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計画性の乏しい私は、出かける段になってからあわてて企画書やら資料やらを印刷することが少なくない。愛用しているブラザーの複合機MFC-5840CNは、コストパフォーマンスも高く、気に入っていたのだが、いかんせん印刷速度があまり速くない。図の多い文書を印刷しようとするともう焦る焦る。
ちょうどMFC-5840CNの紙送りも調子が悪くなってきたところだったので、修理せずに買い替えることにした。ブラザーのサポートは、対応が丁寧かつ迅速で気に入っていたのだけど（私がもうちょい計画的になればプリンタは遅いままでいいんじゃないかという心の声が聞こえたような気もしたが、たぶん空耳ということで）。
買い替えたのは、HP Officejet Pro L7590（Amazon）という、やはりFAX付きの複合機だ。

L7590にしたのは、
・FAX機能
・Mac対応
・印刷速度が速い（と謳っている）
・両面印刷（ページ数の多いPDFのマニュアルを印刷する時に、両面印刷したくなった）
という理由。

届いたL7590を見ての印象は「でか！」。MFC-5840CNよりも一回り大きい。ただし、余計な出っ張りがないため、意外に場所を取らずにすむ。外観デザイン・内部構造とも相当よく練られていると感心。
MacBook（Mac OS X v10.5.3 Leopardで使用）とネットワーク接続して、早速使ってみたところ、印刷速度、品質とも満足行くものだった。
図とテキストが混在したPDF文書（2ページもの）を「標準」モードで印刷したところ（ヘッドが動き出してから排紙が完了するまで）、
・MFC-5840CN：3分2秒
・L7590：26秒
という結果になった。また、透明効果を多用した図1点（OmniGraffleで作成）は、
・MFC-5840CN：1分42秒
・L7590：11秒
であった。どの文書でもだいたい5倍以上はスピードアップしている。印刷品質もくっきりしているし、プリンタは数年で激しく進化するものだなあ（※あくまでブラザーの旧機種MFC-5840CNとの比較であって、最新機MFC-5860CNとの比較ではないので注意してほしい）。
印刷する際の揺れや音はあまり小さいとはいえないが、待機時は無音（インクジェットだから当然だけど）だし、それほど気にはならない。

しかし、1つの文書の印刷が完了し、プリントヘッドが初期位置に戻ったタイミングで別の文書を印刷しようとすると、かなりの確率で通信エラーが起こってしまう。ネットワーク接続からUSB接続に切り換えたところ、こうした症状は出なくなった。ネットワーク用ドライバの処理に問題があるのかも？
ともあれ、カラーコピーの速度も速いし、今のところよい買い物をしたと思っている。

This entry was posted on 火曜日, 6月 10th, 2008 at 13:09 and is filed under hardware, Mac. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.