PCJapan用語辞典2005デジタル版

8月 22nd, 2005
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PC雑誌『PCJapan』の毎年恒例付録がPCJapan用語辞典。2005年版は432ページの大ボリュームなのである。
これをパソコン上で使えるようにしたのが「PCJapan用語辞典2005デジタル版」で、このソフトを含む「PCJapan Special CD-ROM2005」がPCJapanの年間定期購読者にはもれなくプレゼントされる(市販もあり(価格は税込み2,000円))。
私は紙版の編集と、デジタル版の制作作業を担当している。自分で作っておいていうのも何だが、このPCJapan用語辞典2005デジタル版はなかなか重宝する。ローカルのパソコン上で使うものだから動作も軽快だし、Windows標準のHTML Help形式なので余計なソフトもインストールされない。さらに、説明文内の用語にはリンクが貼ってあるため、用語間を1クリックでジャンプできてこれがとても快適なのだ。
PCJapan Special CD-ROM2005には、PCJapan全目次データもHTML Help形式で収録されている。PC関連のマニアックな情報に興味がある人はぜひ使っていただきたい。


デジタル版の制作では、Ruby用の自作スクリプトでリンクの作成やチェックをしている。さすがに完全自動とはいかないが、これで大幅に作業が効率化できた。
また、2005年版の紙バージョンからは、DTPプロダクションに頼んでInDesignを組版に使うようにしてもらった。InDesignはXMLの取り扱いが手軽なので、紙版→デジタル版の制作ワークフローを効率化できるのではないかと思ったのだ。まあ、今回に関しては完璧とはいかなかったけど、かなり「イケル!」という感触はつかめた。ワンソース・マルチユースということで、いろいろなジャンルで応用が利きそうだ。

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