が「同義語」「広義語」「狭義語」「関連語」「反義語」というカテゴリー別に表示される。なお、単語の意味を調べたいなら別途辞書ソフトを使う必要がある。私が愛用しているJammingとの連携も可能だ。
しかし、同社が発売している『デジタル類語辞典2003シソーラス+校閲/推敲支援システム』はかなり不満。機能に不満とかではなく、15,800円のバージョンはなんと1200文字までしか校閲できない! これは400字詰め原稿用紙たったの3枚ですよ? 推敲が必要な文章はふつうもっと長いものだと思うが……。9万8,000円の『Professional版』ならこういう制限はないのだが、それなら1200文字までの制限版はいっそ体験版として配布すべきではないか。私は『デジタル類語辞典2003』ユーザーだったので、『+校閲/推敲支援システム』へのアップグレードの案内が来た時、嬉々として申し込んだのだが、実際の製品が来てかなり凹んでしまった。いや、Webページにも案内のDMにも1200文字という制限は書かれているから、それをきちんと確認しなかった私が全面的に悪いのだけど。

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