日本は、豊かな「都市鉱山」を擁する資源大国だ
12月 29th, 2008高度な電子機器には金などの貴金属やレアメタルが欠かせず、日本はこうした金属資源の多くを海外に頼っている。「日本には資源がない」ことを私たちは当然のことだと受け止めてきた。
ところが、使用済みの電子機器からこれらの金属を取り出せたらどうなるか? 日本は、巨大な「都市鉱山」を持つ資源大国となりえるのだ。これまでも可能性としては語られてきた都市鉱山。たんなる可能性から実用化への道を開く手法を物質・材料研究機構 材料ラボ ラボ長の原田幸明博士が発表したことで、状況は大きく変化しつつある。
発想の転換で生まれたこの手法は実にシンプルだが、資源リサイクルの形を根本的に変えるかもしれない。
詳しくは、以下の記事で。
1月 19th, 2009 at 10:41
都市鉱山に非常に興味があります。
私はもう還暦で退職した60歳の男です。これからは収入がなくとも社会のために何かしたいと思っていました。早稲田の商学部中退・佛大を出て教師となり昨年定年となりました。
そこでこの都市鉱山の事を知り大変有意義だと感じ、何らかの形でこの仕事に携わりたいと思うようになりました。
専門的なことは解りませんが、収入がなくとも何かお役にたてないでしょうか?
ちなみに私の兄は立命の客員教授で「循環資源材料学」という本を山海堂から出しており、建設副産物や廃棄物のリサイクルについて書いており、有岡正樹という名前です。
是非よろしくお願いします。
1月 19th, 2009 at 11:29
都市鉱山はこれからかなり注目を集めるようになりそうですね。
個人としてどういう関わり方ができるのかは私も知りたいところですが、まずはシンポジウムなどに参加してみてはいかがでしょう。
例えば、科学技術振興機構は、循環型社会領域シンポジウムを開催していました(下記URLは昨年開催されたものです)。
http://www.ech.co.jp/jstsus/
また、「都市鉱山開発研究会」も開催されているようです。
http://emf.sntt.or.jp/emf/wg_ws_sy/ws/ws081201.html
こうした団体に今後の開催予定などを尋ねてみてはいかがでしょう。