ITジャーナリスト林信行の『iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?』Kindle版発売

1月 10th, 2013
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『iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?』Kindle版を発売いたします。
本書は、2010年代に起きるであろう5つの大きな潮流をITジャーナリスト 林信行が予測したもので、2010年にアスペクトから刊行されました。
それから約3年。
はたして、林信行の予想はどのくらい的中したのか?
この数年に起こったテクノロジーの変化はどんな意味を持っているのか?
ぜひ本書でご確認ください。

○前書きより
21世紀最初の10 年間に起こった変化とはいったい何だろう?
私は、主にITの分野からその変化について考え続けていた。思索のとっかかりとなったのは、iPhoneとツイッター、そしてグーグルだ。これらの製品やサービスはただ便利なだけじゃなく、現在進行している巨大な変化を象徴している。そして、その変化は、主に5つのキーワードに集約できることに気づいた。5つのキーワードとは、「マイクロ化」「永遠のベータ」「原型」「自分」「身体性」だ。
この変化は、IT 業界だけで起こっているのではない。この世界に生き、経済活動に参加している人全員を好むと好まざるにかかわわらず巻き込んでいく大きなうねりだ。それは個人のライフスタイルから、企業の生き残り戦略まで、あらゆる営みの形を大きく変えていくだろう。
もうすぐ第2のディケード(2011~2020年)がはじまろうとしている。厳しい世界を生き抜くために、まずはどんな変化が現在起こっているのかについて一緒に考えていきたい。

○目次

はじめに — 世界を変えた「iT革命」
第1章:「マイクロ化」するコンテンツ
・iTunesが音楽の聴き方を変えた
・Webサイトを変えたマイクロ化
・究極のマイクロコンテンツ「ツイッター」
・マイクロコンテンツがビジネスを活性化する
・Column:インターネットが「考える」
・本当に効果がある広告の登場
・早過ぎたマイクロ化「オープンドック」
・加速するマッシュアップ
・仕事も「マイクロ化」する
第2章:「永遠のベータ」今こそWeb2.0に注目せよ
・単なるショートメッセージから「神の視座」へ
・Web2.0とは何だったのか?
・成功したベンチャーは「AARRR」と叫ぶ
・ツイッターが行っている改善のループ
・日本の製造業が抱える問題点
・アップルのものづくりに学ぶ
・Column:大量に余ったマックはどこへ行った?
・日本メーカー再生のカギはマニュアルとサポート
・すべてのビジネスはIT 化する
・グーグルは何をもたらすのか
第3章:「原型」をデザインせよ
・2001年にはじまった「ものづくり革命」
・モノ余りの時代に売れるモノは?
・iPodがものづくりを変えた
・原型を求める旅
・自分の得意分野は何か?
・危機的な状況にある日本のものづくり
・モチベーションをモメンタム(勢い)に変えるアップル、グーグル
・Column:人材の流動性が高いシリコンバレー
第4章:最強のメディアは「自分」である
・古都のとあるバーにて
・変化した「情報への飢餓感」
・「Me」メディアに注目が集まる
・新しいニュースほど注目される「時間軸」
・友だちの情報が気になる「親密軸」
・近くの人とつながる「空間軸」
・情報の3軸から生まれる新たなつながり
・Column 日本人のプライバシー観
第5章:デジタルは「身体性」と融合する
・南禅寺で朝がゆを食べる
・生真面目過ぎるITから、ゆるいITへ
・一期一会の経験を提供する
・デジタル万能時代に見直される「美徳」
第6章:201X 年代に起こる社会の変化
・第2の「ディケード」では何が起こるのか?
・ネットとテレビはすでに融合している
・OS化したグーグル上で花開く産業
・「生物」になれた会社だけが生き残る
・「フリー」の流れは止められない
・マイクロワークが働き方の基本になる
おわりに

○プレビュー
(※プレビューでは文字組が一部おかしいところがありますが、実際の商品では問題なく表示されます)


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