銀河ヒッチハイク・ガイド(その2)
6月 26th, 2003(前回から)
私が持っている銀河ヒッチハイク・ガイド関連本は、日本語訳の小説3冊と、ペーパーバックの原書、ハードカバー、それに“The Illustrated Hitch Hiker’s Guide to the Galaxy”という大判の書籍だ。
ハードカバーは5作品が収められており、”The Trilogy in five parts”(5つのパートからなる3部作)というふざけたキャッチコピーが付いている。
“The Illustrated ?”は、第1作目をビジュアライズしたもの(イラストではなく、写真!)。アーサーやフォードはまあだいたいイメージ通り。ザフォド、トリリアン、それに鬱病のロボット、マーヴィンって向こうではこういうイメージなのか!とけっこう新鮮に感じるのではないかと思う。トリリアンはちときつめだが、なかなかきれい(ミニスカ)、ザフォドはヒスパニック系の陽気な兄ちゃんという感じ(もちろん頭は2つ)。マーヴィンはかなり未来っぽいデザインでポンコツぽくはない。2作目以降の”The Illustrated ?”は出ていないようだ。
銀河ヒッチハイク・ガイドについて調べていたら、audible.comで5作目まで出ていることがわかった。audible.comは、音声コンテンツを販売しているWebサイト(今のところ英語版コンテンツのみ)。米国では車での移動時間が長いからか、かなり人気があるらしい。残念ながら私のリスニング能力では厳しいと思うが、iPodでも買ったらチャレンジしてみようか(audible.comとiPodで英語の練習というのは楽しそうな気が。いかん、物欲が盛り上がりそうだ……)。そういえば、米AppleのiTunesページにaudible.comの紹介コーナーがあるのだけど、ここで例として、銀河ヒッチハイク・ガイド4作目の”So Long, And Thanks For All The Fish”が取り上げられていた。やっぱりファンは多いのだなあ。(続く)